雰囲気のない展覧会

診察が終わったあと、世田谷美術館にいってきました。
紀伊半島の世界遺産記念展覧会ということで大いに期待したけどがっかり。
展示室が明るすぎる。白い壁で仏像眺めても雰囲気にかけることおびただしい。
更に会場が狭いため、前期後期の二期になっていて、展示されていない品物が多い。
でもってカタログだけは分厚い。もう一回行けという事か。

あっと

田原桂一のところでトラックバックいただいたようです。
もう出かけなきゃいけないので、あとでゆっくり見ますね。

カウンセリング

今日は二週にいっぺんのカウンセリングいってきます。
巷では「カウンセリングのすすめ」なんてあふれてるけど基本的に保険が効かないんだよね。
カウンセラーとの相性の問題もあり、実はなかなか難しい。
僕がいってる成城墨岡クリニックは保険が効くのでほんとありがたい、カウンセラーの数もおそらく日本一。
心の病のことはおいおい書きます。

含蓄ある言葉

今日、パルテノン多摩でやっていた江田豊の展覧会図録から

「－禅というのは現実だよ。いかに考えても分からないのが禅だ。何をなすべきか、何を考えるべきかを考える
というのが禅だよー」

うーむ、僕もいかに考えても分からないなあ。
まあこんな言葉に出会えたということで。

訳語の問題

岡田紀子「ニーチェ私論」を読んでいる。
そのなかでＷｉｌｌｅ　ｚｕｒ　Ｍａｃｈｔはドイツ語の見地から「権力意志」と訳すべきとある。
あれ、僕は大学教授から「力への意志」と訳すのが学会で常識と学んだぞ。
でニーチェに続けて「力への意志」「権力への意志」で検索。
結果前者のほうが圧倒的多数でヒットする。
やはり「力への意志」が正しいか。けどドイツ語の見地となるとまた難しい。