田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

天使の処刑人 バイオレット&デイジー(Violet & Daisy)

2015年12月27日 14時44分26秒 | 日記

 「つぐない」「ハンナ」のシアーシャ・ローナンと「旅するジーンズと16歳の夏」「シン・シティ」のアレクシス・ブレーデルが、ティーンエイジャーの殺し屋に扮したアクションドラマ。ニューヨークでお手軽な仕事だけを請け負う殺し屋のバイオレットとデイジーは、あこがれの新作ドレス欲しさに、ある仕事を引き受ける。それは、自ら電話をかけ殺してほしいと頼んできた男を殺すだけの、ごく簡単な仕事のはずだった。しかし、男は別の殺し屋にも狙われており、2人は思わぬ事態に巻き込まれていく。「プレシャス」でアカデミー脚本賞を受賞したジェフリー・フレッチャーが、オリジナル脚本で初監督を務めた。(映画.comより)

 

 

 

 ここのところお気楽な作品が続いていますが、そう連発で見たわけではありません(笑)。感想を書くのがずるずると遅くなってしまい、こんなことに。

この主人公たちは、とってもかわいい女の子たち。殺し屋と言っても、銃の撃ちかたくらいは習ってあるだろうけれど、目に楽しい娯楽系。どんなに強面のマフィアも表情が緩んでしまう系ですね。難しくなさそうな仕事だけを受けて稼いでる感じです。彼女たちに指令を与える男がマチェーテ!じゃなかったダニー・トレホ。もう、こういう系統の映画には、なんであろうと出る義務でもあるかのようですね。こんな怖い顔の男でも、彼女たちにかかると「せっせっせーのヨイヨイヨイ」みたいな手遊びするんですからのけぞる(笑)。

で、しばらくは仕事を受けずに遊ぼう、みたいな約束をしていた二人なのですが、大好きなアイドル「バービー・サンデー」の新作ドレスが出ると聞いて「え~、絶対欲しい」なんて言ってそのお金を稼ぐためにまた引受けちゃうのです。こんな展開、かわいい女の子でないと絶対に許せないところ。

とまぁ、自分で「殺してくれ」と言って来て、殺される気満々の男の元へと派遣されるわけです。その男がジェームズ・ガンドルフィーニ。確か亡くなったと思うのですが、いい役者でしたなぁ。でも、ここからがダラダラ。簡単に家に入ったものの本人がいなかったり、彼を待つ間に二人して眠ってしまってたり、つい少女たちはこのおじさんと話しこんで交流してしまったり。意を決して目をつぶって撃ちまくれば、ちょうどおじさんはクッキーを取りに行ってたり。おじさんは料理も上手なようです。弾がなくなって買い出しに行ったり(!)。このおじさん、他のマフィアにも命を狙われているようなのですが、そんな男達とバッティングしたり。ウケ狙いなのか、これが本当の「シュール」な展開なのか。凡人の私にはわかりません。

で、ガンドルフィーニ扮するおじさんは、娘に恨まれてるらしく、長らく会ってないことも明かします。同情する少女たち。

お話の所々に、彼女たちの回顧が入ったりするので、どこまでが妄想なのかわからないところもあります。まぁ要するにかわいい女の子たちを見て楽しむ、それに尽きるのでしょう。いちいちコスプレしてますし。冒頭も、ピザの配達のふりしてマフィアのアジトに乗り込むのだけれど、なぜか尼さんの格好。別料金の要望なのかな。尼さんの格好でお願いします~って(笑)。

ともかく、アホすぎて疲れる面は否めないけど、めっちゃかわいいことだけは確かです。

 

 

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