「イップマン」シリーズのドニー・イェンと「孫文の義士団」のニコラス・ツェーがダブル主演を務めたポリスアクション。正義感あふれる警察官チョンは、麻薬組織の壊滅作戦中に謎の仮面をかぶった集団に襲撃され、仲間を殺されてしまう。やがてチョンは、事件の黒幕が3年前に警察組織にはめられ投獄された元同僚ンゴウであることを知る。チョンは自身にとって弟子のような存在だったンゴウと、激しい攻防を繰り広げるが……。警察官チョンをドニー、復讐に燃える狂気の男ンゴウをニコラスが演じる。2020年に急逝した香港アクション映画界の巨匠ベニー・チャン監督の遺作となった。「るろうに剣心」シリーズの谷垣健治がスタントコーディネーターを務めた。(映画.comより)
<2021年12月26日 劇場鑑賞>
ニコラス・ツェーは、「美少年の恋」にも出てたと認識していたのですが、どうやら若い子がたくさん出ていた映画を見て、ごっちゃになっていたようです。ニコラスは件の映画には出てないですね。スティーヴン・フォンと混同したか。ダニエル・ウーは、はっきりわかるので、たぶんスティーヴン・フォンと混同してる。でもなぁ・・・ニコラスのお父さんも違う映画で見たりしてたのに。なんだったけか、忘れたけれど。でも、「香港国際警察/new police story」のニコラスは、鮮明に覚えています。いい役でしたね。子供の頃の彼に「人生はね、不公平なものなんだよ」と言っていたジャッキーのセリフもとても心に残っています。あれも、同じ監督だったのですね。
今回のニコラスは「香港国際警察」の時と違って目つき鋭い男なので、言われなければそれとわからないところでした。主演はわれらがドニー・イェンとニコラス・ツェー。映画自体のストーリーは目新しいものではありません。正義感溢れる真っ当な刑事、出世ばかりを気にするダメ刑事、そしてウソがつけない真っ当な刑事は、やり過ぎた仲間を助けられなくて恨みを買ってしまったり。はたまた平気でウソをつく上司がいたり。まぁよくある感じです。何が違うって、主演二人のアクションなんです。個人的には「ニコラスって、こんなにアクションができたっけ?」と思いました。美少年の印象が強すぎます(笑)。もちろん、若い頃からアクションはできたのでしょうが。そう言えば「孫文の義士団」でも飛んで回し蹴りしてた気もするなぁ。登場人物多すぎて、鮮明には覚えてないけど。とにかく、筆舌に尽くしがたい超絶アクションでした。素晴らしい!!是非見てください。
監督、亡くなられたのですね。彼の作品は「ジェネックス・コップ」と「香港国際警察」くらいかな、名前にうっすら聞き覚えがあるくらいだけれど、フィルモグラフィーを見ると色々撮ってたのですね。今からでも見ようかな。
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