海外に行ってなかなかお目にかかることのできない日本独自の香味野菜と言えば、「茗荷」がその筆頭に挙げられるだろう、と勝手に思っている。
とにかく昔はそれほどでもなかったのだけど、年を重ねるごとに何故だか徐々に好きになってしまったこの茗荷、一時期、自家製の「きゅうりのQちゃん」をせっせと作っていた頃も、仕込む途中で切りながらよくムシャムシャ食べていたものだった。
とか何とか思い出しているうちに、無性に茗荷がたっぷり入った蕎麦が食べたくなった昨日の夕方、ならばと「藤井」さんのところへレッツラゴー。
それにしても幸いにしていろんな料理人と話す機会が多い中、藤井くんは「僕なんか…」と謙遜するに違いないけれど、食材や調理法など本当にいろんなことを知っていて、かつしっかりとした自身の価値基準を持っていてるので、なんだかんだ教えてもらうことが多くて、いつも感謝感謝であります。
ちなみに今シーズン、自分でもついに漬け始めた泉州産「水茄子の浅漬け」もここんちの影響だったりします
そして例えばあらよっと、こんな風にメジマグロの漬けが綺麗な盛り付けで出てきて、辛子と合うことを教えてもらったり…
とにかく、知った風で実は何にもわかっちゃいない中年オヤジにとっちゃ良き先生であり、言われたことの半分も覚えちゃいない手間のかかる生徒を優しく導いてくれるその姿は充分に感動的だったりしますのじゃ。ウヘェ~
今日の1曲 “ 悲しみの果て ” : エレファントカシマシ
一昨日、そんな彼と遅くまで一緒に飲んでいてエレカシファンだと判明し、さらに昨日一緒だった、予約が取りにくいとある人気イタリアンのシェフもまたエレカシファンだと知って、改めて宮本人気を実感。
ということで、数ある代表曲の中からこの曲を
だから小さい時は食べなかったのかなあ。
ともあれ、茗荷の食べ過ぎかどうかはさておき、最近めちゃ物忘れが激しいッス。
本当に我ながら困ったものです。
つい目移りしてしまいますね。
ということで次回はその「スダチおろし」を食べようと思っていたところでした。
そしてこれから出てくる?「青柚子」も楽しみにしておいてください。
最近心当たりが大アリだったので調べてみると、
昔、物忘れがすごかったお坊さんの墓に茗荷が生えていたという説と、
茗荷は刺激が強いのであまり子供に食べさせないように親が言い出した、
という説があるようです。
ホッとしましたw…!?