俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」 THE A-TEAM

2010年08月28日 20時21分44秒 | 時系列でご覧ください

ウヒョー! 四の五の言わずに頭を空っぽにして観る分には面白いのなんのって、抱腹絶倒ストレス発散確実な1980年代に人気を博したTVドラマ「特攻野郎Aチーム」の映画化作品。

タイトルクレジットが表示されるまで20分ほど続くメンバー紹介ともなっているメキシコを舞台としたプロローグだけでもTV版だったら1本分はありそうな濃い内容で快調そのもの。



そして本来なら低予算で作られるであろうB級プログラムピクチャテイストをそのままに、舞台をバグダッド、フランクフルト、そしてロサンゼルスと世界を股にかけ、ヘリでもクルマでも何でもかんでも惜しみなくバカスカぶち壊すというハイバジェットならではの使い切りの気持ち良さ。

輸送機が撃墜された際、脱出に使われるのが何とパラシュートの付いた戦車で、砲弾を打って方向を変えつつ湖に着水するといった馬鹿馬鹿しさを通り越した面白さが堪りましぇん。



加えて、毎度お馴染み悪者の役回りのCIAに傭兵チームの悪者ぶりも堂に入っていて、超魅力的なAチームの面々のキャラクターを引き立てるのにも貢献。

とにかく短めのカット割りに、スピード写真のボックスの中での一連のシーンをはじめ、お遊び精神溢れる瞬間ギャグやリズミカルでテンポある展開で見飽きることなく、そうしたセンスを感じさせてくれる演出には大いに満足。



いささか遅い目の鑑賞だったので今さらながらではありますが、夏バテの人たちに贈る清涼剤と言えそうな本作、大きな期待を持たずに機会があれば是非!
個人的にはかなりオススメであります。



今日の1曲 “ Do It Again ” :  Steely Dan

フェイスに扮したブラッドリー・クーパーが元恋人役のジェシカ・ビールに「昔はよく聴いたじゃないか」と語りかけるのが(曲こそ流れなかったけれど)、スティーリー・

ダンだったところもさすが80年代ドラマをベースにしているなと感じさせたということで、彼らの代表的なこの曲を



最新の画像もっと見る

コメントを投稿