goo blog サービス終了のお知らせ 

毎日杯回顧

2010-03-30 17:56:18 | 血統予想

GCにチャンネルを合わすと昨年の大阪杯をやっていて、横綱相撲で押し切ろうとするディープスカイの外を、倍速ぐらいのピッチ走法で捲りきるドリームジャーニーの姿が

基本的に小回りコースはピッチ走法、広い(直線長い)コースはストライド走法が有利なわけですが、ペースによってはこれが逆になる場合もあります

ピッチ走法の馬が長い直線のG1を勝った例としては、エルコンドルパサーのJCやファレノプシスのエリ女なんかがあげられますが、東京や京都外でもスローで直線の瞬発力だけの競馬になってしまうと、トップスピードに乗るのが速いピッチ走法が勝ってしまうことがあるのです

毎日杯は1000m通過が62秒3という、外1800mになってから最も遅いペースになりましたが、11.5-11.1-11.5とこれぐらい上がりが速くなると、ルーラーシップのように全身をしならせて徐々に加速していては間に合わず、無駄のない脚捌きでトップスピードに乗るのが速いダノンシャンティが好位から楽々と抜けて完勝

この馬は共同通信2着でも新馬勝ちでも超スローを抜群の反応で差しており、「斬れる」というより「瞬発力がある」というべきでしょうね~

Halo3×3譲りの無駄のない脚捌きは、伯父のSingspielや同じHaloクロスのヴィクトワールピサと似たものがあります

この後はマイルCからダービーとのことで、まあおなじみの松国ローテといえばそれまでですが、この馬はタニノギムレットやキングカメハメハなんかとは違って中山でパフォーマンスが落ちることはないと思うので、今年のメンバーならチャンス十分なのにもったいないと思うのは私だけでしょうか…?

ヴィクトワールピサにできることは、ダノンシャンティにだってできるはずだと私は思います

ヴィクトワールピサとスウィフトカレントの「1/4の違い」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/89659849e6edd8aa0358adc17872e56b


コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高松宮記念、血の歴史 | トップ | Ribotのクロス »

3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (メタボ血統博士)
2010-03-31 06:58:35
松国さんは、種馬の可能性を図る意味合いで、期待馬は春の段階でマイルとクラシックディスタンスの両方を試すようですね。ダノンシャンティはどうなるか?日本の場合はどちらも東京ですが、本場イギリスではニューマーケットとエプソム、全く異なる形状の競馬場でどっちも勝ち取った往年の名馬ニジンスキーとナシュワン(他にもいるんでしょうがこの二頭しか知らない)、そしてそのナシュワン以来、近年においてその偉業をなしとげた昨年のシーザスターズ。こう考えると、上記二頭が種牡馬としても成功をおさめているだけに、同様に期待が大きいのがわかりますね(・∀・)受胎した仔に早くもオッズをつけたブックメーカーも現れたりと(^^)ウオッカに種付けするようなので楽しみですね(・∀・)
返信する
英二冠馬 (ミマタオー)
2010-03-31 23:47:58
Wikiにありますので、アドレス入れておきます。

近年はギニーダブルがトレンドで、別路線って感じですね。
返信する
Unknown (MJ)
2010-04-01 00:29:43
最近は秋天に行く3歳も多いので、菊~春天も中距離王道とは別路線って感じがしますね~
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

血統予想」カテゴリの最新記事