話題性こそ高いものの売上的には案外地味だったという一連のスパイスシリーズとは比べようもないくらい売れ行き好調で、評価も高かった「 シャモ&コーチン 」 でしたが、その後継として登場した 「シャモしお 」 を前回の反省から3日目に食べに行ったところ、こんな一麺と出会えるから --- 最近は細々ながらではありますが --- ラーメン屋通いもやめられないなぁと思わせてくれるほど、その予想を超えた美味しさですっかり嬉しくなったのでありました。
ラーメンが提供される前に、氷見の 「 貪瞋痴(とんじんち)」 同様、まずはトッピング具材が別皿で用意され、このあたりですでに、のぼるくんの自信のほどが垣間見られ
続いて運ばれた何もトッピングされていない香り立つ潔い姿の 「 かけそば 」 ならぬ 「 かけラーメン 」 のスープをすすってみると、これが、これが、
前作の “ シャモ コー ” にくらべ、生醤油が加えられていない分、より鶏の旨さが柔らかく伝わり、そのただならぬ深い味わいに思わず 「 ふふふっ 」 と顔がニンマリ。
いやはや、これは相当に旨いッス。
そしてそのまま何も加えず食べても美味しいけれど、チャーシューとメンマはさておき、ネギのみのトッピングで食べると、これはこれでシンプルな味をさらに楽しむことが出来、その愛おしさの募る旨さに心ワクワクなのであります。
もちろん好き嫌いの判断基準は人それぞれなんだろうけれど、作っている本人も話していたけれど、前作よりさらにシンプルさを追求した分、断然こちらのほうが旨味を感じ、個人的には今年の “ Most Valuable Player ” ならぬ “ Most Valuable Ramen ” と相成ったのでありました。
ちなみに麺の茹で時間も通常より気持ち長い目になっている分、若干柔らかめとなっていて、このスープにうまく合わせてあるところもさすがです。
それにしてものぼるくん、年明けには調達ルートを探しだし、シャモとコーチンに比内地鶏を加えてトリプル地鶏でスープを取るという計画があるらしく、もちろんそれなりにコストがかかる分 「 かけラーメン 」 を基本とし、追加でトッピングといった、個人的には願ったりかなったりの展開となりそうで、それはそれで大いに楽しみだけど、まずはこの 「 シャモしお 」 、窪7丁目に店舗あった時代からあれこれ食べたのぼるくんの数あるラーメンの中でも、大いなるひとつの到達点だと思うので、機会があれば是非ともご賞味あれ! なのであります。
※ただ、そのあまりの人気ぶりに、昼のピーク途中でスープが終了することも多々あるようなので、出来ることならオープン直前と言うか開店に目掛けて並んででも一度行くことをオススメです。
今日の1曲 “ Driving Home For Christmas ” : Chris Rea
毎年この時期に紹介している、今やスタンダードとなったこの曲を聴いて、全然そんな気分じゃないけれどクリスマス近いことを改めて思う、ひと際寒い午後なのであります。
後日、朝一番で並んで食べたときは最初からネギだけトッピングでお願いしたけれど、
いやはや、相変わらず何とも言えぬ旨さでした。
確かにこれだけで地方では難しいかも知れないけれど、
少なくとも季節商品ではない分、レギュラー化を強く望みたいです。
それにしても、ちからくんのコメント、いいなぁ。デス。
僕も元々のぼるさんの「しおそば」が好きなので、(しかも今回2回売り切れでフられており、)
否が応でも期待が大きくなっていたのですが、、、
大谷翔平もびっくりな位に「期待を越えて」きてくれました!!
一口食べただけで思わずガッツポーズしたくなる美味しさでした。
これだ!こういうのを待ってた!こんなラーメンが食べたかったんだ!!
そんな至福の喜びで一日を幸せに過ごせたのは、まさにラーメン好きの冥利に尽きます。
記憶に焼き付く、ぶっちぎりで忘れられない一杯になりそうです。
都会ならこの一品専門でお店をやっても行列がつくであろうクオリティだと思いますが、
期間限定となってなってしまうのは本当に残念です。
でもまたトリプル地鶏にも期待ですね。
…何らかの形で、近い品質のものを安定供給にまでこぎ着けて下さると嬉しい限りですが…。
あまりの感動につい長々コメントしてしまいましたm(_ _)m
週末寒さに気をつけて頑張って下さい!