年度替りの旅行に行って来ました。
砕氷船ガリンコ号に乗ること、旭山動物園に行くことを目的に、かなりの強行軍となりました。
まずはガリンコ号でのこと。
1~2日前北海道を襲った台風並みの低気圧のため、網走沖の流氷はすっかりどこかに消えうせてしまっていました。
そのためガリンコ号は流氷原ではなく濃い青色をした海の中の航海となりました。
普通の人にとっては退屈な航海も、ここでいろいろな鳥に出会うことが出来た“おかさん”にとっては最高に愉しい航海となりました。
その瞬間は乗船後すぐにやってきました。
船がまだ港を出きる前のことです。
なんと「エトピリカ」が双眼鏡に入ってきました。
まだ港の中だったので距離は20mくらいだったと思います。
あの特徴的な濃い橙色の太い嘴。“おかさん”の記憶ファイルからすると「エトピリカ」に違いありませんでした。
また、ホオジロガモや、シノリガモなどたくさんの水鳥たちが出迎えてくれました。
防波堤に止まっているオオワシなども見られました。
寒かったけれど大感激です。
しかし、「エトピリカ」ですが、その後立ち寄った濤沸湖の「水鳥・湿地センター」の係りの人(鳥に詳しい人)によると、
網走港付近でエトピリカを見たという情報は寄せられてなく、恐らく「ウトウ」という嘴の形が似た種類だろうということでした。
なので、そうだったかもしれません。
でも「ハイイロウミツバメ」や「ミソサザイ」など、“おかさん”は最近珍しい鳥に恵まれているので、とりあえず自分の目の方を信じておこうと思います。
台風並みの低気圧がここでも何かいたずらしたかもしれないからです。
続いて、旭山動物園でのこと。
どの動物も間近(手が届くところ)で見られる工夫がしてあり、あらかじめテレビなどで情報を得ていたにもかかわらず、驚かされ、感動させられました。
たとえばキリンはこんな感じでした。
ガラス一枚隔てたところに顔を寄せてきました。
こぼれていた餌の小枝をくわえています。(カメラの一番広角で撮影)
網走港や濤沸湖などで見たオオワシもいましたが、上野動物園とは大違いで生き生きとしており、迫力満点でした。
(若干ズームして撮りました。)
つぶれかけていた動物園を、一人の人間のアイデアと行動でここまで人気のある動物園にしたことを思うと、
そのこと自体にも感動せずにいられませんでした。
以上、ガリンコ号と旭山動物園でした。
今回の旅行では、このほかにいくつか子どものようにはしゃいできました。
網走の流氷館というところで、「ゴムタイヤに乗ったそりすべり」を愉しみました。
出だしのところがかなりの急傾斜になっており、ましてや係りの人が息を弾ませながら押すので、迫力満点でした。
写真の左後方のカーブを乗り越えそうな勢いが有りました。
そしてこちらは札幌の大通り公園にある雪山のぼり。
(雪祭りの雪像を壊した跡なのでしょうか?)
かなり高い所まで上ったようです。
札幌ではこの後、大通公園を西の端「札幌資料館」まで足を延ばしました。
この資料館の中の「おおば比呂司」記念室にあるたくさんの作品に、心を和ませていただきました。
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