俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

冬のイチ押し 鴨南蛮そば @ 金沢 柿木畠 「 更科 藤井 」

2012年11月24日 19時38分42秒 | 時系列でご覧ください

~ 冬になると思いだす、遙かな鴨、旨い汁 ~ ♪♪


なぁ~んて鼻歌を歌いながら、昨日の遅めの昼食は、お馴染み藤井くんとこで
< 鴨が葱を背負ってやって来る > 「 鴨なんばん 」。



実は前回ノラ・ジョーンズのコンサート前に行った時は “ 鴨ぬき ” でお願いしていたので、これが今シーズン初めての鴨そばだったのだけど、とにかくやっぱり至極当然ながら激しく旨し!
※写真は前回の鴨ぬきのものです



分厚く切り分けられた鴨肉に、下仁田ネギ、それから原木シイタケ、そして鴨つくね…。



出生地は知らずとも、軽くソテーされた鴨肉の旨さはもちろんのこと、そこから滲み出る脂が出汁にコクとうまみを加え、さらには下仁田ネギのとろっとした甘味、そしてそして鴨つくねの食感と旨味が混然一体となって醸し出すハーモニー!
ク~~ッ、もうもう堪りまへん



ついで言うなら普通のどこにでもあるような三つ葉ではなく、蕎麦屋の矜持とも言える香り高い 「 白茎三つ葉 」 が添えられているところもさすがであります



ちなみに去年から正式メニューとなった単体だと一人前4,000円、蕎麦付きだと5,000円の 「 鴨なべ 」 なるメニューも用意されていて、今年からはハーフだと単体で2,000円、蕎麦も付けると3,000円という設定もあるそうで、去年は残念ながら行けず終いだったので、今年こそはと思っている次第。
そして、そして密かにこのメニューで忘年会をばと勝手に企てていたりするのであります。うひゃひゃ
※写真はブータン在住の加納くんのものを事後承諾拝借であります。スマン



加えてハーフポーションで何かというリクエストに応えてくれたのが、藤井くん曰く 『 冬の鉄板組み合わせ 』 だという変わり蕎麦である今が旬の黄柚子を練り込んだ「 柚子切り 」

香り良くさっぱりした味わいでさわやかな喉越し、そのままでも、また塩だけでも充分美味しさが伝わる蕎麦で、なるほど鴨ねぎにピッタリな絶妙な組み合わせだったのであります。

ということで、これから迎える季節一番の組み合わせであることに間違いなく、機会があれば是非、是非!
かなりオススメなのであります。



今日の1曲 “ Sweet Jane ”   :    Lou Reed

スーツケースを片手に
奴の車を待っている俺
ジャックとジェーンは憧れのマイホーム
俺はしがないロックンローラーさ
 
ジム とっととこんな街ずらかろうぜ
世の中すっかり変わっちまったよ
ライムを知らない奴が詩を書きたがり
女たちは教養で孤独を癒してる
 
Sweet Jane
Sweet Jane
 
 
ジャックは銀行員で、ジェーンは事務員
二人は金を稼ぐことに必死で
いつもクタクタになって家に帰る
 
そして、家の中で
二人がどんな曲を聞いてると思う? ジム
チャイコフスキーだよ、チャイコフスキー
腹の中の子どもにはそういうのがいいんだってさ
 
Sweet Jane
Sweet Jane
 
 
仕事が生きがいって奴がいれば
ダンスに夢中になる奴もいる
「人生なんて無意味なものよ」と
子にふきかける母親だっている
 
女の涙はかれることはなく
法をくぐる悪党どもはかぎりなく
昔を懐古する連中の話はきりがなく
そして、誰もが死ぬために生きている
 
だけど 心を持っている奴は
それをひるがえしたり憎もうとはしない
自分が演じられる役を持っている奴は
それをひるがえしたり憎もうとはしない
 
Sweet Jane
Sweet Jane...


なかなか歌が始まらず、じらすだけじらしてからスタートするこの曲、オリジナルはルー・リード在籍期最後のヴェルヴェット・アンダーグランドのアルバム「ローデッド」(1970)に収録されちょります。
作詞・作曲もルー・リードの手になるこの曲、久しぶりに聴いてもやっぱええなぁ、ということで興味のある方は是非ご一聴あれ!



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