九州方面へのフェリー、「さんふらわあ」は大阪南港にあるATCフェリーのりば、から出港いたします・・・この界隈の埋立地は、不良債権化云々でカナーリ問題になったエリアだったか、というおぼろげなキヲクがあるのですが、たしかに建物ピカピカなわりに空き店舗多数・・・スカスカな「高層シャッター街」のイメージはぬぐえない。
が、そんなエリアで夕食の買い物やら、翌日の朝食を調達しつつ探訪していたのですが、すれちがうティーンエイジャーのみなさまの服装がヘンですよ~(爆)!アバラ骨が浮き出た貧相な上半身ハダカの青年や、なにやら意味のわからないロリータファッションに身を包んだ15cmヒールの婦女子がいたかと思えば、真っ当な制服姿か、と思わせておいて、オレンジやイエローのズラをかぶって青い目のティーンが徘徊しているぜ!プロムナードというのでしょうか、海浜の非常にお洒落なエリアで、目の前には「ハイアットリージェンシーオオサカ」までそびえているこの立地なわけですが、そんなエリアにこれですかい?
うへえ、もしかしてこれって「コスロリ」ってやつですか~???と気がついたのですが、観察していると皆さん、三々五々集まってきてはツレのデジカメ撮影だけを済ませて、おとなしくしておられる。ぶらぶら歩いているのは良いのですが、一定時間を過ぎるとちゃんと着替えを済ませて電車で帰宅しておられる模様・・・どうやらこの南港エリヤがコスチューム天国と化しているらしいのですが、自分の知り合い以外のコスチューム軍団にはビミョーに視線をそらせてコミュニケーションを避けておられる模様・・・「加齢なる遠足」視察団(ひとりですがね)といたしましては、背景にある家庭内不和や学校内のさまざまな問題、あるいは「ひきこもり」の反映であるなあ、となにやら病的なものを感じざるを得ませんでした。
ご本人たちはアニメキャラになりきって、違う自分を演じるとか何とか「ぬかし」そうですが、この珍妙な現実にも今の日本がなにか反映されているのでしょうか?個人的には、例外なく複数で群れているあたりに非常に頼りないものを感じました。私なんて、サーティーズコス(爆)、いつでもどこでもひとりでやってますがなにか(問題違)。
理解できないからといって、否定してしまったのではなにも始まりませんが、このようなみなさまは貴重な週末の時間にこんなところでプラプラしてないで、いっそ地方の町おこしの祭にでも参加なさり、ご当地キャラの着ぐるみでも着て生計を立ててゆく、という道を模索なさってはいかがでしょうか、「他人様のためになにかやれや」と小一時間問い詰めたのち、進言したいなり(爆)。