嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

アランフラッサーのギリー

2005-04-20 19:27:47 | コスメ・ファッション
DSC0731クイックブライトで全体を洗って過去の靴墨をすべて落としてみた。ステインリムーバを使うのよりもさらにしっとりと仕上がって、この性能はまことに謎である>QBさま

画像のこれはアランフラッサーのギリーと呼ばれるモデル。甲部分のつま革がないので、独特の雰囲気を持っている。公式の場で、ネイビーのスーツに茶色の靴を合わせて当時物議をかもしたウインザー公がジョンロブに発注してのち大流行。ののち定番となった伝説のスタイルである。ウインザー公さまはオサレに関してはまことにアバンギャルド。当時ははずしの美学といってもよいくらいことごとく文法はずしをやってのけてイパーン民衆をびっくりさせるのだが、王室のお方がやることである。すぐさま大流行となり、市民権を瞬く間に得る。いまのセレブやVIPにここまでのオサレはいない。アナンさまもいいセンかとも思ったがハズしがないのでつまらない。チャールズさまのオフィシャルの着こなしはやはりすごい、と思わせる。

このギリーも20年選手・・・トゥの部分にのみベルルッティのポリッシュを塗りたくってエナメルっぽく仕上げて見ますた(爆)