俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

絶品 「 鯛塩らぁ麺 」 @ 金沢工大近く  Noodle kitchen TERRA

2012年10月18日 10時40分11秒 | 時系列でご覧ください

先日行ったときに “ 気まぐれメニュー ” と謳ってあったこともあり是非食べてみたいと思いつつも、店主の柳島くんから今日のこちらの出来も相当に自信があるからと結局 「 コク塩らぁめん テラ 」 を食べて(これはこれで当然のことながら旨かったのだけど)以来、ずっと食べたかった 「 鯛塩らぁ麺 」 を食べにこの前の土曜日の午後、ピークが終わった頃を見計らって訪問。

一時期 「 ととせ倶楽部 」 をはじめとする醤油系にも力が入っていたけれど、動物系素材を一切使わず魚介出汁と天然塩でスープを作り、トッピングも味付けたものはのせず最小限のものにとどめた 「 竜宮そば 」 を出したあたりから、また塩系にも改めて力が入っているようで、そうした積み重ねの結果として出してきたこの 「 鯛塩らぁ麺 」、やはり期待を裏切らない旨さで大満足。


とにかく丸鶏からとったに出汁にラウス昆布、そして鯛のアラを一度焼いてから鯛煮干しとともに加えて取ったという出汁を合わせた清湯スープが何と言っても秀逸。

鼻孔をくすぐる鶏の香り、口に含んだ時に拡がる鯛の甘味をほのかに感じさせる味わい、そしてやさしげな塩味。
とにかくそのただならぬ旨さに思わず、まるで温泉のお湯につかったときみたいな深い深いため息が「あ~~~」と出てしまい、たまたま店で遭遇したミカ&カッキーコンビに笑われてしまう始末。


より美味しくなった鶏胸肉チャーシューに「大河」と同様に太く噛み応えのあるメンマ、ちょうどええ塩梅の煮玉子といったトッピングライナップに加え、そこに刻みネギと糸唐辛子が飾られ、ヴィジュアル的にも美しいし、何よりもみつ葉が見た目にも、そして味の相性的にもピッタリで、とにかくみつ葉がここまで似合うラーメンというのはそうそうないと思う。



そしてこれまたどんどん旨くなっている縮れ細麺である自家製麺、全粒粉の量は加減しているようだけど、スープを邪魔しないながらも麺自体の存在感も感じることが出来、どこか「神楽」への道へ進んで行くそうな気配。


というわけで、まさに群雄割拠している金沢のラーメン界に置いて、外すことの出来ないひと品として大いにオススメしてしまうのであります。


<オマケ画像>

こちらは新婚カップルでもあるミカッキーが頼んでいた「竜宮そば」&「まかないご飯」。
ある意味、相互補完しているなかなか素敵な組み合わせであります。

Noodle kitchen TERRA

野々市町扇が丘9-20 扇が丘ビル1F
090-2835-1811
11:30~14:30(土日祝は15:30まで)
17:30~19:45(平日のみ)
木曜定休




今日の1曲 “ Winterland ” : 大橋トリオ 

先日、:金沢市民芸術村 パフォーミングスクエアで カルテット編成でライブを行ない多くの人を魅了した姓は大橋、名はトリオくん。
その独特の世界観を感じさせる演奏は確かに素晴らしかっただけに、ステージングのぐだぐだ加減はいささか鼻白んだりもしたのですが、生の演奏に触れることによってさらに好きになってしまいました。
ということで、これからの季節、より多くの人たちが効くであろうこの曲を…





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