嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 残暑のなかちょいとドライブに出かけてみる-2

2013-09-01 15:22:41 | 加齢なる遠足(爆)
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さあて、戻りのお楽しみはコレ(爆)!!今回は往路にとんでもないメに遭っておりますからして、戻りは慎重に、とビクビクしながらの運転でございましたが、なにこんなのに乗ったら誰でも横柄になりますって(うそうそ)。

それにしてもキモチ良い。以前運転させていただいたキヲクでは、法定速度近辺では物足りない、というか快適ゾーンがもっと上のほうにあるのかなという印象だったのが、今回は全然違う。
発進直後から全域でキモチ良くなっている、といいたいところですが、とんでもない!

そもそもこのクルマのエンジンを全域で味わう、だなんてニッポンの路上ではまずムリ!

タコメーターで3000rpmを超える頃から押し寄せてくるトルクの嵐には普通の神経ではまず耐えられない!

そこまではドロドロ~といっていたエンジン音が、ドバドバ~(爆)に変わるのでそれと知れるのですが、そのまま調子こいてるとあっという間に速度が大台に乗ってしまいます。
また、ここまでのトルクの嵐を後ろ2輪で路面に叩き付けなければならない関係で、アライメントその他を最適化されていない個体に関してはESPその他の安全デバイスの介入があって、そもそもまともに加速すらできない状態に陥ります。
折からのゲリラ豪雨のなかでしたが、クルマの本当の姿を味わうのにはじつは非常に良い条件が揃っておりますた。
ドライ路面でしたらとんでもない速度でないと味わえない姿を通常+の速度域で味わえるのです。

ちなみにワイパー最速の大雨のなか、アウディのS8だか6の速いやつだか、判別ができなかったのですが、自信ありげな、でっかいアウディが追いすがってこられたのですが、よくぞおいでくださった(歓迎もうど全開)!
執拗に車間を詰めてくださるので、まあ張り合っても良いのですが、大人げない。ジマンの4WDに、重量級の車体で、安定感には自信があるのでしょう。

一応お譲りしておいて、トランクにRSの文字がないのを確認したところで(爆)フルスロットル(しっかり張り合ってるし)。ほんの数秒の並走ののち、いよいよ5.5リットルが雄叫びをあげます!シャバダバダバー、とな(爆)。
このかんパネルにESPマークがこの日最長の5秒ほど点灯しておりました。

この場合のポイントはタイアのコンディションのただ一点。パワーやトルク云々いってみても、路面にそいつをきっちり伝えられるかどうかが勝負の分かれ目でございます。

アウディが止まっているみたいに見えたのはただの錯覚でしょうか?数秒ののちにミラーの点にして差し上げましたのちに、お待ちしていたのですが、2度と近寄っては来られませんですた(いつまでやっているんだ)。

さすがに70kgmもトルクがあると、時として理論通りにはゆかないものです(爆)。クルマってのは総合バランス。そのバランスを圧倒的に磨いてある、このE55がホンキ出したら、まあこんなものでしょう(って借り物でしょうが~)。

ちなみにこの5.5リットル+スーパーチャージドエンジンは、ドロドロ~のあとにはドビャ~ン、さらにウガ~ン(爆)という得もいわれぬ雄叫びをあげて綺麗に吹け上がります。各神経がもてばの話ですがね(完全意味明瞭)。


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画像は、AMG名物のダイナミックスポーツシートのコントローラー。こいつを使うと横Gに応じてシートのサイドサポートが瞬時に座面、背面ともに変形を行い(驚愕)、理想的な形状を作り出して(!)横Gで上半身をもってゆかれるのが皆無となる結果、クルマとの一体感が生まれる仕組み。
かつてポルシェが、自分とこのシートを、世界一の座り心地である、と豪語しておりましたが、そんなの古い、と思わざるを得ないハイテクの極みでございました!ううむ、カネのチカラか~(違)。




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加齢なる遠足 残暑のなかちょいとドライブに出かけてみる

2013-09-01 14:40:00 | 加齢なる遠足(爆)
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秋雨前線+台風+南からの湿風というもはや恒例となったかのようなイヤーな空気のなか、Aさんのお使いで、ゴルフ5を300kmほど、トクイチオートまで陸送して参りますた。

走行4万km時にサスペンションOHを済ませてある、この個体は2リットルのFSIエンジンのGT。
少数出回った、フルレザーパッケージの羨ましいスペック。
SACHSのスポーツダンパーを装備したこいつはなんだか粘っこい乗り味で、切れる!アイシンの6速ATは希代の傑作で、特にデンキとアブラが吟味されているこの個体だと、なんだか降りたくなくなるほど。特に1速と2速の回転感覚がキモチ良くてたまげます。シリーズはこのあとDSGに移行してしまいましたが、ご多分に漏れずリコール騒ぎなどなどが出て、意味がないと陰口を叩かれたものです。
トルコンのミッションでここまでのキモチ良さを演出されてしまうと、実績の少ない新型などではなく、熟成されたメカニズムの有り難みを感じるひととき(爆)。
さいわい、私もDSGの最初期モデルに7年も乗ったのですが、トラブルはいっさいなし。新車整備の必要性を感じるわけでございます。

8月も最後の週末だ、というわけで蓼科界隈は結構なにぎわいでしたが、昼下がりの道路はクルマもまばらで、女神湖から白樺湖のあいだのワインディングが貸し切り状態だ(狂喜乱舞)!キュリともいわないタイアに驚きながらも、非常に扱いやすいのにたまげているとあっという間に前車に近づいてしまいます。

んが、今日はハプニングに見舞われてしまいますた(涙)。画像でわかるように、恵那山トンネルを抜けたあたりで、気がつけばパネルにバッテリーマーク点灯!
エアコンが死んだ、と思ったらしばらくして、ファンそのものも不動となりますた(恐怖)。

すわ、バッテリー突然死がやってくるのか?と最悪のシナリオが頭をよぎりましたが、クルマそのものは平穏。加減速を行っても、別段異常なし?という印象でしたので、そのまま目的地を目指したのですが、トクイチオートまであと5分、というところで警告灯がジャーンと点いて、スローダウン。

クルマは3速固定のセーフモードにはいってしまい、デンキ制御のパーツはすべてお亡くなりになっておりました。
ボンネットを開けてみますと、オルタネーターにかかっているはずのベルトがちぎれてフロアにころがっているでわありませんか(涙)。

トクイチオートからのレスキューで、バッテリー換装でエンジン始動。入庫ののち、調べてみますとエアコンのコンプレッサーがスティック、一瞬でベルトが切れて、充電系がストップしてしまったのだそうな(爆)。で、そのままバッテリーの電力のみで電装系をもたせながら、後半約80km程度を走ってしまった、というね。
なんらかの音や振動が出たはずなのですが、おそらくトンネル内だという条件が邪魔をしたか、という推測。

まったくもう!原因を知っていたら止まって救援を待つところですが、しりゃあしない(爆)。チャージランプが点いた時点で電装系の使用を控えたのが効いたか?

幸い、オーバーヒートにも至らず、ことなきを得たのですが、恵那山→トクイチオートまでの区間、最高気温35℃のなか、送風すらなし、というのは堪えましたともさ(爆)。中華、ひと夏のオモヒデ(爆)?