「つぐない」「ハンナ」のシアーシャ・ローナンと「旅するジーンズと16歳の夏」「シン・シティ」のアレクシス・ブレーデルが、ティーンエイジャーの殺し屋に扮したアクションドラマ。ニューヨークでお手軽な仕事だけを請け負う殺し屋のバイオレットとデイジーは、あこがれの新作ドレス欲しさに、ある仕事を引き受ける。それは、自ら電話をかけ殺してほしいと頼んできた男を殺すだけの、ごく簡単な仕事のはずだった。しかし、男は別の殺し屋にも狙われており、2人は思わぬ事態に巻き込まれていく。「プレシャス」でアカデミー脚本賞を受賞したジェフリー・フレッチャーが、オリジナル脚本で初監督を務めた。(映画.comより)
ここのところお気楽な作品が続いていますが、そう連発で見たわけではありません(笑)。感想を書くのがずるずると遅くなってしまい、こんなことに。
この主人公たちは、とってもかわいい女の子たち。殺し屋と言っても、銃の撃ちかたくらいは習ってあるだろうけれど、目に楽しい娯楽系。どんなに強面のマフィアも表情が緩んでしまう系ですね。難しくなさそうな仕事だけを受けて稼いでる感じです。彼女たちに指令を与える男がマチェーテ!じゃなかったダニー・トレホ。もう、こういう系統の映画には、なんであろうと出る義務でもあるかのようですね。こんな怖い顔の男でも、彼女たちにかかると「せっせっせーのヨイヨイヨイ」みたいな手遊びするんですからのけぞる(笑)。
で、しばらくは仕事を受けずに遊ぼう、みたいな約束をしていた二人なのですが、大好きなアイドル「バービー・サンデー」の新作ドレスが出ると聞いて「え~、絶対欲しい」なんて言ってそのお金を稼ぐためにまた引受けちゃうのです。こんな展開、かわいい女の子でないと絶対に許せないところ。
とまぁ、自分で「殺してくれ」と言って来て、殺される気満々の男の元へと派遣されるわけです。その男がジェームズ・ガンドルフィーニ。確か亡くなったと思うのですが、いい役者でしたなぁ。でも、ここからがダラダラ。簡単に家に入ったものの本人がいなかったり、彼を待つ間に二人して眠ってしまってたり、つい少女たちはこのおじさんと話しこんで交流してしまったり。意を決して目をつぶって撃ちまくれば、ちょうどおじさんはクッキーを取りに行ってたり。おじさんは料理も上手なようです。弾がなくなって買い出しに行ったり(!)。このおじさん、他のマフィアにも命を狙われているようなのですが、そんな男達とバッティングしたり。ウケ狙いなのか、これが本当の「シュール」な展開なのか。凡人の私にはわかりません。
で、ガンドルフィーニ扮するおじさんは、娘に恨まれてるらしく、長らく会ってないことも明かします。同情する少女たち。
お話の所々に、彼女たちの回顧が入ったりするので、どこまでが妄想なのかわからないところもあります。まぁ要するにかわいい女の子たちを見て楽しむ、それに尽きるのでしょう。いちいちコスプレしてますし。冒頭も、ピザの配達のふりしてマフィアのアジトに乗り込むのだけれど、なぜか尼さんの格好。別料金の要望なのかな。尼さんの格好でお願いします~って(笑)。
ともかく、アホすぎて疲れる面は否めないけど、めっちゃかわいいことだけは確かです。
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