俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

ちょびっとシチリアな夜のひと時 @ 金沢 尾山町 「 コルサロ 」

2016年07月20日 14時50分48秒 | 時系列でご覧ください

先日ちょこっと時間が出来たときに、ふと思い出して久しぶりに金山シェフのところへ行ったところ、のっけから

兄貴、今日はどんな作戦で? 」と訊かれ、
ってか、“ 作戦 ” という訊き方もそれはそれで結構おかしいけれど

う~ん、じゃあシチリアの夏なイメージで 」 と大雑把に答えるほうも答えるほうで我ながらたいがいだと思うけれど、

ともあれ、こんな感じでオーダーが通る店って、やっぱり楽しい。



というわけで、最初に出てきた 「 ボタン海老のカルパッチョ 」 は、レモンドレッシングとともにというのがシチリア風らしいけど、そう言われて食べると、なるほど口の中にシシリーの風が吹いたような気になりますぜ。



この日は暑かったこともあって、泡の誘惑にもグラっと来つつ、友達が勧めてくれたシチリアのワイナリー 『 プラネタ 』 のシャルドネをチョイスしたのだけど、これが思っていた以上にとても旨くて、料理との相性も抜群。



そして何の説明もなく(笑)置いて行ってくれたワインのあてをあれこれ少しずつ食べ進むと、汗も引き、すっかり夕食モードに。



こんなマグロと梅貝といった金沢のイタリアンならではの組み合わせもまた愉しです。



そんな中登場したのがバルサミコ酢風味の 「 穴子のフリット 」。
実はこの日も例によって金山くんが自分で作り、自分でテーブルまで持ってきてくれたのだけど、ほかにもゲストの料理もしながらの手際の良さはさすがなのであります。

ただ、ちょっと忙しそうで、このひと皿に込められた思いは訊けず終いではありましたが…。



そして時間が無くなりメインにたどり着かない中作ってもらったシチリア伝統料理の中でも代表的メニューである 「 ブカティーニ パスタ コン サルデ 」。

たっぷり入ったイワシに松の実、そしてフェンネルが味の要となって、本当に美味しい。
加えてパルメザンチーズではなく、「 アンチョビ風味のパン粉 」 がふんだんにかけられていて、そのさくさくっとした食感も含めて新鮮な味わいだったのでありました。



というわけで、時間が限られている中、どうもご馳走様でした。
またシチリアな夜を体感しに行きますぜ。

そして奇しくもワルシャワ在住の友達母娘が数日前からシチリアに行っていて楽しそうな日々を過ごしているのを見るにつけ、無性にシチリアに行きたくなっている今日この頃なのであります。ウ~ム。





今日の1曲 “ シチリアーナ ”  :  フォーレ




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