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田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ミス・シェパードをお手本に(The Lady in the Van)

2022年09月01日 17時49分25秒 | 日記

マギー・スミス主演のThe Lady in the Van (ザ・レディ・イン・ザ・バン)のレビ | オーストラリア発♪Shokoの映画と旅ノート

ザ・レディー・イン・ザ・バン / TSP映画

The Lady In The Van review: With two Alan Bennetts and Maggie Smith  channelling a down-and-out dowager countess, this touching true story of  the woman who lived in a van on the

 「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみのイギリスの名女優マギー・スミスが、16年間にわたり主演してきた舞台劇の映画化で、スミス扮する風変わりなホームレスの老女と劇作家の奇妙な絆を描いたドラマ。北ロンドン、カムデンの通りに止まっている黄色いオンボロの車で暮らすミス・シェパード。近所に引っ越してきた劇作家のベネットは、路上駐車をとがめられているミス・シェパードに声をかけ、親切心から自宅の駐車場に招き入れる。それから15年、ミス・シェパードはベネットの家の駐車場に居座り続け、ベネットは、高飛車で突飛な行動をとるミス・シェパードに時折、頭を抱えながらも、なぜかフランス語に堪能で、音楽にも造詣の深い彼女に惹かれていく。脚本を手がけた劇作家アラン・ベネットの実体験に基づく物語で、舞台版に続きスミスがミス・シェパードに扮し、ベネット役をロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなど舞台で活躍するアレックス・ジェニングスが演じている。(映画.comより)

 

 

<2021年6月25日 録画鑑賞>

 2015年、BBCfilm。自分で録画しておきながら、もっと古い映画だと思ってました。

 ミス・シェパードは、ボロのバンに寝泊まりする老人でありながら、皮肉屋で毒舌。これだけ言えるというのは、頭のいい証拠なんだろうと思うけれど、なんともまぁ驚きました、最初は。人んちに住み着いたり、勝手に路上駐車して住み着いたりしているというのに。しかし、この街に住む裕福な人たちは貧しい人を邪険にはしません。それはみっともないことだと認識しているし、富める者は恵まれないものに分け与える、というのが欧米の当たり前の価値観だからだと思います。寄付文化は日本とまったく違うレベルだし。なんだかんだ言って、皆で彼女のことを心配しているのです。まぁ人生は本当にいろいろあるし、教養があるらしい老婦人、なんか憎めない感じでした。近所にいれば、きっと私も心配します。

 それでも、やっぱりイギリス独特の文化だなぁ、と感じました。皮肉の言い方とかね。悪気はないんです、でも日本人とはやっぱり違う。結論から言うと、おもしろかったです。楽しめました。

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