「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

とこトコッコつくり、本番。(そうは問屋が卸さず。)

2015-11-16 11:11:44 | 学舎

11月15日(日)。

準備万端、満を持して「とこトコッコ」つくりを開催しました。

 

6人の子を迎え、イベントはいざスタート。

開始1時間半、ほとんど全員が組み立てを終了。

順調に事が進みました。(しめしめ。)

 

 

ところが、みんなが組み立てた「とこトコッコ」を坂にした板の上に乗せてみると、・・・・。

ほとんどの「コッコ」が、こけるは、つんのめるは、動かないは・・・・。でした。

 

ただここまでは想定済みのことだったので驚きませんでした。

ここからが“おかさん”の腕の見せ所。

各自の「コッコ」ちゃんを見ては修理に回りました。

 

しかし、組み立て前に、コッコちゃんの内側までクレヨン塗りをしてしまった部品は、両面テープの粘着力が弱く、分解してしまうものが続出してしまいました。

 

色付けの際、内側にまで色塗りするとはちょっと想定外でした。

また、色を塗ると両面テープの粘着力が半減してしまうことも、想定していませんでした。

(ごめんなさい。“おかさん”の手順誤りでした。)

 

ということで、最終的に6体のうち4体は坂道を下の方まで歩いてくれましたが、そのうちの2体は、何回目かの試走の時に分解してしまうなどの事故にあってしまい、あまり動かないコッコちゃんになってしまったりしました。

 

そんな中、一人の子が作った「とこコッコ」は、みんなが苦戦する中、すまし顔で「トコトコ」軽やかな音を立てて歩いてくれました。

何度やっても坂道を下まで快走しました。(よかった。)

 

こんな調子だったので、今回も結果的にはみんなに満足のいくイベントとはなりませんでしたが、一人“おかさん”には「嬉しいこと」がありました。

それは、みんなが1時間くらいの間、文句を言わず悪戦苦闘の「試走」&「部分改良」を熱心に取り組んでくれたことです。

この「自分で何とかしようという!」姿勢が大事です。

これこそが“おかさん”の大嫌いな「頭でっかち人間」から脱却する方法だからです。

今回も、ものつくりの大変さを思い知らされましたが、これに懲りずさらにものつくりに励みたいと思います。

(みんなの力量も少しずつ向上してきています。)

 

<追記>

今回うまく歩かなかった「とこトコッコ」については、学び舎に持ってきてもらえると助かります。

修理をしたいと思います。

分解しバランスを調整すればきっと動くはずです。

 

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