きっかけは4か月ほど前、雑誌「ターザン」で『 NIKE FREE RUN +2 』なるランニングシューズを見かけたことから始まった。
基礎代謝が年齢を重ねるごとに落ちていき、普通に暮らしているだけでもおっさん体型まっしぐらなのに、連日の深酒や暴食によってちょいちょい危険水域に入って行ってると自覚せざるを得ない今日のこの頃。
ならば何かのきっかけで運動をやらなくては、始めなくては…、といった強迫観念めいたものを感じるのは同世代の人なら分かるはず。
そんな中、このシューズをひと目見ただけで思わずグッと来てしまい、「おっ、こんなきっかけがあってもいいな」と、即買いしたものの、残念なことに季節は夏へと向かい、とてもじゃないけれど走る気な~し!状態が続き、今月に入ってからようやく走り始めたのであります。
そして思い起こせばちょうど2週間前の土曜日、家人に「何も持たずに走るから、帰ってきたらドアを開けておくれ」と言い残して颯爽、否ヨタヨタと走り始めたものの、何も分からずにただ漠然と走り始めたものだから、いやはや苦しいのなんのって、結局あろうことか僅か10分走っただけであっけなくギヴアップ。
というわけで家に帰ってチャイムを鳴らしたところ「忘れもの?」と言われ、事情を話すと「早っ!」のひと言。といった具合に最悪なスタートだったのでありました。
そしてそのことをよしゃいいのに Facebook で報告したところ、「あり得ない」、「信じられない」、「やっきあんのか」といった具合に叱咤され、さらには「ヤバいっしょ」、「大丈夫?」と心配される始末。トホホ
そこでこのままではいけないとばかり、その屈辱の日以来、ほぼ毎日少しずつ距離を伸ばしながら走り続け紆余曲折ののち、10日目にしてようやく最初の目標だった 10km を走ることが出来た。
ちなみにこれまでスマホの GPS 機能を使った2種類アプリを使い距離を確かめながら走っていたのだけど、あまりにそれぞれのデータが違い過ぎていたので、結局 Nike のセンサー付き SportBand を購入し、それを距離や時間の記録に使った次第。
ただ、それを付けての最初のランでせっかく 10km 走ったのに、PC に接続してデータを見ると、(キロメートル表示に設定を変えたはずなのに、何故か)マイル表示されていて、ちょいとがっかりだったのでした。ンニャロー!
ま、それはともあれ、何かきっかけがないと走ることなんてなかなか無理と思っている人も多いだろうけれど、例え10分でもいいから取り敢えず走ってみる。
そんな風にとにかく第1歩さえ踏み出すことが出来れば、ランニングって意外と思っていた以上に面白いと感じるはず?です。
相変わらず深酒が続いている中でも続けられているので、遠くから眺めると高く、そして険しく思っていたこの「山」は、山頂までは確かに遠いかもしれないけれど、登り始めると案外登りやすい気がします。
ということで無理強いは全くしないけれど、気が向いたら是非一度と、お節介承知でついオススメしてしまうのであります。
今日の1曲 “ Running on Empty ” : Jackson Browne
ランニングと言えばやっぱり JB のこの曲。
David Lindley のスライドギターはやっぱりサイコーでんなぁ、と実感させてくれるライヴバージョンで
しかし、それから体重は12kg以上減なので、走ることの減量効果は絶大ですわ。
私にとって走ることは、人生で最も嫌なものの1つだったので(運動部出身にもかかわらず)、今でも走る喜びというものが全く理解できない苦行そのものという認識なのですが、減量という結果が出てくると続けられるモンなんですね。
外を走るのはいろいろ見えてくるものもあり楽しい・・・です。
まさに持続は力なんでしょうね。
ちなみにそんな先輩に意見するのは失礼なのは承知の上で言わせてもらうと、
5km 走れるのなら 10km は時間さえかければ間違いなく走れると思います。
>今でも走る喜びというものが全く理解できない苦行そのものという認識なのです
ということですが、走るペースをグッと落とし、会話できる程度のスピードにすれば、
決して辛いとは思わなくなると、個人的な経験から思うのですが…。
一度試してみてください。
鍛えると言う視点からは外れるのですが、ダイエットとかいう視点で行くと、走るスピードよりも走る時間が一番の肝であるのでは?と気付き始めたところです。
私的には、死ぬ気で5キロ30分切りで走るより、しなしなと1時間8km走った方がしんどくなくて減量効果はあるのではと思い始めたところです(^^
そこら辺は色々な見解があるのでしょうが、あまり硬く考えず楽しみながら色々試行錯誤して継続していきたいです。
長々とすいませんでした。