栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のレース回顧~芯でとらえていれば、そのうち柵越えも…

2011-10-01 20:18:52 | 血統予想

札幌11R 札幌2歳S
◎11.グランデッツァ
○12.マカハ
▲6.ゴールドシップ
△8.ベストディール
×5.ヒーラ
×10.ニシノスタイル
注3.ロゼシャンパーニュ
◎はマルセリーナの弟で父は同じサンデー系で、そして姉がバークレア≒ウェルシュフレーム3×4を持っていたように、弟はアグネスレディー≒ウェルシュフレーム3×4を持っており配合のコンセプトもよく似ている。母のナスキロ柔さも出たストライドだからディープスカイのように直線は長いほうがいいタイプだが、札幌2歳は連続開催の最終週で外差しもきくから、ナムラマースやアヴェンチュラのような小脚のきかないタイプでも持続力で差すことは可能で、ここでも素質は一番とみて人気でも◎としたい。札幌は明日午前にかけた雨予報で時計も上がりもかかるとみて、相手にはマイラーの斬れよりも中距離馬の持続力を重視。

阪神9R ききょうS
◎7.ニンジャ
○3.ハギノコメント
△4.ネオヴァンクル
×2.トミーバローズ
×9.キリシマトリオ
注5.メイショウハガクレ
注8.ゴーイングパワー
◎は新潟2歳では押さえきれない勢いでハナに。外差し馬場の前崩れだけに厳しくなった。折り合えば1800mぐらいがベストとみているが、デビュー戦の内容からして好位でタメていければここなら素質上位。印の馬に平たく流したい。

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ディープブリランテはやっぱり姉ちゃんよりいい馬ですね~
サンデー×ミスプロで母がナスキロラトロのクロスですから当然柔らかく斬れるんですが、それでもこの牝系ですから前受けしたほうがいいでしょう
血統屋の「種牡馬別好配合馬リスト ディープインパクト編」で◎評価(上位10頭)で取り上げた馬で、そのときのコメントを再録します
ディープブリランテ…ハブルバブルの全弟。「サンデー×ミスプロ×Buckpasser」「サンデー×Lyphard×ハイインロー」の成功形を持ち、LyphardやBustedなどクロスも多いのでPOG向きの開花の早さもある配合。

グランデッツァは好位の外につける安全運転で、マイネルロブストがきたときも慌てず騒がず、少しでもお釣りを残して勝とうという余裕すら感じられました
しかし道中はズブいというよりは全然行く気をみせず、ゴーサインが出れば追えば追うほどジワジワジワジワ伸び続けるゴールドシップも相変わらず薄気味悪い馬です
ちなみにグランデッツァは、「種牡馬別好配合馬リスト アグネスタキオン編」で◎評価にした馬です

ニンジャは今日もぜんぜん折り合いがつかずで、あれじゃデビュー戦のように弾けないですね…

リルダヴァルは58.5を背負ってマイルだとやっぱりちょっとズブいんですね~
「あれれ?まだリルダヴァルこないの?」って感じで、北宏は後ろを振り返りながら追い出してました

今日は手稲山が○△◎▲の入線で歯ぎしりし、サロマ湖は◎ルリニガナがなんとか逃げ切ったかと思ったら相手本線○ドリームピーチに寸前で差されてしまって悶絶でしたが、ま~読み筋が間違っていなければ、芯でとらえていればそのうち柵越えも…ということで…

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土曜のボツ予想~Robertoとテーストのパワーで中山を捲る

2011-10-01 10:29:45 | 血統予想

札幌は昨日からしとしと降り続いて、今日は最高気温11℃…肌寒いす

鎌ヶ谷はストーンもフェデラリストもソウルフルも中山内2000mの機動力という点では(好走歴はあっても)心許ないので他にひねりたくなります
◎マルタカシクレノンはスズカマンボ×サニーブライアンでGraustark6・7×5(+Homeward Bound)で距離延長で先行できるようになって一皮二皮むけてきて、母がBramalea≒Beautillion5×6でノーザンテーストも引くだけにむしろ中山向きのパワー型でもあり、逃げ馬の番手でも我慢できるのでここも勢いを買う手
もう一頭はファルブラヴにRobertoとテーストが入り中山2000mでは[0.1.1.0]でマコトギャラクシーやコロンバスサークルに食い下がった○トランスワープ、この◎○のRoberto的機動力で買ってみたいです

韓国馬事会はややこしいレースで、▲リルダヴァルはサンダーガルチのズブさ力馬っぽさがあって1800mベスト、器用な○ギンザボナンザは外枠が痛恨で、△プレイは中山向きだがジリ脚だし、△ニシノメイゲツもマイルではピリッとしたところがないし△カゼノグッドボーイがここ勝ってオープンにいけるかとなるとそれもなかなか微妙で、となるとやはり1800mベストでも中山の強さと内枠の北宏で◎ダイワファルコンでいいのではないかと
ダイワメジャーがパワー粘着マイラーを量産しているようにサンデー×スカーレットブーケというのはなかなか自己主張が強い配合で、この馬も体型走法はジャンポケよりダイワルージュのほうが主張していてだからこそ中山1800m最強なわけで、未勝利勝ちながら中山マイルで負かしたのがカリバーン、○▲との比較なら枠順や斤量でやや優位でしょう

手稲山はハングリージャックと走った組が強いと思いますが、△キタサンはやや非力なタイプで洋芝の道悪がどうかで、○クイーンズはTom Fool的な自在脚質でここも有望ですがあの日は開幕週ながら外伸び馬場で、そこでイン番手で○に食い下がった◎バトルシュリイマンはジュニアC2着などマイルで行けばなかなかしぶとい馬で、フサコン×トニービンなら渋った洋芝もプラスとみてこちらを軸視
ジリなロックオブジブラルタル産駒で去勢で精神的に大人になったという▲リルバイリルと、洋芝実績があり距離もこれぐらいがよさそうな△ノーブルディードが油っこいですな

サロマ湖は前走狙ったリキサンシンオーとルリニガナが出てきますが、どちらも力はあるのですが揉まれ弱い性格が難で、▲リキサンはこの枠だと揉まれ込む可能性があるだけに、ルリニガナの逃げ切りのほうに◎
やはりハナ切れば強い馬で、ラスト11.8(この札幌開催の1200m戦最速)で突き放したあの内容ならば、デインヒル×Kingmamboのパワーでここも押しきれるとみました

コメント (3)
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