市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

タゴ事件発覚から18周年・・・地方自治体史上最高額の横領事件に安中市民はどう対処したか(会報9号)

2013-06-12 22:00:00 | 安中市土地開発公社事件クロニクル
■今回は、平成7年8月15日に発行された会報9号を見てみましょう。

元職員タゴの実弟が経営する多胡運輸所有の大型タンクローリーが平成20(2008)年8月3日に首都高5号線で横転炎上した事故で、その後、平成23(2011)年7月に首都高が3年の時効直前に加害者の多胡運輸と下請のホクブトランスポート、さらに荷主の出光興産を相手取り、総額34億円あまりの賠償を求める裁判を起こした。その後、まもなく2年が経過するが未だに係争中らしい。ところが〒370-3104群馬県高崎市箕郷町上芝541-2にある多胡運輸は、2012年の初頭に突然看板から社名を消し去り、代わりに㈱美正(びしょう)の文字が書かれ現在に至っている。


写真は国道17号線を走る関東新日石ガス㈱のトラックが安中市の佐藤燃料のプロパンガスボンベを運んでいるところ。このトラックのドア脇には「美正」と書かれていた。関東新日石ガスは2009年4月1日に、東亜燃料工業株式会社と群馬日石ガス株式会社が合併し、新たに関東新日石ガス株式会社として発足した会社。


関東新日石ガスと書いたドアのピラーになぜか「美正」のロゴ。

多胡運輸では、以前は出光興産と三菱商事のLPG部門が2006年4月1日に統合したアストモスエネルギー㈱のプロパンを運搬していたが、現在はごらんのように全く別な系統のプロパンガスを扱っている。卸運搬用の大型ボンベには渡商会と書いてある。これはAIR WAY GROUPのガス・化学品専門商社。取引先にはJX日鉱日石エネルギー、出光興産、コスモ石油などがある。また、太田市に㈱群馬共同ガスセンターを保有する。

すっかり出光色が消し去られている多胡運輸の様子。

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■市政をただす安中市民の会  会報8号(上)
事務局 関口八郎(磯部3-5-10 TEL:85-6338)連絡事務所TEL/FAX:81-0364 平成7年8月15日発行

百条設置!やっと重い腰をあげた議会の本気度は?

安中市土地開発公社内部で、元職員の37億円余にものぼる巨額不正借入事件が5月18日に発覚してから約3ケ月目。市政をただす市民の会はじめ市民集会に集まった多数の市民の要求の声を無視し続けてきた議会も8月11日午前9時の臨時市議会で、ようやく百条委員会の設置を決めた。6月1日の全員協議会で市側から事件が報告されてから実に71日が経過した。やっと議会が真相解明のスタート地点にたった訳だが、これから真相解明に向けて安中市議会の真価が問われる、8月17・18両日に証人喚問予定。

百条委員会は公開原則!市民傍聴10名を認めよ!

■安中市民を不安や混乱に陥れた37億円事件。その早期真相全容解明は、ひとえに百条委員会という強力な調査手段を手にした議会がどのような百条調査権運用を実践できるかにかかっている。そのためには、百条委員会は報道関係者に限らず、市民10名まで傍聴を許可させなければならない。
■当会では、すでに6月26日付で広上議長あてに事件調査特別委員会の市民公開を要求する文書を提出しているが、これまで議会は市民の公開要求を拒否し続けてきた。そこで8月11日午前8時50分。この度の百条設置議決の直前、広上議長と小西副議長に百条委員会の公開を求める要求書を出した。
――――――――――
安中市議会議長 広上輝男殿     平成7年8月11日
調査特別委員長 小西勝二殿     市政をただす安中市民の会 事務局 関口八郎
         要求書
   (安中市土地開発公社不祥事件百条調査特別添員会の公開について)
(前略)今回の事件は、市民の関与し得ないところで発生した事件で、いわば密室政治がもたらした弊害と考えられます。このような事件を二度と繰り返さないためにも、行政に開する情報はもっと私たち市民に知らされなければなりません。地方自治法100条による安中市土地開発公社不祥事件調査特別委員会の設置が決定する本日の臨時市議会で、今後調査特別委員会の模様を市民に公開するよう下記のことについて強く要求いたします。
          記
1 百条涙金特別添員会に市民10名までの傍聴を認めること
2 傍聴を認める市民10名の内、市政をただす安中市民の会からの市民代表5名以上を含めること
3 百条調査特別委員会の開催については、市政をただす安中市民の会をはじめとする安中市民に予め日程を伝えること         以上
――――――――――一
■臨時議会開催直前に小西委員長に要求書を渡す際。小西氏と当会事務局との間で次のやりとりがあった。
委員長「(百条委の市民傍聴は)私ひとり独断で決める訳にも行かず、全議員の意見を伺うため10日の全員協議会にも諮った。取りあえずマスコミ公開だけと決まった。その後特別委員会で打合せた時も再度(市民傍聴を)どうしますかと諮った。委員のみんながそういう(市民公開は避けるべきとの)意見だから・・・」
当会「そこを委員長権限で決めてほしい!」
委員長「市民からの公開要求意見あったから、今回(マスコミ公開という形で)前進したわけで、正直言って委員には市民傍聴反対の者が多い。委員に賛否をとったら否決になった」当会「きょうの臨時市議会が終わり次第、この市民傍聴問題について再度議会関係者で協議してみてほしい。議員の公開アンケート結果では市民傍聴に前向きな意見が多かったはずJ
委員長「アンケートではああ書いたが、市民傍聴がいいという議員はひとりもいない!」
当会絶句

どうしても市民に傍聴させたくない議会のホンネは?

■事務局では、臨時市議会終了直後、委員会室の前で小西委員長(副議長)に対し、百条調査特別委員会において報道機関と同じく市民代表10名迄の傍聴を重ねてお願いした。小西委員長は「皆とよく話して、意見交換してみる。委員の皆さんと(市民への)公開について話し合う」ことを口頭で約束したが、「この場で独断で決めて即答できない」と具体的な方針を示さなかった。

―――市政をただすスローガン秀作集(3)―――
戦後50年 大本営発表 いまだ健在なり 市広報
――――――――――

○37億事件とそれを許した市当局や市議会に関するあらゆる情報は事務局又は連絡事務所へ!○

8月17・18日の百条委員会に事件関係者召喚!

■8月12目(土)午後7時半から下の尻公会堂で開催された当会主催の市民報告集会で、地元の要請で参加した小西委員長から11日の臨時議会で設置の決まった百条委員会に関して次のような報告があった。
◆6月21日に不祥事件調査特別委員会を設置するとき、どうしても必要になったら百条にしようと決意していた。8月10日・11日の委員会会議でどうしても百条必要だと判断し8月11目に設置。
◆これに基づき8月17日と18日の百条委員会の席に、群銀4名、開発公社関係者、市側関係者、市議3名を呼ぶ。来週月曜日に議長名で17・18日の百条委に出席願う旨の公文書を全員に郵送する。今はまだ具体的な名前を明かせない。参考人と証人として来て頂く。もし出席拒否の場合、告発したい。
◆議員3名の名前は言えないが、公社の監事経験者を参考人として呼んでいる。
◆いろいろな観点から事件の真相を明らかにするよう一生懸命努力して行きたい。
◆百条委員会の市民傍聴は前例がない。議会全休の間題なので、全員協議会の場で議長中心に慎重に検討すべき課題。全員協議会ではこれから市民傍聴について考えて行くという意見なのでご理解願いたい。
■この報告を聞いた市民から「一生懸命百条委で真相究明するなら、報道関係者と同様、市民代表にも傍聴許可すべきだ!」「委員会の証人尋問の様子をスピーカーで場外放送するなり市民に聞かれた形での百条運営を図って頂きたい!」など強い要望が小西委員長に次々に寄せられた。百条委設置で著しく出遅れてしまい、市民の疑念力い層深まってしまった現状を打破し、市議会に対する市民の信頼回復を目指すなら、一刻も早く市民要望に対応する事が市議会の汚名挽回のためにも絶対必要。「集会の模様は裏面参照」
―――地方自治法第100条 「調査権」―――
普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、選挙人その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができる。
2 民事訴訟に関する法令の規定中証人の尋問に関する規定は、この法律に特別の定があるものを除く外、前項の規定により議会が当該普通地方公共団体の事務に関する調査のため選挙人その他の関係人の証言を請求する場合に、これを準用する。但し、過料、罰金、拘留または勾引に関する規定は、この限りでない。
3 第一項の規定により出頭または記録の提出の請求を受けた選挙人その他の関係人が、正当の理由がないのに、議会に出頭せず若しくは記録を提出しないとき又は証言を拒んだときは、六箇月以下の禁固又は五千円以下の罰金に処する。
4 議会は、選挙人その他の関係人が公務員たる地位において、知り得た事実については、その者から職務上の秘密に属するものである旨の申立を受けたときは、当該官公署の承認がなければ、当該事実に関する証言または記録の提出を請求することができない。この場合において当該官公署が承認を拒むときは、その理由を疏明しなければならない。
5 議会が前項の規定による疏明を理由がないと認めるときは、当該官公署に対し、当該証言または記録の提出が公の利益を害する旨の声明を要求することができる。
6 当該官公書が前項の規定による要求を受けた日から二十日以内に声明をしないときは、選挙人その他の関係人は、証言又は記録の提出をしなければならない。
7 第二項において準用する民事訴訟に関する法令の規定により宣誓した選挙人その他の関係人が虚偽の陳述をしたときは、これを三箇月以上五年以下の禁固に処する。
8 前項の罪を犯した者が議会において調査が終了した旨の議決がある前に自白したときは、その刑を減刑し又は免除することができる。
9 議会は、選挙人その他の関係人が、第三項又は第七項の罪を犯したものと認めるときは、告発しなければならない。但し、虚偽の陳述をした選挙人その他の関係人が、議会の調査が終了した旨の議決がある前に自白したときは、告発しないことができる。
10 議会が第一項の規定による調査を行うため当該普通地方公共団体の区域内の団体等に対し照会をし又は記録の送付を求めたときは、当該団体等は、その求めに応じ.なければならない。
11 議会は、第一項の規定による調査を行う場合においては、あらかじめ、予算の定額の範囲内において、当該調査のため要する経費の額を定めて置かなければならない。その額を超えて経費の支出を必要とするときは更に議決を経なければならない。
――――――――――
※ようやく議会が百条委員会設置に踏み切った背景には、当会の活動に理解を示し理念に共鳴して、議会に対し粘り強く要求してきた市民の不断の努力があることは言うまでもない。これからは百条委員会のメンバーはもとより、議会全員が一丸となり百条委員会の機能を最大限に発揮することが強く望まれる。※

■市政をただす安中市民の会 会報9号(下) 連絡事務所TEL/FAX:81-0364 平成7年8月15日

スッタモンダ百条設置!暗闘に揺れた市長不信任案

■8月11日にようやく百条委員会が設置された。真相解明が最優先されることが、37億円事件を深刻に憂える安中市民の最大関心事である事は言うまでもない。ところがスンナリ百条設置を決めたかに見える市議会の裏側で、市長不信任議決をめぐって市民には信じられない動きがあった。
■会報8号でも報じたとおり、百条設置を目前にした市議会内部にはめまぐるしい動きがあった。8月8日、10日と全員協議会および特別委員会開催。8月10日午後5時半から安中市土地開発公社の理事会が急遽開かれた。既に8日に百条委設置を11日招集の臨時議会で議決することになっていたが、その前に市長不信任案を議決してしまおうとする動きが議会内部で急浮上。新政会の若手議員を中心に市民クラブ、社会党、共産党、中道派の一部議員を巻き込み、不信任議決に必要な18名の同意を取り付けるべく、激しい駆け引きが10日の深夜まで行われた。市役所では夜遅くまで釘が煌々と点っていた。
■前日深夜に及ぶ舞台裏工作のせいか疲労の色濃い各議員が目立った。11日9時に聞かれた臨時議会は(1)会期日程(1日限り)、(2)会議記録署名議員3名、(3)地方自治法100条1項の権乗を特別委員会に付与すること、(4)調査経費14万2千円を僅か5分で承認。どうなるかと結果が注目されたが結局何事もないように百条委設置が決定。市長不信任案はどうやらギリギリのところで不発に終わったらしい。
■こうしたドタバタ劇を経ての百条委員会設置に市民の心配は払拭されない。37億円事件への取り組みについて議会は一体何を考えているのか!市民とは違った思惑で動く議員に、市民はただただ戸惑うばかり。37億円の真相解明は名ばかりで心そこにあらず、議員の心は早くも選挙に在るのでは困ったもの。それが事実とすれば市民はただただ愚弄されるのみ。市議会の今後の動きには片時も目が離せない。

旧安中地区報告集会スタート!谷津公民館で市民報告会開催

8月7日(月)午後7時半から谷津公民館で報告集会を開いた。うだるような暑さの中、約50名の市民が集まり、汗だくとなりながらも熱心に事件の経過及び現況報告に耳を傾け、活発な論議が交わされた。
■印鑑盗まれたからオレには責任無いという市長の無責任には呆れ果てる!事件に関し容疑者が周辺にいろいろ配ったという話しがあるが、その実態はまだ明らかにならないのだろうか?
■現在の損害額が37億と報じられているが訴訟期間あると思うのでその場合利息はどうなるか?[当会説明;6月10日の市長の説明は金利4%。すると年1・5億円。現在プライムレートは最低レベル。今後レートが上昇すれば金利負担は余計大変。安中には公営ギャンブル等の公益事業ないため影響必至]
■今後裁判が進む過程で、容疑者があちこち使ったカネに絡んだ個人名があがってくるだろうか?
■真相解明に取り組もうとせずボールの投合いに終始している議会を見てるとゲスの勘ぐりをしたくなる!
■住民監査による請求は可能か?[公社決算表についての監査結果は百条委を通じて明らかになるのでは]
■議会で牡特別委員会を3回もやったというが何か調査結果は出ているのか?[中間報告が1度あっただけ。しかも特別委での市側答弁内容と委員会中間発表内容とが食い違う。市長は「公印はあくまで正しく運用」と言い委員長は「市側が運用面の一部手落ちを認めた」と言った。これは大きな問題をはらむ]
■群銀の裏預金口座に2億円余残っていると言うが実損害がこの分減るのか?[公社が裏口座のカネは公金ではないと主張しており、この2億円預金額は手つかず。37億円には満たないが市民にとっては大金。借入金利の事を考えれば一刻も早く群銀と相談すべきだ。時間が経つ程群銀が得して市側が損する]
■権銀の強い百条委員会で37億のカネの流れを徹底的に究明せよ!これまで百条委設置をひきのばしたのは議員も事件に関係したと見られても仕方がない![会報7号(上)の右側に平成元年からの歴代役員名が裁っている。ここに出ている人達も全部百条委に召喚し裁判と同じく参考人・証人として喚問すべき。真相解明の鍵握るこうした関係者全部を呼べぬ事情があるから議会は百条設置を先延ばしてきた]
■市民の代弁者で市民の負託受けている議員として、狭い視野でなく市全休の事で市政を運営すべき大切な義務がある!聞かれた行政のため安中にも情報開示条例や、百条委に匹敵する権能を持つオンブズマン制度を早急に制定する必要がある!
●今年度の市の予算165億円とはいえ、このうち固定費として人件費は100億円に及ぶ。実際に市民のために使えるカネは60億円余しかない!市は増税しないと言ってるが、市民への負担を増やしませんとは言っていない。37億事件によって被る被害の埋め合わせは、市民の見えないところで、また事業の先送りという形で長期間深刻な影響を市民生活に与えること必至。事件のツケを1円でも回されないよう、公社や市の予算計画・執行には市民として鰻重な監視を続けてゆかねばならない!

★★要望多数のため会報のバックナンバーを増刷しました。希望者は連絡事務所にお問合せ下さい★★
◎この会報に対する賛否のご意見は、実名でお聞か世ください。紙面上の匿名は希望に応じます◎

真意不明?市民クラブ伊藤(成)議員報告会説明内容

■8月8日(火)午後7時半から谷津公民館で、市民クラブ幹事長の伊藤(成)市議の後援会主催による報告集会が開かれた。同市議から次のような37億円事件経過報告があった。
▲7月31日未明配付の怪文書に私の名前が出たので弁護士と相談。8月2日に安中署に告訴状を出した。
▲大不祥事件の市民クラブ考え方はレジメの95臨時号を見て欲しい。事件発覚後今迄に10回の市民クラブ調査会、7回の議員全員協議会、3回の特別陵員会と計20回調査をした。これはその最新情報を基に半月間かけてじっくり作成したもの。[それにしてはナントマア余りにもお粗末すぎるとの市民の声]
▲市民の怒りは身をもって感じているが、市民から謳陵特別倭を傍聴させてくれと言われて対応に苦慮した。本会議での議論は極一部。委員会では一般市民の目に触れずに水面下の議論を闘わしていつも方針決めてきた。私は百条委員会についても、これまで委員会の審議内容や経過は公開したことがないので市民公開は避けるべきだと主張。市民には結果のみ公表。[それほどまでして隠し事を好むわけは?]
▲百条委即設置主張の共産議員2名以外の議員22名は110条を主張。事件発覚後20日たった6月21日に特別委を設置。特別委は3度開いて限界感じたと小西委員長が判断。群銀に公社との取引資料提出と特別委出席を求めた。群銀から資料提出あったが特別委への出席は一切拒否。市民クラブとしては特別委で原市芝原団地疑惑、市の債務保証力、公社/群銀間の預金取引状況を全て把握してゆくには百条設置以外にないと刊折。今日議会満場一致で百条設置方向づけた。[限界感じてからなぜ1ケ月もかかった?]
▲37億4879万2千円のうち元職員が平成2年4月16日から発獄までの5年間に群銀からいくら引き出したか調べたら36億3千万円。ということは1億1千万余はそれ以前の犯行分だと判明。未確認だが、元職員は群銀から約450回も金を引き下ろした。回数確定できないのは群銀の資料が膨大すぎ、確認作業が遅々として進まない。必死でやってるがなかなか事件全容解明できない。[市民に任せれば?]
▲8月21日の被告の初公判で検察の冒頭陳述で不正借入額や使途が明らかになることを期待する。
▲私も怪交書でいわれのない事を言われている。一日も早く司直にこの事の解明もお願いしたい。
■続いて参加市民の質疑に対し同市議は説明の中で「責任を痛感してる。市民のお叱りを受け謙虚な気持ちで」を連発。言動と行動の不一致は政治家の習性とは言え余りにも見事な使い分けに参加者一同アゼン!

旧安中第2弾!下の尻公会堂で市民報告集会開催!

8月12日(土)午後7時半から下の尻公会堂で当会主催の報告会カ澗かれた。市民40数名に加え、地元の要請で小西湖議長(百条委員長)と小林孝市議が参加。非常に有意義な議論が展開された。
■小西議員になぜ市民に百条委員会を傍聴させないのか理由を聞きたい![小西委員長の返事は別紙参照]
■百条委員会決まったのだから狭い委員会室でなく大会議場や市民文化センターで公開でやって欲しい!
■前例がないから委員会の市民傍聴ができないというのは理屈に合わない。前例のない大事件だからこそ市民に公開できるように前例のない条例を作って、議員として市民の要求に答えてもらいたい!
■なぜもっと早く元職員の使い込みがわからなかったのか。派手な生活に周囲が気付かないのは不思議だ!
■公社が残高証明取ってなかった事自体常識的に考えられない。もし定款に不具合あるなら即直すべきだ!
■多胡容疑者の直属の上司(係長、課長や部長)には管理監督責任がある筈。市長(公社理事長)は再発防止のため人事管理を改め綱紀粛正に努めると言っておきながら未だに変わっていない。これは大問題!
■37億円のカネの行方について議会が真相究明する熱意もなく、しっかりしないから、怪文書は出るわ、市長がカネをもらったなどと言う話が飛び交う有り様になってしまった。市当局がグータラなのだから、せめて市民の代表たる議会にシッカリしてもらわないと安中はどうしようもなく駄目になる!
■百条委の市民傍聴について議員24名の賛否確認を直ちにただす会で調査願いたい![既に議員アンケート取ったが今から再確認してると間に合わない。小西市議に傍聴を渋る議員を説得するよう依頼した。
このように小西委員長に対して委員会の市民傍聴許可を強く迫る市民の声が相次いだため、最初の内は曖昧な言葉でのらりくらりとかわしていた小西市議もしぶしぶ(?)最後に次のように確約した。
◆傍聴の件は、特別委員会の都度委員にもお願いしているが、24名の議員全員協議会があるため議長中心に検討してもらっている。全員協議会の場でこれから考えて行くという雰囲気。24名の議員の意見を聞かねばならない。この問題は議長決定しない限り決められない。一日も早く傍聴できるよう早速来週月曜日に広上議長にかけあうことを約束する!
同じく参加市民に叱責された新政会所属で百条委委員の小林孝市議も集会最後の挨拶で決意(?)を述べた。
◆新政会8名としても一生懸命やっている。弁護士にも相談し、先日何名かで県の地方課にも行った。小西委員長は全休の総意がない限りダメと言っているが、私は委員として最初から市民要望に対応すべきだと主張してきた。これだけ市民団体が心配してくれている!個人的にも傍聴したい人もいる!報道関係者同様市民代表の傍聴を認めるべきだと思う。私は(。7・ 18日の百条委市民傍聴に向け)やります!

次回定例集会 8月19日(土)午後8時半~ 於:安中公民館

◎連絡事務所の電話はFAX兼用です。FAXによる情報提供も81-0364でお願いします◎

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【ひらく会情報部・タゴ51億円事件18周年記念調査班】

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