俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

特製たぬきそば @ 更科藤井

2010年09月22日 21時15分47秒 | 時系列でご覧ください

全国的に言えば「たぬきうどん」「たぬきそば」とは、通常は揚げ玉入りのうどんやそばのことを指すようだけど、金沢では何故か京都と同じく刻んだ油揚げをのせ、上から葛餡をかけたものを「たぬきうどん」「たぬきそば」と呼んじゃったりしているのであります。
連休明けで多分静かだろうという予想が的中した(トホホな)昨日のガレタッソ。
ちょうど良い感じでみなさんが早い目に帰って行った中、唯一残ってくれていた綾ちゃんが藤井さん未体験と知り、ならばとそれを口実に(アハッ)同行をお願いして、またまた「更科藤井」へ。

そしていつもはメニューの中からあれこれチョイスするのだけど、昨日は大丈夫でっか?と藤井くんに確認の後、特別におまかせでお願いして「何が出るかな、何が出るかな」のワクワク状態。エヘヘ


「そば焼酎のそば湯割り」ともに出てきた柚子風味の利いた「水茄子」と「うに&生湯葉」
味加減もポーションも酒のあてとしては堪りましぇ~ん



毎日通っている市場で吟味された「のど黒の酢の物」はご存知金時草とともに。
蕎麦屋でこんな贅沢が出来るのは、金沢ではやはりここしか知らない



一見焼き鳥かと思いきや、よく見ると栗や松茸(ごとき?)など季節の野菜もどっちゃり。
新竪町の八百屋「松田久直商店」の松田くんチョイスの素材の良さが伝わりますぅ~



ちょこっとだけといった感じで出てきた「ひとくちそばがき」
前回食べたときよりむっちりしていて、個人的にはコチラが好みであります



箸休めに、と出してもらった「平目の造り」
器といい、出し方といい、どこで食べているのか分からなくなるほど粋なのであります



そしてこの日の〆として登場した、日頃想像しているものとは行って帰ってくるほど違う

驚愕の「たぬきそば」 ガーン!

そばの姿が全然見えないほど普段のものより遥かに多く特別にのせられ(ていたらしい)天ぷらに、思わず天丼?と訊いてしまったほどのこのそば、とにかく「たぬきそば」と言うよりも「上乗せ天ぷらそば」とでも言うべき状態(苦笑)

聞くところによると飲食関係者がよくその日のネタを訊いて注文することが多いらしく、ガレタッソ影の料理人柏くんも「僕も一番好きです」( ← 早く教えてくれよ!)とのこと。
「季節の野菜の天ぷら」をひとつひとつ、あるいは「タマゴ巻き」や「かまぼこ」など蕎麦屋アイテムを少しずつ食べながら酒を飲むというのは大いに可能で、ある意味『オール・イン・ワン』な究極のメニューだなあと、いたく感動させられたのでありました。

来月始めるというトリュフ(トリュフでっせ、トリュフ!)を練りこんだ「季節の変わりそば」も楽しみだけど、やはりこの「たぬきそば」(繰り返しますがここまでの盛りはエクストラがかかってしまいますが…)、かなり、かなりオススメであります。
機会があれば是非ともご賞味あれ!


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2 コメント

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蕎麦ダヨ! (oke)
2010-09-24 16:18:44
「たぬき」って、、今まで天かすか油あげが乗っかったのしか食べたことなかったんですけど・・
藤井さんの「たぬき」はいつもあんな感じで凄いんでしょうか?!感動的です♪
ひょっとしてnikiスペシャルバージョン?
そこを追求して次に訪問した際の注文の仕方を考えねば(笑)
蕎麦湯はK納さん派。サラサラの方が好き。

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◇ oke ちゃんへ (nikidasu)
2010-09-25 16:14:01
この前一緒に食べたのが普通バージョンで、写真に写っているのは
あくまでも「特製」バージョンであります。
時間があるときお願いすれば作ってもらえるかな?
一応確認してみますね。

蕎麦湯、サラサラ派ですか、
こちとら江戸っ子でねえので、ドロドロ派でぇ(笑)
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