俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

パスタのパエリャ、フィデウア(fideua) @ 「スペイン料理 アロス」

2011年08月17日 17時33分44秒 | 時系列でご覧ください

一昨日の夜、店が珍しく定刻に閉められたので、せっかくだからとばかり最後に残っていたN田くんとともに「Bar QUINASE 」経由で、先週目出度く5周年を迎えた「アロス」へお祝いがてら参上。
そしていつものようにカヴァを飲みながら適当にいろいろと出してもらったのだけど、いつも以上の充実ぶりに食咲家、じゃなかった食通のN田くんも思わず唸ってくれたのでありました。



ある意味アロスの原点である「鱈のピルピル」はバケットに直接のっかって登場。
ちょこっと味わうためにひと切れだけという、その気遣いも年寄りにはありがたいのだよ



今回初めて食べたどこか昆虫っぽい(苦笑)「紫オクラ」はローズソルトとともに。
味そのものは普通のオクラとほとんど同じようなんだけど、塩を付けると旨いんだなこれが



愛知県産のフルーツトマトと胡瓜だけで作ったという「ガスパチョ」
ほのかな甘さと青臭さのバランスがちょうど良くてかなり好みの味であります



こちらはエゾ鹿の後ろ足の肉を焙煎ごまソースで…という逸品。
全く臭みがなく、なおかつ思いのほか柔らかくて食べやすく、その上旨~い!

※ここらあたりで「竹の子の酢漬け」を貰ったはずなんだけど、写真撮り忘れ、トホッ



今回のお盆の繁忙期に備えて冬から用意していたという「大黒さんまの塩焼き」
とにかくあぶらののり具合が半端なく絶品で、二人で悶絶、うひょひょひょひょー
ちなみに添えられていた小豆島産のレモン、これがまたオレンジみたいなやさしい
酸味で、思わずむしゃぶりついてしまったッス



そしてそしてこれがこの日のメインメニュー「フィレオ・コン・ネグロ」


  
  

フィデウアというスペインの中央に細い穴が開いていて、ちょっとくるりと曲がっているショート・パスタをお米の代わりに使ったパエリャパスタ。
イカ墨を使っているため写真からだとちょっと分かってもらえないかもしれませんが、アリオリとの相性もばっちりで、限りなくパエリャを食べている気分になるんだな、これが。
アロスでは近く通常メニューとなる予定(のはず?)なので、機会があれば是非お試しあれ!



ということでまたまた夜の深い時間での食事となったけれど、少量多品種というか、いつもながらちょこちょこっといろんなものを出してくれる石浦くんに感謝。
ムーチョ・グラシアスだっちゃ




今日の1曲 “ Summer Breeze ” : Seals & Crofts

今日クルマの中でFMを聴いていたら、夕涼みのことを Summer Breeze と表現するといったようなことが語られていたけれど、何だかニュアンス的には違うような気がするんだけどなあ、ブツブツ。
ということで、ここにきて朝晩はさすがに流れる風もサマーブリーズになったような気がするので、シールズ&クロフツの懐かしのこの曲を



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