市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

タゴ事件発覚から18周年・・・地方自治体史上最高額の横領事件に安中市民はどう対処したか(会報15号)

2013-07-14 23:57:00 | 安中市土地開発公社事件クロニクル
■平成7年9月26日に発行された会報15号では、同年9月18日(月)に前橋地裁で開かれたタゴ事件の第2回公判の様子や、同年9月19日から始まった9月定例市議会のことが報告されています。また、引続き旧安中市内の各地で活発に報告集会を開催した様子が記載されています。

 会報15号の内容は次のとおりです。


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■市政をただす安中市民の会  会報15号(上)
連絡事務所TEL/FAX:81-0364 平成7年9月26日発行

平成6年の水増し額10億円! 第2回公判で検察発表

9月18日(月)の3時から前橋地裁で第2回公判が聞かれた。当会からは15名が現地に赴いた。30席の傍聴席をめぐって、約2倍の倍率で傍聴券の抽選が行われ、当会関係者は11名が傍聴できた。市議会議員や市関係者らの姿も見受けられた。第2回公判では平成6年の2回の犯行について検察側の追起訴があった。多胡被告は追起訴事実を全面的に認めた。公判は40分足らずで終了した。当初、某市議会議員の名前が出てくるのではないかと言われていたが、冒頭陳述では被告の犯行の手口などが明らかにされたにとどまった。
■追起訴で明らかになったのは、平成6年3月下旬の6億円と同年9月下旬の4億円の水増し借り入れ。3月の6億円は478万3千円の金銭消費貸借契約書の金額欄に「六億」と書き加えたもの。9月の4億円も同様に、1147万4千円の契約書に「四億.」と書き込もうとしたが書き損じ、新しい用紙で再度偽造。書き損じた分と併せて秘書課に提出。公然と公印を押してもらっている。傍聴していた市民は呆れ果てて口もアングリ。
■次回公判は10月30日午後1時30分。

3ケ月かけた市対策委の再発防止対策の概要

9月19日に市事故対策委員会が市議会全員協議会に報告書を提出した。当会は早速9月20日付で小川市長あてに報告書を開示するよう要求書を提出。要求内容は(1)市民から開示要求があった場合、直ちに開示すること。(2)次号の広報あんなかに内容を掲載すること、の2点。
■これにたいして助役から22日付で回答があった。これまで市当局や市議会に対して当会は14通の要求書や質問書を出しているが、まともに回答が来たのは今回が初めて。
■当会への回答は、報告書全部ではなくA4用紙1枚に概要を示しただけのもの。公印管理、人事管理、文書管理の不徹底を認めた形になっている。
――――――――――
   対策事項/再発防止対策内容/実施時期
○公社側の再発防止対策
 1 公印管理の徹底/公社常務理事(収入役)の管理保管とする/6月から実施済
 2 出納部門の分離/市会計課職員を公社と併任し、金銭の支出と受入れを分離。/8年度から実施
 3 銀行からの借入・借入償還時の証明書類の徴取/借入時に貸付実行証明、返済時に償還済通知書を銀行から聴取。これをもって償還台帳の整理を行い、借入金の完済時に返還される金証(金銭貸借消費契約書)を確認する、/即時実施
 4 借入残高の証明/会計規則を改正し、預金残高証明と併せて、借入残高証明を銀行から取得し公社の決算資料と突き合わせる。/7年度から実施
 5 借入時添付書類/金証(金銭貸借消費契約書)を銀行に提出するつど、債務保証限度額に関する子算議決書の抄本を添付する。/即時実施
 6 銀行との対応/銀行に対して複数職員で対応する旨周知しておく必要ある。/既に実施済み
 7 公社に選任監査/市の監査委員と同一人は好ましくないと思われる。
――――――――――
○市側の再発防止対策
 1 職員研修の充実/市職員と公社職員が併任の為、公務員倫理研修を更に充実。/即時実施
 2 金証のチェック/金証の綿密なチェックを実施。借入期間延長、利率変更等の契約変更証書にも市の債務保証に関わる市長印が必要。/即時実施
 3 市長公印管理/変更契約証書に紛れ込ませていた偽造の金証に、秘書課が押印してしまったので、決算書類と金証を綿密にチェック。/既に実施済
 4 定期的人事異動/適材適所で同一職場で長期にわたらぬよう異動を実施する。/次期の異動から
 5 市の監査委員/地方自治法第199条第7項に基づく市の定期監査を実施。/公社役員改選後
 6 公社管理の充実/公拡法19条に基く市の監督権を充実するため、総務部企画課が公社の連絡調整事務を行うよう事務分掌規則を改正。/8年度から実施
 7 各課専用印管理/専用印は鍵のかかる所に保管。謀長の机上で押印すること。税務課・市民課は市民サービスと事務能率維持の為、市民課の諸証明は窓口係長席で、公印台帳記載は一括とする。/既に実施済
―――――市政をただすスローガン秀作集(7)―――――
お代は自由に書いとくれ そば屋もビックリ借用書 あとは市民にツケ放題
―――――開かれた 見える政治を 市民の手で―――――一

★48億円事件とそれを許した市当局や市議会に関するあらゆる情報はTEL/FAX:81-0364へ!★

群銀と全面対決!?迫り来る9月30日の支払期限

9月19日に開会した9月市議会に、安中市はさっそく本年度分の土地開発公社に対する保証限度額を当初の5億8072万円から2億1571万円に減額する一般会計補正予算案を提案。48億円事件の波紋が次第に姿を現してきた。新聞によると、野殿の特老ホーム用地取得(1億5千万円)、秋間川下流土地開発事業(425万円)、新幹線新安中駅周辺用地取得(2億8191万円)は全てゼロ。借金をして止めるに止められないプロパー事業の板鼻住宅団地造成は継続する方針のようだ。しかしペンペン草の生えている板鼻の予定地を、無理して造成し分譲しても、事件であまりにも土地公社が有名になっただけに販売時のイメージに不安がある。
■一方、市財政諜は「ゼロに減額を余儀なくされた特老や新幹線関連の用地買収は自前の土地開発基金を流用するので事件の影響は少ない」と相変わらずノンキなことを言っている。市の土地開発基金が現在いくらあるのか市民には公表されていないが、基金を積むにも一般会計の中で支出されるわけで、他の公共事業への影響は果たしてどうなのか?
■新聞報道では、市議の一人が「この事件で対立している群銀の世話には当分なりたくないという意思を示したもの」とコメントしたそうだが、群銀が安中市の指定金融機関であることを承知の上での発言なのだろうか? 安中市にとって群銀との相互関係は今回の48億円だけではなく、地方債の縁故資金借り入れ先としても切っても切れない関係。群銀の世話にはなりたくないと、一方的に破談を宣告すればどういう結果になるのか。市当局や市議会はちゃんと分かっているのだろうか。
■22日群銀は公社を訪れ約48億円分の融資の利払い日の到来についての案内を提出。公社側は理事長の小川市長に対応を一任したという。

特別レポート 安中公演なぜ中止?ウィーン合唱団公演始末

8月11日に予定されていたウィーン合唱団の安中公演。6月下旬に合唱団総責任者シュバルツバウアー氏の急逝により合唱団が解散。既に準備を進めていたが公演は中止になったと、市は「おしらせ版あんなか」で発表していた。これについて市民が「中止になったのは37億円事件の影響」として文化センター窓口が返答したことに疑問を感じ上毛紙上に投稿が載った。
■これに対する安中市教育委員会の8月11日上毛紙上に掲載された釈明コメントでは「お招きした合唱団が、責任者の急逝により解散になってしまったため残念ながら中止した」という。ところが実際には、県内の他会場では公演が行われていた。
■ウィーンモーツァルト少年合唱団の県内公演は、ユネスコ・県教委・各市教委後援で8会場を予定。国際交流で青少年人材育成に寄与したいと、公演科一部県負担で一律千円のチケットを販売した。
■責任者急逝による解散を受け、合唱団内部では検討を重ね、なんとか予定された公演だけでも実現したいという関係者の熱意により、経営問題回避のため名称をウィーンアマデウス合唱団と変更(ちなみにアマデウスは作曲家モーツァルトのミドルネーム)。県内公演のメドが立ち、県から各会場にこの旨を文書で伝え、開催の是非については各会場の判断を尊重することにした。
■名称を変更したものの、指権者もメンバーも全く同じで、公演者の実態が異なるわけでないが、主催者は知名度に対するトラブルを懸念し挙行の可否を各会場に委ねたもの。
■8ヵ所の会場のうち赤堀町・甘楽町・箕郷町・富岡市はファンの期待に応えたいと公演を挙行。県では理解してくれたファンの気持ちに銃砲を示したいとして、公演料金の引下げ措置もとった。■一方、藤岡市・利根沼田・安中市は中止した。県文化振興課に対する安中市教委長名の7月1日付回答文書によると、合唱団名称変更による不信感で混乱が予想されることを理由に開催中止を伝えた。
■県では、当祖砲欲的な取り組みを見せていた安中市がキャンセルに傾いたのは不思議と首を傾げている。
■こうした経緯があったことは。市のおしらせ版では読み取れず、ただ合唱団側の一方的な中止として扱われているが、その実態は市教委側の主体的なキャンセルだったようだ。
■この公演中止が37億円事件の影響かどうか断定しかねるにしても、市側の広報の類は多岨事件で信頼できないことは既に市民の広く知るところ。のみならず当時その担当にあっただろう多胡邦夫の逮捕直後だったことも気になる。

市政報告会相次ぎ開催! 選挙迫り現職議員の動き急

■選挙が近づいている。48億事件に頬かむりしてきた現職議員らもさすがにノンキにしていられなくなったらしい。あちこちで後後会の会報がばらまかれはじめ、地元区長に出馬挨拶を姶めなり、地区推薦依頼をとりつけたり、慌ただしくなってきた。しかし、48億円事件についてキチンと市民に報告説明と取組み姿勢を示す現職議員が現れないのは不思議な現象だ。
■そうしたなか、百条委の状況も含めた報告があるというので9月第3週に岩野谷地区選出の高橋由信・茂木英子両議員による地元報告会に参加した。新しい情報や成果が得られるかも知れないと期待されたが、事件の経過報告と市議会の弁明に終始。発表時間と質疑応答時間は合わせて1時間半。両議員の報告内容で関心がもたれたのは次の点。
●市長の対応には弁護士の言いなりの部分を感ずる。市長は群銀との裁判に勝てると思いこんでいる風情、
●議会として百条委設置に大きな迷いがあったのは、真相を追求すればするほど裁判で市側=市民に不利になるという先入観があったため。今は市が100%敗訴すると思う。
●川西市視察は民友・公明・清風が発案し、どうせ行くからみんな参加しないかという話しが特別委で出て、各会派に誘いがかかったもの。
●初公判で明らかになった11億円余は被害37億円の中に合まれていると議会の中では聞かされている。

■市政をただす安中市民の会  会報15号(下)
連絡事務所TEL/FAX:81-0364 平成7年9月26日発行

磯部地区市民集会続報!【磯部公民館・14区公会堂・9区公会堂】

■9月13日(水)磯部公民館で市民報告集会を開催し、市民約40名が参加。市政への痛烈な意見が出た。
●知人の話しだがこの夏被告の家族が軽井沢プリンスホテルに泊まって優雅に過ごしているのを見かけたという。被告の資産がどうなるのか分からぬが本人の資産凍結はしていないのだろうか。被告が逮捕されていても、その家族はリッチな生活ができるとすれば問題だ!
●48億円の金利は?[年4%として初年度で約2億円。年収5百万のサラリーマンの40年(一生)分]
●犯人は家や車3台など持っていて役所勤め。上司や同僚がどうして疑問に思わなかったのか?市役所の七不思議といわれていたというのに!
●市役所に行くと職員が何のために座っているのかと言いたくなる。役所の人数を減らしてもらいたい!
●市は来年度の職員募集を中止した。ということは、募集を中止しても大丈夫ということになる!この他にもムダな事はいろいろあるはず!
●実際に数年前に私自身が経験したことだが、土地の一部を市道に提供した。ところが所有権が市に移転し2年以上経ち、道路が完成しても売却代金43万余円が市から払われてこない。変だなと思い市に問い合わせると「もう決済は済んでいる」という。「代金が入っていないのになぜだ」と尋ねると「所有権移転時にとっくにカネは払った」「どこに払ったのか」「銀行に振り込んだ」「じゃどこの銀行に払ったのか」と聞いて口座を調べてみたら入金されていない。道路ができれば予算があるはず。市は「払ってなければ大至急払う」と振込んでもらった。それでも納得が行かず「過程を説明してくれ」と問うと、市いわく「所有権移転に係る書類を送ったが戻ってこない」。私の書類だけがどっかに行ってしまったのだという。私はこの事実関係の書類一式を保存している。その後、市は「すく賃類を調べたがやっぱり書類がない.」と言ってきた。この事を見ても市の怠慢ぶりや監査のズサンさがよくわかる。
●ただす会の皆さんが昼夜を問わず努力している姿に感銘を受けた。行政をもっとスリムにして市長公用車もなくし、市長自ら報酬を大幅カットする必要がある。そうした行政の自己努力無しに福祉など削りやすいところから削られたのではたまらない。[福祉面では安中市が県下で最低レベル!]
●市民の税金が無駄につかわれている実態がよく判った。私は税金の自動振込をやめようと思う。
――――――――――
■9月15日(金)第14区公会堂で市民報告集会を開催。市民15名が参加。次の意見が出された。
●安中市には土地開発公社の他にも似たような外郭団体があるのか?我々の職場では50円でも合わないと大騒ぎだ。行政の監査機能はどうなっているのか?今回のような大不祥事を起こす異常な自治体だけに、他の団体の監査も要チェックだ!
●表口座からも11億円余。通帳を見ればすぐ分かる筈だ。上司や公社役員はいったいどこに目を付けていたのか?
●事件は多胡の単独犯行と言われているが、全休の金の流れの追求は警察ではやっているのだろうか?[警察は立件のための捜査が主体。48億円の行方がどうなったのか調べるのはやはり百条委の任務だ。常識的に考えてこれだけの大金は一人で使いきれる額ではない]
●ただす会の報告会でいろいろ知らなかった事を教えてもらいありかたい。いかに安中がいい加減かよく分かった。公社以外にもこうした問題が潜在しているのではと心配になった。
●職員に15年も同じ仕事をやらせたことが理解できない。しかも事件発覚から2週間もたって多胡をクビにしてから、警察に届けている。なぜもっと早く警察に届けなかったのか。
●多胡が優秀だと自治大学校にまでやったというからフシギだ。しかもこういう人物を意見具申して昇進させた上司も上司だ、
――――――――――
■9月18日(月)磯部9区公会堂で報告集会開催。参加市民12名。意見や質問、感想は次の通り。
●事件のツケが我々の税金に降りかかってくるとなると一大事。かつて市内でも自分達の考えを通すために税金を納めないのでなく、保留なり供託して頑張った地区があると聞いている。今回も、市民の税金を誰かが集めて保管して、事件が解決するまで保留しておくことは可能か?[法務局に相談したらできないとの回答]
●第1回目の市民集会で若い奥さんが「税金の振替口座払いを止めましょう」と訴えるのを聞いて感動し柏手を送った。今の安中にはこれくらい迫力のある人が必要だ。
●川西市の事件は安中とウリふたつ。川西では銀行が勝訴し市が負けた。小川市長は市に損害がないと言っている。しわ寄せが税金に降りかかってくるのかこないのか、会では市長に回答を迫ったか?[何度も質問や要求を出したがまともな返事がない。小川市長の発言もコロコロ変わる]
●道楽息子がオヤジの眼を盗んで、実印を押せば世間では通ってしまう事は常識。昔の長老は「実印は首ととっけえっこ」と言って実印の管理は厳しく戒めた。それを市長は簡単に使われたんだからどうにもならん!
●前回選挙の時はまさかこんな事が起きているとは夢にも思わず投票してしまった。選挙中は上手なコマーシャルで票を稼ぎ、当選後はポケットを膨らませたり、口を湿らせたり。大事件が起きても眠っている議員がこんなに多いとは!本来なら市議が一致団結して当事者を追及する立場にあるのに。
●犯人を15年間も配置転換しなかったのも、そうせざるを得ない背景があったのではないか、という疑念がある!
●新聞を見ると公社関係者らは通帳も見たことがないという。巨額の公金の扱いに眼が届かないということ自体、市民には信じられない!

シリーズ(2) 川西市土地開発公社不祥事件と川西市民の対応―――――
川西市民による不正再発防止策の提言と市民の感想

兵庫県川西市土地開発公社で1992年6月に発覚した19億9千万円の不正事件は、安中の48億円事件と極めてよく似ている。川西市の市民グループから入手した資料を読むと、私たちの安中で起きた自治体職員による横領としては史上最高額の大不祥事件に対して、いろいろな示唆を与えてくれる。
■事件発覚直後、当会と同様に川西でも市民グループ「明日をひらく女性の会」が事件の徹底究明と外郭団体への定期的な監査などを求める申入書を市長と議会に提出した。そのなかで市民は、長く続いた旧体制の市政の問題点をすべて洗い出し不正の起こらない体制をつくるために次の事項を申し入れている。
◆市長は専門家の加わった調査委員会を設置すること
◆議会には百条委員会を設置すること
◆これらの委員会により原因を徹底究明すること
◆さらに外郭団体の定期的な監査と議会によるチェックを行うこと。
■また市民アンケート調査結果として、次のような川西市民のナマの声や感想を紹介している。
<常識はずれの事件>
◆公社退職後1年以上も詐欺を働いても発覚しなかったという点が理解できない!自ら守るべき役職に対する無責任さ、事後の解決の曖昧さにガッカリした。
◆70歳近くまで勤務し、同じポストに18年間も勤務が続けられることも不思議だし、辞めた後もバレずに手形偽造できた点がどうしても理解できない!
◆誰もが自分の懐に関係がないと思ってキチンと後始末しようとしない。金丸ニュースで金銭感覚が麻痺し19億円など小さな事に思えるのか?
<公務員の自覚不足>
◆もともとこんなことが起きること自体不真面目だ。行政の皆さんの自覚がf足し
 )員の自覚行]「またか」という感じ。
◆この事件も長年ひた隠しにしていたものが発延したもの ̄
  -      で、まだまだ出すべき膿がある!
◆多数の人達が携わり、目もあるのに事件が起き
 たことは、やはり怠慢としか思われない。ナアナア式の風潮があるのでは?
◆市長や議員の汚職に引き続
 ぃての事件で、あぃた口がふさがらない!
◆少し時局が立つとまた起きるのではと七夜だ!
◆議員の汚職も土地公社の詐欺事件も自分の職務を利用しての金儲けという感じ。コツコツ働いて安月給もサラリーマンは、ごっそり税金を取られ、土地も買えず老後に住む家も持てない。腹立たしく感ずる!
<不正が起きないシステムを>
◆不正が起きないシステムをなぜ真剣に考えないのか?
◆準官公庁の公社が手形を振り出すのは常識では考えられない!
◆相互に牽制と監視をするシステムの確立が大切だ!
◆事が終わってからの監査では悪い事をした方が勝ちだ。チェック体制を考えて欲しい!
◆事件の裏には誰かに惑わされたのでは?との疑惑がうかがえる。
◆今後二度と繰り返さぬよう市当局も議員も考慮する必要がある!
<議員がもっと真剣に取り組め>
◆議会は徹底的に事態を追及し事故の起きない制度をつくれ!
◆起こってから市が口を出せるのに、なぜ事件が起きる前に口が出せなぃのか不思議だ!
◆17億円もの金を損したのに議員がアッケラカンとしているのはどういう事?
◆印鑑を二人が持つことが不正への対応策というが、なぜ監査体制をもっとハッキリしないのか?
◆議会には全く原因追及の気持ちがなく、自分達には関係ないと思っているようだ。今後どう
すれば不正がなくなるか?管理体制を厳しくすべきだ!
<税金からの補填は許せない>
◆金融機関との訴訟は市の敗訴だが、市で立替払いの資金や金利は誰が負担するのか?市民の税金からの補填は決して許せない!
◆以前の市長のツケが回ってきている。市民が負う必要はない。
<市民に分かり易く説明すべし>
◆川西市にとってたいへん嫌なイメージを残した。市や議会の対応が遅い!市民に分かり易く説明すべきであり、二度とこんな事件が起きないためにガラス張りにすべきだ!
◆決着がついた時点で経緯を一覧できるように広報などで、市民に解説して欲しい。多額の弁済をどうやって済ませるのか?
◆前市長、前議会の落とし物といった感じで、他人事のような話し方をしている!
◆公社は何度も不正事件を起こしているが、市が尻拭いをして終わっているのではないか?今までの不正事件を調べてどう処理されたのか?今回の処理の仕方とどう達うのか調べてみてはどうか?同じ事が何度も起こっているのではないのか?等々

―――ひるがえって安中市の48億円事件について―――
川西市の事件の顛末を知れば知るほど、安中市とソックリであることに驚く。行政というのは、どこでも同じような危鋏性を秘めている。常務理事は70歳になるまで18年間もその職にあり、一人で重要な業務を全て処理していた川西市の不自然さが新聞紙上で指摘されているが、安中の場合、不自然さや特異性、異常性においては、これまでのどんな公金横領事件よりも突出していることだけは間違いない。安中市政のよどんだ体質を、どこまであらためさせることができるか。緊急で重大な課題がいま私たち安中市民に突きつけられている。
――――――――――

磯部地区座談会★毎晩7時半より★25日(月)大竹住民センター 28日(木)池田公会堂
―――次回定例集会9月29日(金)午後8時半~ 於:安中公民館―――
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【ひらく会情報部・タゴ51億円事件18周年記念調査班】

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