俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

四川料理 川菜館 @ 東京 小川町

2010年04月25日 12時21分24秒 | 時系列でご覧ください

金沢という街は美味しい食べ物屋さんがいっぱいあって良いですねと、何かことあるごとに言われ、事実そうだと思うことも多々あるけれど、いかんせん『中華』というジャンル、中でも『四川料理』に関しては(あくまでも個人的に、ではありますが)これぞ!という店がなかなか思い浮かばず、辛いもの好きな身にとっちゃ結構悲しかったりする今日この頃。

そんな中、先日東京生まれ東京育ちでイタリア在住10年の経験もあるミスターKくんのナビのもと訪れた神田駿河台にある「川菜館」で、やたらと辛さだけが際立つのではなく、辛さの序破急がきっちり伝わる旨味あふれる抜群な味わいの料理の数々に、感激のあまりすっかり悶絶、七転八倒。アハッ




まず前菜に頼んだのは見た目にもユニークな皮付き豚バラ肉ときゅうりの創作料理である「涼衣白肉」。
まるで洗濯物を干しているかのごとくぶら下がっている薄切りの豚肉ときゅうりを辛旨なたれにつけて食べるのだけど、見た目のインパクトだけではなく全体のバランスがとても良くてあっという間に完食。




続いて出てきたのが油たっぷり、唐辛子もたっぷりでグツグツ煮立ったスープの中に白身魚(きんめ鯛)や野菜が入っている四川料理の定番「香水魚」。
見た目ほど辛くはないものの、はふはふ言いながら食べ進むとやはりじわ~んと汗をかき始め、それがなんとも爽快な汗だったりしますのじゃ




そしてやっぱ野菜もしっかりと摂らなくっちゃということでオーダーしたちょいと上海も感じさせるピリ辛な「野菜あんかけ炒め」
まさにつぼを押さえた火の通り具合も塩加減も抜群! 素材の味が見事に伝わってきて、ホントただ者ではない旨さ!





四川と言えばやはりこれを外すわけには行かないだろうという「麻婆豆腐」は紙鍋で供され、熱々具合をキープ。
辣油の強烈な辛さと、花椒独特の痺れが舌を直撃!いやはや旨いの何のって、思わずみんながご飯をオーダーし、即席麻婆丼に。




実はこの日入店したのがラストオーダー(23時)の1時間前だったので、本当のところあれも食べたい、これも食べてみたいと思いつつ、あきらめざるを得なかったけれど、味的にも価格的にもそして上海出身で在日20年になるというフレンドリーなオーナーをはじめとするサービス的にも本当にブラボーなお店でありました。

機会があればまた是非是非行きたい超オススメのお店であります。
あー、頭に汗をかくあの感覚、今書いているだけで蘇ってきて、めちゃ食べたいぞー!

四川料理 川菜館
東京都千代田区神田駿河台3-7-7
03-3295-3818
11:30 - 23:00
年中無休

[ 地図 ]




今日の1曲 “ 北京ダック ” :  Tin Pan

チャイナと言えばやっぱりこの曲でしょうなあ。
Tin Pan Alley 解散後、2000年に Tin Pan 名義で突如復活した時のライヴヴァージョンでどうぞ




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