俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

2007年 飲み納め

2007年12月30日 23時51分42秒 | 時系列でご覧ください
年もどんどん押し迫った昨日の夜、「街」へ出て飲むのは年内これが最後とばかり軽くハシゴ酒(笑)。

まずはちょこっと高岡町の「空海」へ顔を出した後、久々(実は金沢で一番好きな飲み屋である)「里見町リキュール」へ。

これでも路面店というのかなと笑って話していたがごとく通りからかなり奥まっている入り口

夜になるとほとんど人の通らない里見町の、しかもマンションの1階ながらずいぶん奥まったところにあるこの店、通りすがりの人が入ってくることはまずないところが素晴しい。
そしていろんな雑誌の取材依頼に対しても頑なに拒んでいて、メディア露出が皆無というのも何となく「偉そう」(笑)で素敵だったりもする。
さらに何よりも一人ですべて切り盛りしている店主であるタケシとの「あー言えば、こう言う」的話のやり取りが何とも楽しく、行く度に元気になる、そんなバーだ。

こんな小じゃれたお通しが出てくるところなんぞ、実はちゃんとしたお店だったりもする

それにしてもかつては26インチのジーンズで長髪だった面影はきれいさっぱり、見事なほどまでない!(笑)


そしてそのあと、これまた芸妓言葉で言うところの「長いこって」で行ったのが、愛すべきロック・バー「HAKASE」。

John&Yoko の写真も泣かせるけれど、貴重なアルバムのジャケットディスプレイも見ものだったりもする

通常あまり見かけない萬歳楽の「初音」とお通しであるハカセ自家製のポテトサラダ。ともに美味!

こちらは朝まで営業している小じんまりとした飲み屋が集まっていて、金沢のゴールデン街とも形容される『新天地』というこれまた格好の立地。
昔々、木倉町で「鳩」というロック喫茶をやっていた頃からだからもうかれこれ35年近くの付き合いとなるマスターのハカセ。

いつの間にか来年には赤いものを羽織るというその年齢を鑑みたとしても、そのお腹周りは…(苦笑)

基本は70年代の音楽中心だけど、普通にちゃんとロックが聴け、語れてしまう中年の親爺たちの憩いの場だったりするのだ。


そしてそして、最後はやっぱり今年一年数え切れないほど通ってしまったご存知スペイン料理の「アロス」へ。

朝の4時近くにこんなちゃんとした料理を食べさせてもらうなんて、いつもながら感動。貝も魚も最高!

思えば、他でどれだけ飲んでいても最後の〆にはここへと足が向き続けた一年だった。
そんなときは特に料理はさほど頼まず、ほとんどバール、もしくはバーとして利用させてもらっていたのにもかかわらず優しく受け入れてくれた石浦くんに感謝。
とにもかくにもおかげでいろんな人たちとともに本当に楽しい時間を過ごすことが出来たのだ。感謝!

トロプロン・モンドのセカンドワインである「アン・アムール・ドゥ・モンド」なんぞが急に出てきたりもする(汗)

ただ、エヘヘヘ、来年はもう少し早く家に帰ることを心がけようと思う2007年の年の瀬だったりするのであります(苦笑)。



今日の1曲 “ Get Together ” : Jesse Colin Young

ハカセと言えば、一番印象的だったのはやっぱり仲間を集めての「ジェシ・コリン・ヤング」のコンサートを開催したことだ。
主催者の名称もジェシ・コリの曲名から『ソング・バード』と名付け、何とか成功に持ち込んだはずで、思えばこの頃ってコンサート屋さんでなくてもコンサートが主催できる良い時代でありました。
ちなみにこの" Get together "はヤングブラッズ時代の曲で、'69年に全米5位にまで登りつめたのでありました。
それにしても今や66歳になってしまったジェシ・コリ爺さん、現在はハワイに住んでいて、ナント!コーヒー農園を経営しているというのは、あれっ?という感じです。
リヴォン・ヘルムやジョン・セバスチャン、ロジャー・マッギンらとともに演奏しているライヴ映像はこちら


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