嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

トクイチオートを考える ダンピング

2008-04-22 19:20:36 | オンロードでの出来事

000421_001 うひひ、その後のポロリポート。もうね、嬉しさのあまり、毎日用もないのについ乗り出してしまいますがな。いまのところの第一印象は「とにかくスムーズ」。これですな。ホイールとハブの面精度がさいきん気になるテーマとなっている私にとりましては(爆)、マサーニすべるよう。じつはトクイチのクルマではこれが名物でして、これさえ失われていたのだなあ、と復活なって知る、と・・・ひたすら新鮮っす。これでタイアがまっさらの新品だったらさらにすごかったでしょうが、まあ今回はほぼ新品、ということでご勘弁願いましょう(爆)。

こんかいのお手入れの主眼はダンピングの復活。段差を乗り越えたときなどに決定的に違う乗り味が出てきて感動するわけですが(爆)、自分のクルマのヤレってのはわからんもんですねえ。整備前までは段差、となれば無意識に身構えて、スピードも控えめにしていたのに改めて気がつきます。65000kといやあもう売り払うか、というくらいな距離、とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、ヨーロッパのクルマなどでこれをやったのではもったいないことおびただしい。特にポロのようなゴル5のテストベッドにレーザー溶接などを多用した強靭なボディをもつお買い得クルマではなおさらっす。彼の地では1年でこの程度は走ってしまう個体もザラでしょうし、だいいちそんな短かいサイクルで手放すようには作られていない。なんといってもドイツの道具、すなわち理詰めのツールなわけですから、そこを理解したうえで「研ぐ」。これです!

それにしてもよい仕上がりです。なんというか程よい。とんがるところがない。調律されている。計算上13マソまではこのまま楽しめる、とそうなるわけですが、さてどうなりますやら。ひたすら楽しみ~。ううむ、こいうクルマの使い方はゼータクとは言わんでしょうねえ・・・

あるイメージがフツーの大量生産車を通してここまで実現されている・・・ううむ、ゲージツの域に達しているのではないだろうかと真剣に考える昨今(まぢ)。