俺の明日はどっちだ

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白蓮ならぬ 「 妙蓮 」 見物 @ 金沢 神宮寺 真言宗 持明院

2014年08月06日 20時32分05秒 | 時系列でご覧ください

NHKの連続テレビ小説 「 花子とアン 」 に登場する葉山蓮子のモデル柳原白蓮つながりで、何となくだけど、蓮がちょっと気になる今日この頃。



というわけで、今日、蓮(はす)寺 として知られる 「 持明院 」 へ蓮見物に行ってみた。



実はこのお寺、石川県指定天然記念物の妙連が咲く蓮池があることで知られていて、もともとは金沢市本町にあって、大正12年3月7日には、国の天然記念物「持明院妙蓮池」として指定されていたものの、今の場所に移転に伴い、指定は解除されたらしい。
ただ、「 妙蓮 」 そのものは、国内ではここと滋賀県守山市の近江妙蓮公園と二か所だけでしか生育していないそうで、そういった意味でも希少価値は高いようだ。




で、その「妙蓮」とは何ぞや? というと、1本の茎に3~10ほどのつぼみを付ける多頭蓮の1種で、茎頭に多数の花をつける全国的にも珍しい蓮で、茎の先端の蕾は開花するに従い約100枚の花被が落下して多頭花が出現し、1,000枚から5,000枚までの花びらが出来るだそうだ。


加えておしべがすべて花被に変形しているため種子ができないので、よくあるじょうろのような蓮の実は、従って出来ないのだとか。



このあたり、拝観前に説明してくれたお寺の女性スタッフの受け売りなのですが、ともあれ、150株ほどの蓮が咲く姿は、なかなかお目にかかれない? と思うので、機会があれば是非!

ただ、個人的には開花した後より、その前のつぼみ状態の時が遥かに美しいと思ってしまいます。



真言宗 持明院
金沢市神宮寺3-12-15
076-252-3827
拝観料:300円
駐車場有
8月14日頃まで一般公開されるそうです。

[ 地図 ]


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