今日は久しぶりの「青空」で気持ちのいい朝でした。・・・
こういう日は、贅沢にゆっくりと「お茶」を楽しむのも良いものです。・・・
茶壺(チャフー)に晩秋の低い日が当たり、光と影のコントラストが一層気分を高めてくれます。・・・
今回は「中国茶」を用意してみました。(これも久しぶり・・・)
広東省で取れる青茶(烏龍茶)の一種で鳳凰単欉(ほうおうたんそう)の黄枝香というお茶を淹れてみます。
鳳凰単欉の鳳凰(ほうおう)は広東省にある鳳凰山を指し、単欉(たんそう)とは単品(単独)を意味します。 つまり鳳凰山で他の木の茶葉と混ぜずに一株ごとに製造されたお茶を「鳳凰単欉」と呼びます。 その香りと味の違いによって、黄枝香(こうしこう)、芝蘭香(しらんこう)、桃仁香(とうじんこう)、玉桂香(ぎょくけいこう)に分けられます。
茶葉は1枚に葉が細長くよれて一見濃い茶色に見えますが、光に当て見ると深い緑色がかっています。・・・何色?って聞かれると艶の少ない玉虫色が一番近いかな・・・?
熱湯を注ぐと蒸気と一緒に烏龍茶独特の「萎凋」の香りが立ち込めます。・・・
【萎凋】(いちょう):萎れる(しおれる)こと。 葉っぱを自然に放置しておくと水分が抜け萎れてきますね・・・烏龍茶の茶葉も製造の工程で、天日に当てて萎らせることであの独特な香りが生まれます。(その工程を萎凋といいます。)
美味しそうなお茶が入りました。・・・
綺麗な色です。・・・ 味は芳醇で後味が甘く、蘭や蜜の香りがいつまでも口腔内に残ります。・・・
日本茶は「旨み・渋味」に重点を置いて製造していますが、中国茶は「香り」を楽しむことを重点に作られています。
晴れた日に、音楽を聴きながら美味しいお茶をゆっくり飲んでいると至福の時です。・・・
単なるカッコつけやにか・・・(Kumi談・富山弁)
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「人」と「物」、そして「品質」と「環境」・・・これが全て揃うと「相乗」されることを改めて実感します。・・・ (この4点は「オチャサイズ」の大切なコンセプトの一つです。・・・)
今日は、久しぶりに「中国茶」を淹れましたが「烏龍茶」もやっぱりいいですね・・・
サン●リーの烏龍茶は、手軽に飲むことができますが、こうして手間をかけて淹れることで普段では味わうことの出来ない「美味しさ」を引きだしてくれます。・・・
今回は所々に「専門用語」が出てきて解りづらかったかもしれません。・・・
「オチャサイズ」は「お茶」の効能を取り入れた「エクササイズ」ですが、嗜好品としても大変魅力的な「食品」です。・・・少しづつではありますが、その「お茶」の魅力をできるだけ解りやすく紹介していきたいと思います。
PR・・・希望が多ければ、いろいろな「お茶」を楽しめる「お茶教室?」みたいなものを検討しています。・・・「参加したい」って方はぜひ声をかけて下さい。・・・開催できれば、楽しい「お茶会」になりそうですね。・・・