写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

プロジェクター

2016年03月10日 | パソコン

 サラリーマン時代、色々な発表会に参加することがあった、それまでの発表会では、大きな白いわら半紙を使い、カラフルにマジックインキで色づけをしたものを何枚か使ってプレゼンテーションをするのを見ていた。そういったやり方は、パソコンが普及し始めてから、がらりと様子が変わってきた。

 パワーポイントというソフトを使ってカラフルに、しかも各種技法を駆使して、図やグラフばかりでなく、写真も挿入され、まるでテレビを見ているような美しく分りやすい表現方法に変わってきた。そのころの私はというと、数年後の定年を前にして、もはやプレゼンテーションの技術を習得する必要性を感じなかった。

 ところが今年になって、岩国検定や四境の役や、自分史の作り方など、今まで蓄積してきた色々なものを、それに関心を持っている人に情報を提供してあげたいと思い、そのやり方を検討していた。紙に書いたものを配って説明するだけでは能がない。ビジュアルなものでやってみたい。それならばパワーポイントを使ってプロジェクターで写し出すやり方がいいのではとの思いに至った。

 発想はいいとしても、パワーポイントを使ったことがない。パソコンの中にソフトは入っているが、知識がない。早速本屋に出向いて取扱説明書を買ってきた。基本的なことは直ぐにできるようになったが、肝心なプロジェクターをどうすれば調達できるかである。中央公民館に聞いてみると、数年前から貸し出し用のものが1台常設してあるという。どんなものなのかパソコンを持って行き、使わせてもらってみると、立派に機能した。

 借用するには事前に申し込みをしておく必要があるし、館外への持ち出しは出来ない。これでは中央公民館以外でやるときには困る。それならば、少人数用の小型のものを買おうと思い調べてみるが、最安値のものでも4、5万円はする。ヤフーオークションで物色し、手ごろな中古品を見つけて発注したものが、今日届けられた。

 早速、作り終えたばかりのスライドを使って投写してみると、いいあんばいで写し出された。この分なら20~30人くらいの会議室くらいなら十分機能する代物である。投写されたスライドを見て、文字の大きさなど手直しの必要を感じる部分も出てきた。ここしばらくは、パワーポイントとプロジェクターで暇つぶしが出来そうであるが、果たしてこれを使った講座のニーズがあるかどうか、それが問題だ。
 


2 コメント

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いよいよ (tatu_no_ko)
2016-03-11 08:12:26
準備万端。
桜の季節ですしスタートが待たれます。
担当分を急がねば・・・。
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tatu_no_koさん (ロードスター)
2016-03-11 15:22:38
何でも自分を追い込まないと、次のステップに行かないようです。
さて、何からやりましょうか。お知恵を貸して下さい。
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