俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

「イブラヒムおじさんとコーランの花」

2004年12月19日 03時19分25秒 | 時系列でご覧ください
60年代のパリの裏町ブルー通りを舞台に展開されるこの映画、思春期の少年の成長物語とも見れるし、年老いた老人の黄昏を描いた物語とも取れる。あるいは民族と宗教という、多民族、多宗教が蠢く大都市パリの物語だ、とも言えるといった具合に、さまざまな見方の出来る映画だ。 とは言え、実際に観ているときは、老人と少年との心の触れ合いを微笑ましく思えたし、要所要所で流れる当時のヒットチューンを網羅した音楽を含め、 . . . 本文を読む