
かのウッドストック・フェスが行なわれる1ヶ月前、1969年7月5日、ロンドンのハイドパークで行なわれたストーンズのフリーコンサートの模様を収めた映画がNHKの BS2 で放送されることを友人から教えられ、凄い久しぶりに見てみた。
ストーンズにとって、ブライアン・ジョーンズの脱退後の初のステージとして、ミック・テイラーのお披露目ライヴとなるところが、そのブライアンが直前に亡くなったことで急遽彼への追悼ライヴにもなってしまったこのコンサート、やはりこの頃がストーンズの絶頂期だったんだろうなと改めて見て強く実感。
“ MIDNIGHT RAMBLER ”から始まるその日のステージの様子とともに、マリアン・フェイスフルがチョコッと顔を出したりしてミックへのインタビュー中心にバックステージの模様も映し出されているけれど、あとに続く『オルタモントの悲劇』(←詳しくは http://www5f.biglobe.ne.jp/~letsrock/Altamont.html)を知る者にとってはこのコンサートの平穏さはほとんど奇跡にも思えた。
思えばかつてロンドンで行なわれた「アパルトヘイトに反対するミュージシャンによるフリーコンサート」に行ったときのこと、この時もピーター・ゲイブリエルが出てこようと、それこそ当時人気絶頂だったスティングが出てこようと、誰一人として人を押しのけて前に殺到するでなく、それぞれの人たちが思い思いにゆったりとコンサートを楽しむ姿が印象的だったけれど、まさにそんな感じのコンサートだったんだろうなあと思う。(一部の若い女の子は除くけどね)
そして圧巻なのはやはりお馴染み“ HONKY TONK WOMAN ”からブルーズ魂炸裂の“ LOVE IN VAIN ”、そしてリフの連続で圧倒的な世界観を醸し出す“ SYMPATHY FOR THE DEVIL ”へと続くコンサートの終盤。
先日東京ドームで見たエンターテイメントに徹したステージングとは対極の演奏振りで、確実にロックしていた彼らの姿がここにはあった。
ただ残念だったのは、フィルムが終わったあと、何故?に登場してきた某写真家の頓珍漢なコメントの数々。どう考えても彼の起用は番組的に必要なかったと思うけれど、それがNHKということか。
あわせて70年代以降のPVが数多く流されていたけれど、改めて観るとどれもこれも酷い出来で、ストーンズは(個人的にとっても好きな)チャーリー・ワッツを除いて、ヴィジュアルバンドではないなと再度認識してしまった。
何はともあれ70年以降のそうした姿に比べこのコンサートでのミックのカッコイイこと。あたかもジョニー・ディップ扮した映画「リバティーン」の主人公のごとく、その姿は重なってすら見えたのだ。
ストーンズにとって、ブライアン・ジョーンズの脱退後の初のステージとして、ミック・テイラーのお披露目ライヴとなるところが、そのブライアンが直前に亡くなったことで急遽彼への追悼ライヴにもなってしまったこのコンサート、やはりこの頃がストーンズの絶頂期だったんだろうなと改めて見て強く実感。
“ MIDNIGHT RAMBLER ”から始まるその日のステージの様子とともに、マリアン・フェイスフルがチョコッと顔を出したりしてミックへのインタビュー中心にバックステージの模様も映し出されているけれど、あとに続く『オルタモントの悲劇』(←詳しくは http://www5f.biglobe.ne.jp/~letsrock/Altamont.html)を知る者にとってはこのコンサートの平穏さはほとんど奇跡にも思えた。
思えばかつてロンドンで行なわれた「アパルトヘイトに反対するミュージシャンによるフリーコンサート」に行ったときのこと、この時もピーター・ゲイブリエルが出てこようと、それこそ当時人気絶頂だったスティングが出てこようと、誰一人として人を押しのけて前に殺到するでなく、それぞれの人たちが思い思いにゆったりとコンサートを楽しむ姿が印象的だったけれど、まさにそんな感じのコンサートだったんだろうなあと思う。(一部の若い女の子は除くけどね)
そして圧巻なのはやはりお馴染み“ HONKY TONK WOMAN ”からブルーズ魂炸裂の“ LOVE IN VAIN ”、そしてリフの連続で圧倒的な世界観を醸し出す“ SYMPATHY FOR THE DEVIL ”へと続くコンサートの終盤。
先日東京ドームで見たエンターテイメントに徹したステージングとは対極の演奏振りで、確実にロックしていた彼らの姿がここにはあった。
ただ残念だったのは、フィルムが終わったあと、何故?に登場してきた某写真家の頓珍漢なコメントの数々。どう考えても彼の起用は番組的に必要なかったと思うけれど、それがNHKということか。
あわせて70年代以降のPVが数多く流されていたけれど、改めて観るとどれもこれも酷い出来で、ストーンズは(個人的にとっても好きな)チャーリー・ワッツを除いて、ヴィジュアルバンドではないなと再度認識してしまった。
何はともあれ70年以降のそうした姿に比べこのコンサートでのミックのカッコイイこと。あたかもジョニー・ディップ扮した映画「リバティーン」の主人公のごとく、その姿は重なってすら見えたのだ。
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