栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

富士S雑感でも…

2011-10-26 09:57:11 | 血統予想

けっきょく京都帰省→東京経由で帰札という日程にして、エリ女とマイルとJC観てきます~(・∀・)

道悪の鬼アポロン
エイシンアポロンは道悪が鬼なので、それだけで◎でいく手も考えましたが…
RobertoとSpecial-Nureyev,Sadler's Wells,Fairy Kingの組み合わせは、エスポワールシチー,ヴィクトリー,ブラックホーク,ブルーコンコルド,スリープレスナイト,オーロマイスター,マイネルチャールズ(マイネルアワグラス,マイネヌーヴェル),ロックドゥカンブ,トウカイトリック,テイエムアンコール,アンドゥオール,ランフォルセ,フィフスペトル,コスモヘレノス,クーヴェルチュール,オウケンサクラ,ルルパンブルー,シンコウカリド,キングストリート,ガンダーラ,アドマイヤメジャー,レディルージュ,エリモピュア,カウアイレーン,シベリアンホーク,スプリングサンダーなどなど、互いのパワーの要素を引き出す働きをするので急坂小回り向きで道悪巧者やダートの鬼がよく出る組み合わせだということはよく書いてきましたが、エイシンアポロンが最高パフォーマンスを叩き出すのはおそらく道悪の中山記念ではないかと思っとります

ムチムチ好馬体
アプリコちゃんは馬体がムチムチしてきてだいぶエエ女になってきましたね~(・∀・)
1600mでも前半ちょっと噛んで走ってるし、来春のヴィクトリアマイルもにらんでしばらくはマイル路線を歩むことになるんでしょうが、この馬が本当に本格化するのは中距離で折り合って先行できるようになったときでしょう

Nureyev的持続力
ゴールスキーはNureyev的な持続力に長けたマイラーで、今日もジワジワきてはいるんですが直線で速い脚を使うところは一度もなかったですね~
昨秋のマイルCS3着が好内容だったのでそれからずっと人気先行みたいなことになってますが、マイルG1でもあんな超Hペースの持続戦になることはなかなかないわけで、ジョーカプチーノみたいなスプリンターにビュンビュン行ってもらわないと、この馬の持続力が100%活きる舞台はなかなか整わないのかなあ…とも

Aureole魂
ブリッツェンはブエナビスタと同じマルゼンスキー≒Caerleon3×2(+ラストタイクーン)ですが、Aureole5×6でもあるので逃げられるときは逃げるべきだと書いてきたし、実際逃げたときは[2.1.0.0]なのですが、富士Sのレース後の善臣センセのコメントを読むと「安藤さんが行くと思っていたから、その後ろにつけて折り合いはついた」と、なかなか眠たいことをおっしゃってます(^ ^;)
函館でも逃げる気をまったく見せずに番手抜け出しで2着ばかりで、前の馬を抜こうとする意志があまりない馬だということは外野から見ててもわかるんですが、番手で折り合って着を拾うというのは関係者各位には最も納得される騎乗なんでしょうねえ…

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルドルフもテイオーもファビラスラフインも、Hyperion+フレンチで生まれた名馬だった

2011-10-25 22:07:32 | 血統予想

こないだ久々に沖縄料理を食ってきました~
泡盛ハイボールが口当たり良すぎて飲みすぎてしまいましたが(^ ^;)、さ~て締めに何食うかな~、沖縄ソバじゃありふれてるからなあ~と「沖縄ヤキソバ」にしてみたんですが、味付けがしょうゆ・ソース・ケチャップと3種類あって、「どれがオススメですか~」「沖縄ではケチャップで食べます」「ん~ではケチャップで」
ま~だいたい想像はついてたんですが、例の平麺で作ったナポリタンですわ
B級グルメで育ってきた安い舌ですから、酔っぱらってしまうと、こういう下世話なパンチのきいた味が美味いんですよね~(^ ^;)

--------

オルフェーヴルの配合について付け足すと、ノーザンテースト4×3のクロスをステイゴールドやメジロティターンで柔らかくしたという図式、Hyperion的な硬さ頑健さとフランス血脈の柔らかさのバランスで成り立っているという図式は、ファビラスラフインやチチカステナンゴや、シンボリルドルフ~トウカイテイオー~トウカイポイントが代々やってきたことなんかと通じるものはあるかなあ…と

これ以上は血統表の奥まったところの話になるのでやめときますが、LuthierとかVieux ManoirとかRelianceとかPrince BioとかAlizierとか、こういうフランス競馬で育まれてきた血は独特の斬れがあって、そこにGrey SovereignやPrincely Giftをもってきたりするともうちょっと日本向きの柔さも出てきて、トウカイテイオーみたいなちょっと類を見ないような斬れを表現することもできるのでオモロイですなあ~

チチカステナンゴとファビラスラフインの配合~「満腹×空腹」の緊張と緩和
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/49e646654b540a2c096f12e72e04c31e

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

血統クリニック~菊花賞

2011-10-24 10:53:03 | 血統予想

競馬総合チャンネルでは「血統クリニック」と題して、毎週のメインレース(2歳3歳戦中心)の出走予定馬の血統解説をしています(木曜更新)
菊花賞はこんな感じです

--------

◆能力差で三冠達成
 オルフェーヴルはノーザンテースト4×3譲りの伸びのない体型を受け継ぐ一方で、父や母父譲りの柔らかな体質も受け継いで全身を使って走れるし、追われてますますダイナミックになるフォームは父の伯父サッカーボーイをもほうふつさせる。腰に力がついてスタートが良くなったし、中距離馬だが折り合いはつくので、名ステイヤーといえるぐらいの馬がいなければ能力差で三冠達成だろう。

◆牝系のスタミナは優位
 フェイトフルウォーはオルフェーヴルと同じステイゴールド×メジロマックイーンだが、母母がKey to the Mint(ダンスインザダークの母母父)の近親でここにNijinskyやRibotが入り、母もは芝2600mで勝ち鞍があるように母系はよりスタミナ型。無駄のない燃費のいい走りでバテたことがない馬で、新馬戦は放馬で走り回った後でも勝ってしまったし、セントライトも内伸び馬場で外々を捲って長く脚を使った。3000mでオルフェを負かすとしたらスタミナ優位のこの馬だろう。

 ウインバリアシオンはハーツクライにパワーのある米血をもってきてハットトリックの中距離版というイメージの血統だが、そのイメージ以上にしなやかさがあって長いところで斬れる。秋になって一回り成長し、かかるところはないので3000mもこなすだろう。

 ゴットマスタングはコマンダーインチーフの甥で母はSadler's Wells×ダンシングブレーヴとメイショウサムソン的。この母系のスタミナで追い込む馬で、フジキセキ産駒でも長距離適性は高そうだ。前崩れならヒモ穴に一考。

 ショウナンマイティは凱旋門賞馬Allegedの4×3を持ち、愛ダービー馬Balanchineが出る牝系のしなやかさも受け、Storm Catのスピードを中距離で爆発させる。ステイヤーではないが3000mはこなせるだろう。

 ユニバーサルバンクの母はKlaironとRibotのクロスを持つスタミナ型で2500m以上で4勝した。息子もスローに良績が集中している点に長距離への適性が感じられ少し警戒。

 サダムパテックはリーチザクラウンと似た配合形で、中山でも好走はするが東京や京都外回りが最も斬れるタイプ。ただしフジキセキ×エリシオ×Mr.Prospectorだから、距離延長はプラスではない。

 ダノンマックインは母母父にリアルシャダイが入るし、上にも長距離の向きの馬がおり距離適性は低くない。母がノーザンテーストにRobertoとDamascusだから急坂向きのパワー型で、京都で上がりが速くなると前走を過信できない面はあるが。

 トーセンラーはダービー1,2着馬を押さえたきさらぎ賞が光るが、母父がマイラーのLyciusでこの影響も感じられる体型走法だけに長距離は歓迎ではないだろう。

 シゲルリジチョウはサニングデールの甥だが、母のSadler's Wells×Darshaanという組み合わせは欧州2400mで猛威をふるう配合で、グラスワンダー産駒としてはコスモヘレノスのようなステイヤーだろう。この距離は魅力だが前走のズブさジリっぽさをみると京都の良では厳しいか。

 ベルシャザールはキンカメ産駒でFlower Bowlのスタミナを増幅した配合をしていて、バテずにジワジワ伸び続けるが速い脚に欠けるのが泣き所。一雨欲しい。

 フレールジャックはサンデーとGlorious Song牝系を通じるHalo≒Red God3×4・4だからダノンシャンティと似た配合で、ベストは1800~2000mあたりだし折り合いの不安も残る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オルフェーヴルの血統~理想形を超えた発現

2011-10-24 09:36:54 | 配合論

何度か書きましたが、血統評論というのは「生まれる前」と「生まれた後」でスタンスを変えないといけないし、変えるべきだろうと考えています

たとえば新馬勝ち馬の「血統評価」とか、毎週のレースの「血統予想」とかは、血統というフィルターを通しての馬の論評であって、それは笠シショーがいう「血統と馬体と走りの考察の一致した点で馬を語らなければならない」ということでもあり、ようするに発現したものと血統表とのすり合わせ作業なのです

全きょうだいの場合、「生まれる前」の評価ではドリームジャーニーとオルフェーヴルは同じだし、ディープインパクトとブラックタイドとオンファイアも同じですが、「生まれた後」の発現と血統表のすり合わせにおいては、評価は異なって当然だし異なるべきなのです

オルフェーヴルが夏の新潟で新馬を勝ったときには「ノーザンテーストのクロスらしい俊敏さがあるのは兄と同じでやっぱり小回り向きだろう」というようなことを書いたのですが、そのときはまだドリームジャーニーの有馬や宝塚の強烈な捲りの残像が残っていたんでしょう、ボンクラ血統屋は兄と弟との最大の違いにはまったく気づいていませんでした

それどころか芙蓉でホエールキャプチャに負けたときも、「(配合が似ている)ベストクルーズみたいな手堅いマイラーに巧いこと立ち回られたなあ…」ぐらいの感想しかなかったですね~

あそこで「今年の芙蓉Sは来年のクラシックに直結する叩き合いだった」と、声を大にしていえるほどの慧眼が欲しいなあ…(^ ^;)

阪神JFではレーヴディソールを倒せるのは◎アヴェンチュラしかいないと期待したんですが、阪神外回りの直線をテイエムオペラオーのようなしなやかさでスルスルと伸びてきたホエールキャプチャに驚かされ、こんなクロフネは見たことがないと血統表とレース映像を何度も見返して、これはBlushing GroomのしなやかさとNashwan×リマンドのスタミナがONになった馬でベストクルーズとは全然違うやんと、そう気づいたのがまずキッカケでした(シショーもJF後にホエールはタダモノではないと書いていた)

そして芙蓉の映像を何度も見直しているうちに、オルフェーヴルの全身を柔らかく大きく使ったフォームとしなやかな加速が、明らかに兄とは違うことにも気づいたのです

体型はノーザンテーストなのに体質は全然ノーザンテーストじゃなくて走らせると凄い動きをする、これはドリームジャーニーとは違う、新馬勝ったときに小回りの捲りだと書いてしまったけど、どこかで訂正しなければならない…と

そしてシンザン記念の予想で「ノーザンテーストを柔らかくしたような馬で兄とはタイプが違う、トウカイポイントのようなイメージでだから京都外回りでも◎が打てるんだ」と、ここでオルフェーヴルの実像の半分ぐらいがやっと見えてきた段階やったのかなあ…

そこからの成長充実と快進撃は今さら語ることもないほどで、代名詞はトウカイポイントからサッカーボーイに変わり、そして今ではオルフェーヴルという固有名詞だけでその素晴らしさを語ることができる馬になりました

以前「ノーザンテーストクロスの陰にPrincely Giftあり」と書きましたが、ノーザンテーストの体型と、ステイゴールドとメジロマックイーンのフランス異系血脈特有の柔らかさな体質という、本来なかなか相容れない遺伝要素が噛み合ったことがあのダイナミックな走りを生んでいます

ノーザンテースト的体型ながら父や母父の柔らかさで大きく動けるオルフェーヴル、Halo≒Sir Ivorの柔らかさと母系のFair Trialクロスの俊敏さの両方を受け継いで大きく速く動けるディープインパクト、ステイゴールドの柔らかさとデインヒルの頑健さの両方を受け継いで阪神でもロンシャンでも強いナカヤマフェスタ

これぐらいの名馬になると、血統表から常識の範囲内で想定される理想形をさらに超えた発現の仕方をしているもので、実際オルフェーヴルの全兄は体質もノーザンテースト的だし、ディープの全きょうだいはもっとFair Trial的でCourt Martial的でした

細やかな性格は一歩間違えば神経質だし、大らかな性格は裏を返せば大ざっぱで、このように長所と短所というのは表裏一体なわけですが、サラブレッドが血統表中の祖先から受け継ぐ競走能力も常に表に転ぶか裏に転ぶかの瀬戸際にあって、大きく動ける柔らかさはすぐに緩慢さや非力さになるし、強く動けるパワーはすぐに硬さになるし、親の長所は仔の短所として裏に転ぶことのほうが多いぐらいで、そんななかで名馬といわれるぐらいの馬は、柔らかくて強くて、速くて大きくて、すべてが表に出ちゃうんですよね~

硬くて頑健なノーザンテーストのクロスには、Princely Giftの柔さを補いたい
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/955d9f60975a304c335fa81475ed9a10
日本ダービー回顧~JAPANのチャンピオンは柔らかでしなやか
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/f083087f62eaf83dc167130bd56597ce

コメント (27)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊花賞回顧~“2着狙い”ではなく“自爆待ち”

2011-10-24 09:02:42 | 血統予想

京都11R 菊花賞
◎14.オルフェーヴル
○5.フェイトフルウォー
△13.ウインバリアシオン
×4.ユニバーサルバンク
×18.ショウナンマイティ
◎はノーザンテーストのクロス馬らしい体型だが、ノーザンテーストの硬い体質は受け継がず父や母父の柔らかな体質を受け継いで、父の伯父サッカーボーイのようなダイナミックなフォームで走ることができるのが素晴らしい。このように普通は相容れにくい遺伝要素が理想的に噛み合って発現したときに、父を超えるような名馬は生まれる。中距離馬だが折り合いさえつけば三冠を獲れる馬だろう。トーセンやサダムは京都外なら能力的には◎に次ぐが、血統的にみても距離延長で◎に迫るというのは難しいか。ウインは正直まだよくわからないが、3000mに延びて更に良い馬には思えない。○は◎と同じ配合だがキートゥザミント(ダンスインザダークの母母父)の近親で母は札幌2600mの勝ち馬で、サンデー+サッカーボーイ+ダンスインザダークとみればこれほど菊花賞向きの血統もなかなかおらず、アッと言わせるならこれだろう。ショウナンはアレッジドのクロスを持つしズブさもあるので距離は長いほうがいいかもしれない。マンカフェ産駒で春天で穴をあけたメイショウドンタクはホイストザフラッグのクロスだった。ユニバーサルの母もリボーのクロスを持ち長距離で活躍した馬で、父よりスタミナだけは上かもしれずヒモ穴に買ってみたい。

--------

このブログを始めて3回目の菊花賞を迎えましたが、毎年この菊花賞ウィークの週末に最高アクセス数を更新するんですよね~(ありがとうございます)
やっぱり今でも菊花賞=血統なんやなあ…と

「エビショウは池添にケンカ売りにいったけど、アンカツは2着を拾いにいった」という意見がウインズでも支配的でしたが、「オルフェーヴルは外を回るだろうから、負かすにはインに拘るしかなかった」とアンカツさんは言っているように、あれは2着を拾いにいったというよりも、オルフェーヴルの自爆待ち…というべきじゃないかと

露骨なイン伸び馬場で、オルフェーヴルが引っかかりながら外々を回らされる…という最悪のシナリオに賭けるしかなかったわけで、たしかに能力的には最もオルフェーヴルに近いところにいるけれど、3000mのスタミナにおいて優位に立っているわけではないだけに、当日のイン伸び馬場をみればなおのこと、僅かな逆転の望みに賭けるとしたらこれしか選択肢なかったということでしょう

オルフェーヴルの次に強い馬に乗っていてオルフェーヴルの強さを一番よく知っている人が、自爆以外に勝ち目はないと決断せざるをえなかった時点で、もう三冠は決まっていたのかもしれません

ただ一言いわせていただくと、ウインバリアシオンもトーセンラーもステイヤーではないですから、その他のステイヤーと目されていた馬たち、この舞台でステイヤーとしての資質に賭けるべきだった馬たちのロングスパートがなかったのがちょっと残念で、まあ淀みのないラップでしかも一団となって進むという菊花賞には珍しい展開で(オルフェーヴルの次にスピード能力のあるフレールジャックが先行したのが大きい)、ロングスパートに打って出るタイミングも難しかったかもしれませんが…

それにしても、勝ち馬のさらに外を回って真っ向勝負を挑んだトーセンラーも強かった

私は今でもこの馬は(全弟のスピルバーグと比較してみても)Lyciusのマイラーっぽさも発現しているとみていますが、母父がマイラーでその影響を受けていても長距離をこなしうるセンスがあるのがディープ産駒なのだと、ディープ産駒元年、この馬にはいろいろなことを教わりました

勝ち馬の血統については別エントリで

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東西の新馬戦を観て

2011-10-23 12:28:43 | 血統予想

東京5Rカフェコンセールはまだちょっと馬体に余裕があったし、まあ頑張ったほうかなあ…と
終わってみればダイワメジャーのワンツーで、これでダイワメジャー産駒は芝稍[2.3.0.9]重不[2.5.0.7]
私は「東京だと新潟のように2着が多くなるのでは」とみていますが、馬場が渋ればパワーで斬れ不足をカバーできますね(^ ^;)

京都5R“伝説の新馬戦”はディープ産駒レッドエクスプレス
母母がアジュディケーティングの全妹でそこにSeeking the Gold、字面だけなら何つけてもダートに転びそうなんですが、上のレッドバリオス(父Dynaformer)も意外に芝馬なんですよね~

菊はとりあえず◎オルフェーヴルから3連単4頭流し12点、30倍~1700倍まで網羅しております(・∀・)あとはパドック見て何か買い足すかも…

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜のボツ予想~サンデー×ドイツ血統の斬れで

2011-10-23 10:42:25 | 血統予想

京都は晴れてますね、特別戦はふつうに良予想でいいでしょう

三年坂は◎ペルレンケッテ
まだ少しトモに甘さがあるのでスタートダッシュがつかないし阪神だと少し詰めが甘いのですが、京都は2戦2勝、先々は中距離馬に完成するだろうというぐらいの馬なので距離延長もプラス、○エーシンミズーリは手堅いですが器ではこちらが上とみます

桂川は◎ラインアンジュ
芝1200mは①④①①、④は直線前がカベで追い出しを待たされてのものでまともならタガノラヴキセキと接戦だったはず
超高速馬場のこでまり賞で上がり11.4-11.1を並ぶ間もなく差しきった脚はオープン級で、馬群を捌けばここでも突き抜けるのではないかとみました
相変わらずイン伸びなので相手も内枠重視でいきたいなあ~と新聞とにらめっこしてたんですが、結論としては1~3枠は全部押さえたいです(^ ^;)

甲斐路は大人気ですが◎リルダヴァルでいいんじゃないですかね~
サンダーガルチのズブさ力馬っぽさがあるので1800mがベストで1600mだともう一つ反応がピリッとしないと前走時にも書きましたが、1800mは①①③③③⑥でレース中に骨折していた中山記念6着とサンライズベガに進路を塞がれた小倉大賞典3着と除くと、超ハイレベルな毎日杯と鳴尾記念でダノンシャンティとルーラーシップとヒルノダムールとミッキードリームにちょこっと負けただけで、道悪実績もあるとなればここは譲れない鞍
相手は○エーブチェアマンはまあ仕方ないとして、☆ビンテージチャートはスピリタスの下で母父がStorm Catだけに本質的に2400mは長いようで、道悪は勝ち鞍があるし鉄砲実績もあるのでヒモ穴狙いならこれかなあ…と
マコトギャラクシーは左回りがNGなんじゃなくて半分Alydarなので捲りのいく中山が合っているのだと思います

東京最終は◎フルアクセル
母がコリダ賞(仏G3・芝2100m)勝ち馬で決してマイラーではないんですが、母母のナスキロ柔さが出たストライドは明らかに東京向きだし、時計のかかる決着になれば中距離馬の素質で勝ちきれるのではないか…と

岩船は◎ティキマハロ
バゴ×リアルシャダイのイメージ通りの捲り勝負の持続型で、時計かかる馬場の内2200mで中館さんの早仕掛け、いいんじゃないですか
これと小倉2000mで叩き合いをやったこともある○ヤマニンシャスールもブライアンズタイムにTom Rolfeにノーザンテーストですから小回りで捲りたい中距離馬

今日は東京5Rに「血統屋」の「マンハッタンカフェ産駒好配合ピックアップ」で◎(上位10頭)にしたカフェコンセールが出てくるので、これを観てからウインズに出向こうかなあと…

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜のレース回顧~東京は外伸び、京都はイン伸び

2011-10-22 19:27:34 | 血統予想

東京11R 富士S
◎14.ゴールスキー
○13.エイシンアポロン
▲12.レインボーペガサス
△8.アプリコットフィズ
△9.ストロングリターン
×7.ライブコンサート
×16.ブリッツェン
注5.マイネルラクリマ
注10.ダブルオーセブン
東京は今夜から雨予報。◎はヌレイエフの血を増幅した配合の持続力に富むマイラーで、マイルCSのように直線長いコースで上がりがかかる決着がベスト。ブリッツェンの単騎でスローになりそうなのは歓迎ではないが、○は展開も馬場も向きそうだがベストは1800mだし、▲はスローだと折り合いに不安が残るし、ストロングはG1をにらんでの始動となると、雨で先週のような外伸び馬場かつ適度に上がりがかかる決着想定ならば、好位~中団の外からピンナが追って追ってもってこれるのではないかと。

新潟11R 魚野川特別
◎12.ヒラボクインパクト
○7.スーパーオービット
▲14.グッドバニヤン
△2.マッキーバッハ
×6.メイショウイチバン
×13.プラージュ
注4.サトノタイガー
◎はディープインパクトにオリオール(ハイインロー)とナスキロをもってくるという中距離で最も成功しやすいオーソドックスな配合パターンで、父よりも胴長でストライドで走るので小回りコースはあまり向かない。ここは前の組が薄いし、セントポーリアのような積極策ならば長い直線でジワジワ伸び続ける持ち味が活きるとみた。

--------

今日は馬券的にはヒラボクインパクトとテイエムアモーレが勝負だったのでう~む…という結果だったわけですが、惜しかったのは東京7Rで、+24キロで好馬体のマリアヴェロニカの単を購入後、さて何か買い足すかとパドックを見ながら思案したあげく、kuwaさんのPO馬でもあるし雨の外差し馬場で東京で追えるところを見せているピンナということで、相手をマイネルグラードに絞ってワイドと3連単で流したまではもう大正解やったんですが…
サウンドバラッドは前走「中山向きのパワー型デインヒル」だと◎で狙った馬だけに、東京であれ以上は望めないだろうと切ってしまったのが大失敗でした…う゛う゛う゛う゛う゛

京都は明日は晴れるようで、とりあえず良で決め打ちできるのは気が楽です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜のボツ予想~新潟が熱い土曜

2011-10-22 10:51:32 | 血統予想

東京は重発表というほど悪くはない感じですがまだ降り続ける予報だし、2Rは馬場の真ん中を伸びたパストフォリアが差し切りで、先週のような外伸びなのかをもうちょっと見極めたいです
京都は2Rを見ると稍重発表でも時計はまあまあ速いし、相変わらずイン有利という感じ

東京7Rは◎マリアヴェロニカ
母はフサイチエアデールの全妹で、その母がRaise a Native2×3、Nasrullah≒Royal Charger4×3
アヴェンチュラは母母がTom Fool4×3、ジャガーメイルは母がTurn-to4×4、アプリコットフィズは母がHalo≒Boldnesian2×4、トーセンキャプテンは母がHail to Reason3×5、3代母はNasrullah4×4・4
ジャンポケ×サンデーはこれぐらいスピードを入れないと、ヒカルカザブエやジャンバルジャンやマツリダガッツのようにスタミナやパワーはあるけれど芝良ではジリっぽい…という脚質になりがちで、ダノンミルもそういうタイプでバテないんですが速い脚に欠けるところはあります
鶏ガラのような馬体で何とか未勝利を勝って休養、陣営の話では馬体は戻ったとのことで、500万にいる馬じゃないと思ってるしまだ良くなる馬だとも思ってるんで、平場にしてはなかなかメンバーが揃いましたが、休み明けから狙うのが妙味かと

いちょうはマイルの俊敏さという点では○アーデンとよりも母ダンスインザムードの◎サトノプレジデントが上でこちらから
ダンスインザムードは渋った馬場も(気が向けば)こなしました

稲光は◎テイエムアモーレ
1200mで逃げ先行バテしていたタイキシャトルが直千競馬でなぜか好位差しで激走…というのは毎年のように見られるシーンで、3走前の前半2F11.9-10.2は同日北九州記念と遜色ないダッシュ、タイキシャトル×ラストタイクーンの大型牝馬でLa Troienne的硬さのある走りもいかにも直千向き、ま~でも穴人気やろなあ~と思ってたらそうでもなさそうなのでここから
ハネマン狙うならDevil's Bag=Glorious Song3×3で、全弟マイネルドラガンが夏に直千で一発穴出してる△マイネエレーナへ

米山は◎ウエスタンディオ
ウエスタンビーナスの半弟でウエスタンダンサーのイトコ、このミュージカルラークの牝系は全29勝中25勝が1400m以下、この馬も芝1400m④⑨④②①、芝1200m⑤④③、フレンチとCure the Bluesの力馬っぽさも出ていて一雨あればもっとよかったですが、時計のかかる新潟内1400mは条件としてはベストに近いところだと思われるので、この人気ならば

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊花賞2日前

2011-10-21 10:51:03 | 血統予想

ディープ産駒元年のクラシックロードも日曜でいちおう幕を閉じるわけですが、この路線の主要レースの◎を恥ずかしながら振り返ってみると

東スポ:イイデタイガー
朝日杯:リアルインパクト
ラジオNIKKEI杯:ショウナンマイティ
シンザン:オルフェーヴル
きさらぎ:オルフェーヴル
共同通信:サトノオー
弥生:ショウナンマイティ
スプリング:サトノオー
毎日杯:トーセンレーヴ
皐月:トーセンラー
青葉:トーセンレーヴ
NHK:アイヴィーリーグ
ダービー:オルフェーヴル
ラジオNIKKEI賞:フレールジャック
セントライト:ラヴェルソナタ
神戸新聞:オルフェーヴル

こうしてみるとサトノオーで2回ヤラれたり、トーセン2騎の買い時を誤ったり、なんやかんやでディープ産駒に振り回されてた感は大いにありますなあ…(^ ^;)

けっきょく牡はオルフェーヴル、牝はホエールキャプチャでだいたい通した一年でしたが、ま~最後も当たるにこしたことはないですが、まずは納得できる印を打ちたいなあ…とは思っとります

オルフェーヴルが新潟のラチにモタれながらデビューを飾った翌日、やはりステイゴールドを父に持ち、やはり池添謙一を背に函館の新馬を快勝した、あの才気溢れる走りは一生忘れることはないでしょう

祇園のウインズで東スポ杯のパドックを見て惚れ直し、サダムパテックと迷ったけどこっちを◎にしてよかったと、改めてそう思えたほど雰囲気のある馬でした

イイデタイガーのぶんまで、みんな思いっきり走って欲しいです

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする