栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のボツ予想~7/8ディアドラの捲り

2018-11-17 08:39:57 | 血統予想

もちの木は人気3頭それぞれ見どころあると思いますが、離れた5人気なら◎サルサレイアから入る手かと
牝祖ハマナスがNantallah≒Gal I Love2×2、母母シーサイドエンゼルがVictoria Park3×4、父クロフネがNorthern Dancer≒Icecapade4×3、自身はVice Regent≒ノーザンテースト4×4
クロフネのダート馬としてやるべきことはやった配合で、どうみても中距離型なのに1400を地力で好走した前走も評価できる





アンドロメダは◎サーブルオール
見てのとおりディアドラと7/8良血で、ナスペリオン的斬れとHalo的機動力を兼備していてどこでも3着に好走するんですが、ここは前々で立ち回る馬が多いので中団からの捲りでいけるとみました

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」と競馬道OnLine「今週のBLOOD穴ライズ!」では東京スポーツ杯と伊勢佐木特別と福島9Rを予想していますので、今週もよろしくお願いします
ではこれから競馬場へ、今日も新馬戦まではパドックかぶりつきで(・∀・)


http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」も通常どおり、1日3Rアップします

http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

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競馬道OnLine「BLOOD穴ライズ!」、NETKEIBA「ウマい馬券」11/17,18

2018-11-16 18:16:05 | 血統予想

3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典 2018-2019』(自由国民社)の関連企画として、同書の編集を担当した競馬道OnLineのサイトにて、「栗山求、望田潤 今週のBLOOD穴ライズ!」という新コーナーがスタートしています
11/17,18は望田潤の担当。よろしければご覧ください(前夜18時公開です)


http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」も通常どおり、1日3Rアップします

http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

今週の新馬は土東4ケイアイターコイズ(POG)、土東5アクアミラビリス(POG)、土京5マーガレットリバー(一口)、ケイアイギャラリーの子孫は新馬戦[4-2-0-2]ですからデビュー戦こそ期待(・∀・)
アクアミラビリスは今年豊作説のヴィクトワールピサ牝駒、マーガレットリバーはフクキタルからのピックでタイキシャトル×Storm Catの黄金配合ですね

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「一口好配合ピック」ノルマンディーとウイン二次から栗山が1頭ずつピック

2018-11-14 15:14:35 | 共有クラブ

おかげさまで本年も好評をいただいている「一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)」、本日栗山がノルマンディーオーナーズクラブとウインレーシングクラブ(2次)から1頭ずつピックしました

現在シルク(19)、キャロット(16)、東サラ(7)、ジーワン(6)、ウイン(4)、グリーン(3)、ユニオン(3)、ラフィアン(3)、ニューワールド(2)、ノルマンディー(1)、友駿(1)から計65頭ピックしています
http://www.miesque.com/c00052.html

次はロードHCですが、21日から怒涛の名古屋~東京遠征&7日間連続飲みに突入するので、それまでにはピックを終わらせるつもりです

栗山求・望田潤の「一口馬主好配合馬ピックアップ(2018)」
https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/08dafcc45ec8de908733613184a62875

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11/10,11の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2018-11-14 09:51:33 | POG

『望田潤のPOG好配合馬リスト(2018)』で望田潤が推奨したアドマイヤマーズ(牡2歳)が土曜京都11Rデイリー杯2歳S(G2・芝1600m)を勝ちました。

アドマイヤマーズ(牡・父ダイワメジャー・母ヴィアメディチ)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104422/
母ヴィアメディチはリウレイ賞(仏G3・芝1600m)に勝ち、母父MediceanはエクリプスS(英G1・芝約10F)に勝った。Haloのクロス(3×5・5)、LinamixにPretty Polly血脈2つ(AlycidonとLe Fabuleux)、そして母父が中距離型というダイワメジャー黄金配合。機動力とパワーの1800型。(望田)

『一口馬主好配合馬ピックアップ(2017)』で望田潤が推奨したシハーブ(牡2歳)が日曜東京6Rの新馬戦(ダ1600m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父ゴールドアリュール
母サマーハ(Singspiel)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104760/
牡 募集価格:5000万円
ゴールドアリュールのダート適性は主にNureyev由来と考えるのが自然で、産駒においてもNureyev≒Sadler's Wellsをクロスしたり、NureyevにMr.ProspectorやRobertoを合わせてNantallah≒Nashua的パワーを増幅するような配合でダートの大物が出ています。本馬はシャケトラの3/4弟で、兄姉3頭は全てJRA勝ち馬。母系にMr.Prospectorが入って、Halo3×4とNureyev≒Sadler's Wells3×4となります。母系にMr.ProspectorとSpecialを併せ持つゴールドアリュール産駒は、JRAに79頭が出走してクリソライト、ゴールドドリーム、トウショウクラウン、マイネルオフィールなど39頭が勝ち馬。勝ち馬率49%平均賞金1847万円はゴールドアリュール産駒全体(勝ち馬率43%平均賞金1587万円)を上回っています。この厩舎なので3歳春は青葉賞に出てるかもしれませんが(笑)、ダートのオープン馬に期待できる配合なのはたしかでしょう。(望田)

『ディープインパクト好配合リスト(2018)』で栗山求が推奨したプライドランド(牡2歳)が土曜京都3Rの未勝利戦(芝1400m)を勝ち上がりました。

◎プライドランド(牡・母ザズー)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2016104762/
サンデーサラブレッドクラブで募集価格1億円。クイーンC(G3)3着馬アルーシャの全弟。母ザズーは現役時代、アメリカでレディーズシークレットS(G1・ダ8.5f)、ラスヴァージネスS(G1・ダ8f)など3つの重賞を勝った。母の父Tapitは3年連続で米リーディングサイアーとなった名種牡馬で、「ディープ×Tapit」はまだサンプルが少ないためこれといった大物は出ていないが、連対率30.0%、複勝率56.7%とコンスタントに走っている。母方にPulpitとHis Majestyを併せ持つディープ産駒なので皐月賞馬アルアインと配合のアウトラインが似ている。(栗山)

土曜京都8R京都ジャンプS3着 マイネルプロンプト(一口・望田&栗山)
日曜福島12R西郷特別 ダノングレース(ディープ・栗山)

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デイリー杯は61.5-11.6-10.8-11.5、前にも書いたように、こういう上がりのケイバだとアドマイヤマーズは相手がケイデンスコールでもメイショウショウブでも手を焼きます

タフなレースのほうがパフォーマンスが上がるメジャーエンブレム型だと書いてきましたが、だから今日もパフォーマンスとしては平凡、先行脚質に完成してきたのは好感、朝日杯は何か引っ張る馬の番手ぐらいで運べばもっとパフォーマンスは上げられるはず

1月にクリソベリル民たちとノーザンに見学に行ったときかな、「見てのとおり順調だし素晴らしい馬ですよ」「でもゴルアだったらあそこにいるサマーハ、あれもクリソを凌ぐぐらいいいです」と

行きつけの飲み屋オジオコPOGはアドマイヤマーズの活躍により首位奪還しましたが、ゴルア枠をどれでいくか、クリソベリルとシハーブとマイサンシャインの3択で迷ってマイサンシャインにしてしまったのが今のところ非常に悔やまれる(^ ^;)

シハーブは堂々のゴルア黄金配合ですが、母父SingspielでHaloクロスらしい無駄のない捌きで、引っかかりながら12.2-12.0で上がった時点で性能の高さは疑いようがないですが、一度芝も試してみたくなる馬ですね

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『サラブレ』12月号「アーモンドアイ~史上最強牝馬への道」

2018-11-13 13:44:31 | お知らせ

本日11/13発売『サラブレ』2018年12月号、特集は「アーモンドアイ~史上最強牝馬への道」


https://www.enterbrain.co.jp/sarabure/book/

この特集内で「三冠牝馬を生み出したキングカメハメハ系の配合セオリーとは? アーモンドアイのド鉄板配合を見よ」と題して、キングカメハメハ系とアーモンドアイの配合についてあれこれ書いていますので、よろしければご一読ください

アーモンドアイの配合の最大のポイントはトライマイベスト≒ロッタレースの3/4同血クロス5×2と言っていいでしょうが、先週新馬勝ちしたヴァルディゼールも牝系がSex Appealで、トライマイベスト≒Russian Balletの3/4同血クロス5×3を持ちます







キャロットのマチカネエンジイロ17をピックした私としては、ヴァルディゼールの出来やレースぶりに大いに注目していたのですが、ヴァルディゼールもピックするかかなり迷ったんですよね…たしか募集時400キロなくて男馬にしてはかなり華奢に映ったんですよ

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第43回エリザベス女王杯回顧~本格化ハーツクライ、ついに京都で差し届く

2018-11-13 12:37:08 | 血統予想

京都11R エリザベス女王杯
◎11.スマートレイアー
○7.モズカッチャン
▲6.アドマイヤリード
△12.リスグラシュー
△13.ノームコア
×5.レッドジェノヴァ
×16.コルコバード
注9.クロコスミア
リスグラシューはマイラーではなく中距離馬だと書いてきたが、ハーツクライ産駒は京都芝G1[0-11-3-38]と2着の山を築いている。昨年の覇者モズカッチャンや紫苑Sが強かったノームコアから入る手はあるし、レッドジェノヴァのスタミナやアドマイヤリードの斬れ味に賭ける手もあるだろう。ただ昨年もスマートレイアーに◎を打った筆者としては、顕著な衰えは見られないし最近の不振にもそれぞれ明確な敗因があるので、主戦のユタカで挑む今年はもう一度◎で狙ってみたくなった。文字どおり百戦錬磨の人馬だからそこは本当に頼もしい。

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1~3着馬の血統についてはNETKEIBA「重賞レース血統診断」より再掲します

リスグラシュー
母リリサイドはLyphard4×3とMill Reef5×3を持ち、現役時は仏1000ギニーで1位入線も6着降着。その父American Postは仏2000ギニー馬。この母方の血でマイルG1でも好走するが、ハーツクライ産駒でスピードの乗りは中距離。だから東京の1800~2000ベスト説をとってきた。府中牝馬Sは完敗だったが競馬としては満点。ハーツクライ産駒は京都芝G1[0-11-3-38]と2着の山を築いている。(距離○スピード○底力◎コース○)



クロコスミア
母デヴェロッペは紫苑S2着。近親にディクタットなどがいる牝系で、牝祖Park AppealはCape Crossなどを産んだ名繁殖。ステイゴールドとNashwanを通じるDoronic≒Bustedのニアリークロスはバゴ×ステイゴールドの黄金配合で大成功している。母父が軽いマイラーのボストンハーバーなので先行力が武器で、昨年は超スローを利して流れ込み2着惜敗。今年も前残りに持ち込みたい。(距離○スピード○底力○コース◎)



モズカッチャン
モズの姪でラテンロックのイトコ。3代母Bright Tiaraの子孫にゴールドティアラ、ステファノス、ゴールデンハインドなどが出る。ハービンジャー×キングカメハメハはブラストワンピースと同じ。ナスペリオンとナスキロの組み合わせを重ね、脚長で直飛で斬れ味を武器とする中距離馬。札幌記念も直線半ばからの脚は目立ったが、実績どおり大箱の2000mぐらいが最も斬れる馬だろう。(距離◎スピード○底力◎コース○)



お尻の小さいリスグラシューは、体型もスピードの乗りもマイラー然としないから、母方の血でマイルにも対応するけれど、安田記念のように一流マイラーとしてのスピードや追走力を要求される時計になると苦しい…ということを書きつづけてきました

東京1800の府中牝馬Sはベストパフォを出せる舞台とみて◎にしたのですが、そしてたぶんリスグラシュー単体としてはベストパフォに近い内容でゴールを駆け抜けたと思うのですが、その外から56を背負ったディアドラにズバッとナデ斬られた絵面があまりよくなかった

しかも予想コメントに書いたように、ハーツクライ産駒は京都芝G1[0-11-3-38]、トニービン的ナスペリオン的後輪駆動で走るので下って差すコースよりは上りながら差すコースが得意で、シュヴァルグランもウインバリアシオンもヌーヴォレコルトも2着、フェイムゲームもカレンミロティックもキョウワジャンヌも2着、そしてリスグラシュー自身も秋華賞で2着

クロコスミアは昨年より1秒以上速い時計で走破、いいペースで逃げたと思うし、この馬はステイゴールド×Bold Rulerですから前駆がよくて、いかにも京都の下りは上手い走りで、下りから突き放し気味に回ってきてセーフティリードで流れ込む…という完全に勝ちパターンに見えました

ステイゴールド(Princely Gift)が勝ってハーツ(トニービン)が2着、これなら京都芝G1のいつもの風景なんですが、それを差し切ってしまったのはモレイラの手腕と言ってしまっていいのかどうか

岩田の逃げが良すぎたので、リスグラにとっても一番差しやすい展開&上がりになったんかなあ…というような、ハーツクライとMill Reefのイメージどおりの、ナスペリオン的な持続力ある濃い末脚で差し切ったところがゴールでした

次号のキャロット会報は恒例の「血は水よりも濃し 拡大版」、今年は社台スタリオンの三輪さんとともに一年を振り返る企画で(すでに原稿は入稿済)、そこでリスグラシューについて「秋の入厩前の調教を見ると幅も出てきた印象で、いよいよG1を勝つ日も近いのかと」と仰ってて、言われてみれば前走は+12でついに460キロ台に乗せてきてたんですよね

配合自体はずっとほめてきましたが、母がNorthern Dancer系のクロス、母父がマイラー、トニービンにSpecialとMill Reefを合わせてナスペリオン的斬れ味を強化、というハーツクライの教科書的配合

またハーツクライ牝駒の重賞勝ち馬は、リスグラシュー、ヌーヴォレコルト、アドマイヤミヤビ、マジックタイム、シュンドルボン、ディアマイダーリン、コレクターアイテムと、例外なく母系にNever Bendの血を引いているんですよね

「京都は下りが難しい」とこぼしていたモレイラですが、先週の騎乗をみるとかなりアジャストしてきたように見えるのはさすがナンバーワンジョッキー

でもそれでもやっぱり、内回り[4-2-1-1]外回り[5-1-1-5]と捲りのきくコースのほうが神なのはたしかで、黄菊賞なんてまさにコーナー加速で決めてしまった感がありました

レッドジェノヴァは1角の入りでプリメラアスールの直後にいたので、クロコスミアの直後にいたモズカッチャンよりポジションを上げるのは難しかったし、カッチャンの前がとれれば3着やったと思いますがこの上がりでは3着までやったかなと…

今ならプリメラよりクロコスミアのほうが速いだろう…という読みができるかどうか、そこが乗る側も馬券を買う側もポイントの一つやったと思いますが、逃げ馬の隣というのは本来絶好枠ですから、プリメラの直後にいれば労せずイン好位がとれそうだという池添の思惑は間違いとはいえないでしょう

これぞボリクリ詐欺!とパドックで叫びたくなるほど仕上げは最高、出来グンバツでしたからね、陣営の悔しさもよく理解できますが

ノームコアはナスペリオンましましのハービンジャー黄金配合ではなく、Robertoのクロスなのでカブジバンガードみたいな機動力に振れた脚質で、まあ展開やペースにもよりますが外回りより内回りの馬かなあ…ということは紫苑S後にも書いておきました

カンタービレはよく言えばオールラウンド、悪く言えばナマクラな配合で、ローズSでは4角先頭で押し切り、秋華賞では上がり2位で追い込み

コース展開不問で何でもできるんですが、G1レベルで突き抜けられるほど特化した武器は持たない、というのが長所でもあり短所でもあるのではないかと、ローズやフラワーの勝ち方もちょっとレースが巧すぎるんですよね

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「重賞レース血統診断」マイルCS&東スポ杯

2018-11-12 19:47:04 | 血統予想

NETKEIBAさんにて「重賞レース血統診断」と題して、基本的にはG1は全出走予定馬、G2G3は上位人気が予想される5頭の血統解説を書いています(毎週日曜夜更新)

https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=41694

今週はマイルCSと東スポ杯を書いていますので、よろしければご一読ください。よろしくお願いします
他の仕事が重なっているのと、ちょっと風邪気味なのとで、エリ女回顧はまだ手つかずです…たぶん火曜に

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日曜のボツ予想~待望の単騎&緩坂&延長

2018-11-11 09:57:38 | 血統予想

奥多摩は◎メイソンジュニア
土曜に酔っ払って帰宅したら「明日はメイソンジュニア、待望の緩坂1400では」と石塚ラインが入ってたので、「明日早起きして考えるわ」と返事して早寝したんですが、TARGETを立ち上げてみると「Green DesertをSir Gaylord的に脚長柔く前駆いい走り スプリンターではない Aureole魂かも」とメモってありました



△ショウナンライズは本来番手の馬で、ここはハナを主張する馬は見当たらないし、1200でも先行していたのを思えば難なく先制できるのではないかと
まあヴィアメディチ仔○フレッチアはオープン級なので、これとほぼ1点みたいな買い方になると思いますが

オーロCは▲ミスターメロディは大好きな血統配合で種馬になるべきやと書いていますが、やっぱりモーニンを軽くしたようなタイプやと思うのでね、東京の高速だと上手いこと立ち回ってもちょっと甘いところはあるかと
◎テトラドラクマは母がスプリンターのファルブラヴ娘、1400にも対応できるし休み明けから動く気性なのでこちらから入りたい

修学院は◎レッドヴェイロンはオープンまでいく素材ですが、父サンデー系の兄姉よりはパワー粘着型だけに、京都外でルメールが構えすぎるとちょっと際どい
他の人気どころが外1800<内2000というタイプが多いのですが、外1800[3-2-1-0]の“ナスペリオンなタキオン”○クリノヤマトオーと、Aureole魂の逃げ馬と思い込んでいたら前走外に出したら突然差してきた▲アグネスフォルテの頭も一考しつつ



さて支度して、新馬のパドックに間に合うよう出かけますが、京5はハーツクライ×Unbridled's Song(スワーヴリチャードカレンケカリーナややアダムバローズやナスノシンフォニーなどなど)のレティキュールにまず注目ですかね

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」ではエリザベス女王杯と福島記念と黄菊賞を予想していますので、日曜もよろしくお願いします


http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

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競馬道OnLine「BLOOD穴ライズ!」、NETKEIBA「ウマい馬券」11/10,11

2018-11-09 16:38:52 | 血統予想

3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典 2018-2019』(自由国民社)の関連企画として、同書の編集を担当した競馬道OnLineのサイトにて、「栗山求、望田潤 今週のBLOOD穴ライズ!」という新コーナーがスタートしています
11/10,11は栗山求の担当。よろしければご覧ください(前夜18時公開です)


http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/premiumservice/index_lp2.html

NETKEIBA「厳選予想 ウマい馬券」も通常どおり、1日3Rアップします

http://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=24&rf=umatop

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先週のかんたん重賞回顧まとめて

2018-11-06 17:38:16 | 血統予想

キャロ会報の恒例の特集(今年はモンズン三輪との共作です)とサラブレ次号の原稿が重なっていて、ちょっと多忙なので回顧はサラリと…勝ち馬の血統についてはNETKEIBAの「重賞レース血統診断」より再掲です

京都11R JBCクラシック
◎8.ケイティブレイブ
○12.アポロケンタッキー
▲10.テイエムジンソク
△4.サンライズソア
ケイティブレイブの父アドマイヤマックスは6歳時に本格化し初G1制覇。母父サクラローレルは5歳時に本格化し初G1制覇。本馬も5歳を迎えて晩成の血が騒ぎ出しまさに充実期を迎えている。ちょうどそのタイミングで腕利き杉山厩舎に転厩したのもよかったか。ここ3戦を見てのとおり、中距離で好位差しならばまず崩れは考えにくい。平坦で軽い京都ダートはボールドルーラーのクロス馬が強いので、相手にはアポロケンタッキーとサンライズソアを指名。テイエムジンソクは大事に乗りすぎてこの馬の持ち味を出し切れていないレースがつづくが、緩みなく平均ペースで流れたほうが強い馬だ。

ケイティブレイブ
マイネルフォーグの甥でマイネルブルックやケイティラブのイトコ。Northern DancerやHalo≒Red Godなどをクロスする父母相似配合で、父アドマイヤマックス(高松宮記念)よりは母父サクラローレル(有馬記念,春天)の影響が強い中距離馬だ。父は6歳時に、母父は5歳時に初G1制覇を果たしたが、本馬も5歳を迎え今まさに充実期。中距離で先行ならば崩れるシーンは考えづらい。(距離◎スピード○底力◎コース○)




京都10R JBCスプリント
◎5.マテラスカイ
○6.グレイスフルリープ
▲2.ニシケンモノノフ
△1.ネロ
東京盃の再戦とみるが、マテラスカイはスパイツタウン産駒で「ボールドルーラーとプリンスキロ」の組み合わせを4つ持つ。いかにも京都ダート向きの血統だし、1分10秒ぐらいの高速決着ならスピードで圧倒できるだろう。逆にキタサンミカヅキは時計が一つ以上速くなると差しにくいか。外差しに回ったときのニシケンモノノフが大穴。

グレイスフルリープ
近親に目立った活躍馬はいないが、母ラビットフットはSeeking the Gold×Believe ItでBuckpasser3×4という典型的な北米ダート血統。ゴールドアリュール譲りの揉まれ弱さやSeeking the Gold譲りの単調さがあり、ダ1200~1400mで逃げたときは[7-2-1-3]。逃げ切りか、揉まれず4角先頭が勝ちパターンだ。速い馬が揃うここでそんな競馬ができるかどうかだろう。(距離○スピード◎底力○コース◎)




東京11R 京王杯2歳S
◎5.アウィルアウェイ
○1.ファンタジスト
▲7.アスターペガサス
ここは実質3頭立てだろう。アウィルアウェイはアウトサイダー血脈の名繁殖トキオリアリティーの孫で、ここを1/4異系とする「3/4Northern Dancerクロス」の配合形がまず素晴らしい。母方の影響が強い短距離体型で距離は1400mがベスト。ファンタジストはゴリゴリのスプリンターではなく、小倉1200より東京1400のほうが競馬はしやすいだろう。アスターペガサスは母がフォーティナイナー3×3。早熟な北米血統で完成度がまず高い。ストームキャットやミスプロの柔らかさもある走りなので、東京1400でも追って味がありそうだ。

ファンタジスト
ラカナダS(米G2・ダ9F)のFleet LadyやBCジュヴェナイルのMidshipmanなどが出る牝系。ロードカナロア×ディープインパクトはアルモニカやサラドリームなどと同じで、脚長でしなやかで細身でやや非力なタイプが出やすい配合だが、本馬はデインヒル×Robertoの母母マーズプリンセスからパワーも補っているのがポイント。とはいってもゴリゴリのスプリンターではなく、小倉1200より東京1400のほうが競馬はしやすいだろう。(距離◎スピード○底力○コース◎)




京都11R ファンタジーS
◎9.レッドベレーザ
○4.ダノンファンタジー
▲8.エレナレジーナ
△1.ベルスール
レッドベレーザはディープインパクト×ゴーンウエスト系だからケイアイノーテックやショウナンアデラなどと同じで、ナスキロ柔いストライドで走るので大箱向きマイラーに出やすい配合といえる。新馬の勝ち方も垢抜けていたが、外回りに替わって更に斬れ味を増すだろう。外差しが決まる馬場だし、Cデムならこちらを◎としたい。レーヴドカナロアも斬れる血統だがこれは1800ぐらいの馬ではないか。

ダノンファンタジー
母ライフフォーセールはブエノスアイレス州大賞典(亜G1・ダ2200m)とセレクシオンデポトランカス(亜G1・ダ2000m)に勝った。母母父SKi Champはスキーパラダイスの半兄。母系に入るマイラー血脈の影響も強い体型で、Sir Gaylordの継続クロスのディープ産駒だから体質は柔らかい。デビュー戦がグランアレグリアの2着で、なるほど大箱マイルが最も合っていそうな馬だ。(距離○スピード○底力○コース◎)



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2歳時に東スポ杯を勝ち、5歳時に富士Sを勝ち、6歳を迎えてついに頑強スプリンターに完成し高松宮に勝ったアドマイヤマックス、未完の大器と言われつづけて5歳時についに覚醒、初重賞制覇から春天と有馬までぶっこ抜いてしまったサクラローレル
この2頭の成長曲線を目の当たりにしていたオヤジたちは、ケイティブレイブの本格化に安心して乗っかれたんじゃないかと思いますよ(それぐらい2頭の面影が感じられる馬です)
でもね、当日スタンドから見た返し馬でまず目についたのはテイエムジンソクで、あの凄いアクションを見るとやっぱりエンジンはこれが一番やと思わされます

京王杯は63秒でいって22秒で上がるという恐ろしい1400戦になってしまいましたが、こんなレースになったら1,2着馬が回転の速さで抜け出してしまうことは馬柱や参考レースを見れば明らかなのに、みんなドスローにしたほうが何かが起こると思ってるのか、そもそも何かを起こす気がないのかどっちなんでしょうか
アウィルアウェイは飲み屋POGの主力選手なのでこのハナ差は痛恨ですが、でもトキオリアリティー系娘らしいピッチで走るので、東京ならばむしろスローのほうが追い込みやすいタイプではあるかと
ファンタジストは血統どおりロードカナロア×フィエロというイメージ、1400寄りマイラーというイメージでいいんじゃないですかね

AR共和国杯もラップを見ると溜息が出るようなドスロー上がり3F特化で、だいたいAR共和国杯や目黒記念に出てくるような馬はスタミナや持続力で出世してきたような中長距離馬が多いはずなのに、みんながみんなスタミナを温存して直線まで脚をタメて追い出すことしか頭にないんやなあ…と
レース上がりが33.3、出走12頭中半数の6頭が32秒台で上がってますが、上がり32秒台を出して勝ってきた馬なんて一頭もいないのにね

パフォーマプロミス
シルクプリマドンナの甥でフラムドグロワールのイトコ。母父タニノギムレットはブライアンズタイム産駒のダービー馬。母系にRobertoの血を引くステイゴールド産駒にはゴールドシップ、ステイフーリッシュ、グランシルク、マイネルミラノなどがいる。ステイゴールドらしい機動力に加え、タニノギムレットの斬れ味も受け継いで弱点が少なくどこでも好走するのが取り柄だ。(距離○スピード○底力○コース○)





というわけで24頭のレースや血統表を見る時間がとても取れないので、メルボルンは観戦にとどめようと思ってたんですが、今マロニー厩舎にいて豪州競馬に精通しておられる中村純一さん(クレバーさんと仲良しで、以前オジオコでいっしょに飲みました)がアプリンスオブアランを買うというのでJRA-VANの栗山解説を見に行ったら、おおそうや忘れてた、メルボルンはMonsunやった!しかもこれ典型的な「1/4Monsun,3/4Northern Dancerクロス」で配合もカッチョイイやんか!ということでブログのコメント欄に書いておきました(・∀・)
https://world.jra-van.jp/column/C0000184/


まあまあそんなわけでね、たとえ出走24頭のうち23頭の評価が当たっていても1頭評価を間違うだけで外れてしまうのでが馬券ですが、24頭のうち1頭の血統表を見ただけで当たってしまうことがあるのも馬券なんですよね

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