
今日のお昼は「インドまつり」から「インドごはん」へとシリーズの名前が変わったムシャさんとこのスポット企画ものメニューでインド風にまったり昼ご飯。
今回のコンセプトは 『 インド・ベンガル地方の家庭料理を参考に、スパイスと季節の野菜をたのしむ 』 ところにあるようで、どちらかと言うとそんな家庭料理でもハレな食事となっていて、そのスパイシーだけど決して刺激的ではない、だけどしみじみと美味しさが伝わるムシャ風インド料理にまたしても唸らされてしまったのでありました。

ホールスパイスとナッツ類を炊きこんだ 「 インド風炊き込みご飯 」
まさしくお祝い事のようなハレの日に用意する食事らしいけれど、見た目にもカラフルで、ホールのスパイスをガリっと噛みながらのご飯の味はまた格別であります。

ベソンという豆の粉を衣に使った 「 玉葱のインド風かきあげ 」
胃腸を整えるアジョワンというスパイスが入っているとのことだけど、何だか不思議な味わい。
ただ出来ればこの手のものは、やっぱり揚げたてを食べてみたいなあ

野菜たっぷりで食べ応え十分な 「 きゃべつとカリフラワーのカレー 」
確かにカレーであることに間違いはないのだけど、そのカテゴリーには入れたくないそのやさしさいっぱいの味付けに幸せ感が広がります。

この日一番の感動だった 「 揚げた長芋の豆乳ヨーグルトカレー 」
なんですか?この旨さは!
ともあれ、ベンガルでは川魚のヨーグルトカレーをよく食べると言いつつ、代わりに長芋の揚げたものを持ってくる発想が素晴らしすぎます。
香辛料そのものはさほど変わったものは使っていないものの、セロリ好きにはその風味がやはり堪りましぇ~ん

つまみとして最適だろうと思ってしまった 「 季節の青菜のスパイス炒め 」
くたくたと炒め煮にして、その特有の甘さが引き出された青菜にマスタードの風味が見事にマッチしちょります

汁ものには 「 さつまいもとタニータップ、挽き割り豆のココナツスープ 」
煮ものに最適だというヨーロッパ種の蕪であるタニータップの美味しさはまた格別だなあ

そしてデザートには純植物性乳酸菌の有機豆乳ヨーグルトで作ったという 「 自家製ラッシー 」 に 「 手鞠みかんのシロップ煮添え 」
さらには決して薄いわけではなく、かと言って濃厚でもない、しみじみと味わい深い京都・六曜社の珈琲まで飲んで、しっかりすっかり和まさせてもらったのであります。
今回は3日間だけの実施で、つまり明日、明後日しかやっていないのですが、予約に少々空きがあるようなので、興味がある人は是非!
ご予約は 090-6270-6490 まで
今日の1曲 “ By This River ” : Brian Eno
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