市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

西毛広域幹線道路の高崎工区での不可思議なカーブ

2017-01-07 22:41:00 | 国内外からのトピックス
■安中市土地開発公社の元職員タゴが群馬県企業局や政治家を巻き込み21年前に血道をあげていた西毛広域幹線道路計画が実際に着工の運びになってきていますが、いまだに群銀に103年ローンを支払中の安中市民にとって忌まわしい記憶が払しょくできません。この西毛広域幹線道路が通る高崎工区では、そのルートについて土木事務所主催の地域説明会が12月11日から16日まで地域の集会所等で開催されました。この計画で市民オンブズマン群馬の会員から次の投稿が寄せられました。
※西毛広域幹線道路・高崎工区
http://www.pref.gunma.jp/contents/000253530.pdf

 まずは説明会案内のチラシをご覧ください。

※説明会チラシ(表)

※説明会チラシ(裏)
 

 ご覧のとおり、説明会案内の裏面ではわざわざ道路の東西を分離して上下に配置し掲載してあります。

 何か見せたくない物があるのではと思い、そこで上下に分離されている道路図を連結させて一枚の図にし、一本の道にしてみました。
※連結させた道路図 PDF ⇒ 20170107anpdf.pdf


 その結果、何か道路としては不自然なS字が浮かんできま した。

 そこで気が付いたのですが、1部上場企業で土屋文明・福田赳夫と並んで旧群馬町の名誉町民のひとり中澤正朗氏が創設した三益半導体工業(株)本社を「クネッ」と除けたルートが計画されたようです。
※中澤正朗氏(1921 – 2001、元・三益半導体工業会長) 群馬県
※三益半導体工業株式会社(英文名称:MIMASU SEMICONDUCTOR INDUSTRY CO.,LTD.)
 本 社    群馬県高崎市保渡田町2174番地1
 設 立    1969年6月4日
 資本金    18,824百万円
 代表者 取締役社長 中澤 正幸
 従業員数 939名
 市 場 東京証券取引所 市場第一部(証券コード:8155)
 主な事業
 ○半導体事業部(半導体材料の加工および販売)
 ○産商事業部(計測器、試験機、情報機器、自動制御装置その他精密機器、自社開発製品並びにこれらに関連するシステムの販売)
 ○エンジニアリング事業部(各種製造、検査、試験システムの設計・製作・販売、および純水製造装置、排水処理設備など各種プラントの設計・製作・販売)

 その除け方は、感動すら覚えるのほどの見事なS字を描いています。

 九州自動車道建設に際し、大分でみかん畑の地主が猛反対していたのに強制収容されたことと対比して、さすが群馬県庁は、名誉町民で高額納税者の三益半導体には最大の配慮をし、道路で工場が分断されることのないようにするみたいです。
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https://nikkan-spa.jp/450840

 地元選出の県会議員・岸善一郎さんもかなり気にするところなのでしょう。県議会の一般質問ではいつも「西毛広域幹線道 路の早期開通を」とお願いしておいでになるからです。

■安中市では現在、安中工区が着工されていますが、今後安中富岡工区として市役所から南に向かう道路や橋梁が建設される予定です。このあたりは冒頭に述べた通り、道路計画を見越して政治家やその取り巻きが先行取得した土地がたくさんあり、磯部駅と安中駅の中間駅も計画され、群馬県企業局による大きな住宅団地の整備計画もありました。

 はたしてどのようなルートになるのかは、出来あがってみてのお楽しみです。

【ひらく会情報部】


コメント (4)
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