「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

セミの羽化、ホタル、甲虫類観察。

2014-08-04 23:06:36 | Weblog

日曜日夜7時頃、太陽が地平線に沈んでからかなり経ち、辺りがかなり薄暗くなってから森に入りました。

そして、セミの羽化やホタル観察を行ないました。

 

森の大きさは去年と比べ半分になってしまいましたが、今年もたくさんのセミの羽化を観察することが出来ました。

ヨチヨチ木を登っている姿はどれも必死の様相でした。

 

羽化途中のものは、こんなのや、↓

 こんなのがいくつか見られました。↓

 

また、ホタルも去年や一昨年以上にたくさんの数が確認できました。

飛んでいるホタルの姿は残念ながら撮影できませんでしたが、

沼地から森の中に迷い込んだ一匹を捕まえて写真を撮りました。↓

 

めちゃくちゃに小さいです。

光の具合からするとメスではないかと思われる固体でした。

こんな風に淡く光って子ども達や“おかさん”を愉しませてくれました。↑

 

またコナラの木はというと、割と大きなカブトムシのメスが一匹と、コクワガタなどが何匹か観察できました。

この他に↓ オスの個体も確認されました。

 みんなすっかり満足して観察会を終えました。

 

<追記>

森の中に入ると真っ先に、いつものコナラ付近をうろちょろする2つの懐中電灯の明かりに気付きました。

変な輩にコナラの木が荒らされているといけないと思い、近づいて確認してみると、お母さんとその小学生の息子さんの2人連れでした。

 

「何かいましたか?」と聞くと何もいなかったとのことでした。

 

「3日前くらいから急にカブトムシがいなくなってしまったんです。変な業者が漁っていなければ良いんですけど。」と“おかさん”がいうと

少しびっくりした表情が読み取れました。

 ・・・

 

“おかさん”の勝手な推測ですが、「この親子がここのところ毎日コナラを訪ねてはカブトムシを集めていたのではないか?」と思いました。

 

しかし、あんなにたくさん居たカブトムシが急にいなくなってしまった原因が、カブトムシ大好き小学生の仕業だとすれば、それはそれで仕方がないかと思いました。

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オニヤンマ、ショウリョウバッタ、カエル、そして孫娘。

2014-08-03 10:42:46 | Weblog

コナラの木には3日前からカブトムシの姿がありません。

ちょっと心配ですが、今日夜、「ホタル観察」の際に彼らの姿を確認してみようと思います。

そのコナラの木にはたくさんのカナブンに混ざって「ルリタテハ」がいました。

撮った写真の目の模様が面白いのでここに乗せました。

 

小川では「オニヤンマ」がお出迎え。

オニヤンマが何かに留まっているところをあまり見たことがなかったので、その大きさと目玉の青さに感動しました。

ちょっと手振れしているのが玉に瑕です。

もう一歩近づこうとしたら、恋人が現れ一緒に空高く飛んでいってしまいました。

 

そしてバッタとカエル。

 

小学校の頃の夏休みの一場面を思い出させるのどかさでした。

 

最後は7月29日生まれの孫娘です。

かわいい女の子です。しばらく一緒に暮らします。

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8月になりました。(玉虫、ヒグラシの羽化、シジュウカラの幼鳥の朝食。)

2014-08-02 22:55:59 | Weblog

 8月1日。

森の中のやや暗い道を歩いていると足下に玉虫のものと思われる死骸がありました。

死しても、その美しいからだの光沢は残されたままでした。↓

 

続いて、コナラの木を見回ると、何故かこの日はカブトムシが一匹もいませんでした。

昨日までの1週間くらいは毎日3~5匹くらいは居たのに。

 

商売目的の人に捕られたのでなければいいのだけれども・・・・。

(キンランが根こそぎ採られて売られていたのを見たからか、そんなことを考えてしまいました。) 

 

その後小さくなってしまった森を約1周するかというところで、散歩をしている叔父さんに出会いました。

何やら木を見つめて立ち止まっているので聞いてみたら、

このとおり、セミが抜け殻を脱ぎ捨てたばかりなのを見ていたそうです。↓

 ヒグラシでしょうか?

 

夏休み中の散歩は時間をかけられないので、森を抜けそのまま家路を急いでいると、近くの栗畑でシジュウカラの幼鳥が餌を捕っていました。↓

 親鳥ならばすぐに捉えられたであろう虫が何故かなかなか捕まらず、その様子をじっくり“おかさん”に見せてくれました。

 

 

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