■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2025)』で望田潤と栗山求がダブル推奨したロスパレドネス(牡2歳)が日曜福島5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
ロスパレドネス(牡・父ドレフォン、母アロマティコ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023106852/
ジオグリフの全弟。母アロマティコは秋華賞とエリ女で3着。ドレフォン×キングカメハメハはJRA出走23頭中17頭が勝ち馬(勝ち馬率74%)と高確率。牡に限れば出走11頭中9頭が勝ち馬(勝ち馬率 82%)と更に高確率。母母にノーザンテーストをもつ牡に限ればジオグリフ(G1)、デシエルト(G3)、ハーバーライト(現役3勝)、フォローウィンド(現役1勝)と出走4頭全て勝ち馬。デビューも早そうでマルチな活躍を。(望田)
ロスパレドネス(牡・父ドレフォン、母アロマティコ)
皐月賞(G1)でイクイノックスを破ったジオグリフの全弟。関東オークス馬アンデスビエントは、2代母レイナカスターニャが本馬の母アロマティコの全姉なので、ほぼ4分の3同血となる。ドレフォン産駒はキンカメとの相性が抜群。ジオグリフに迫る活躍を期待したい。(栗山)
■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で栗山求が推奨したラトラース(セン3歳)が土曜小倉4Rの未勝利戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
ラトラース(牡・父キズナ、母ローブティサージュ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105194/
母ローブティサージュは阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を制して最優秀2歳牝馬に選ばれた名牝。これまでに競走年齢に達した3頭の産駒はすべて勝ち上がり、リアンティサージュ(父オルフェーヴル)はダートでオープンクラスまで出世している。「キズナ×ウォーエンブレム」はデビューした9頭中6頭が勝ち上がり、フィリーズレビュー(G2)3着馬アネゴハダ、3勝クラスのリトルクレバー、イリマなどが出ている。確実性と長打力を兼ね備えた配合。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で栗山求が推奨したバシレイア(牝3歳)が土曜福島8Rの未勝利戦(芝1200m)を勝ち上がりました。
★キャロットクラブ
父ミッキーアイル
母アンフィトリテ(ロードカナロア)
牝 募集価格:2600万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022104629/
ミッキーアイルの娘たちは、芝向きのスプリンター~マイラーとして優秀な成績を残し、メイケイエール、ナムラクレア、ララクリスティーヌといった重賞勝ち馬が誕生しています。本馬は、母の父がロードカナロアで、母アンフィトリテはデビューから3連勝でマーガレットS(OP・芝1200m)を制覇。芝向きの豊かなスピードを感じさせます。活力あふれるトキオリアリティー牝系に属していることも見逃せません。母方にフジキセキを持つミッキーアイル産駒は、ララクリスティーヌ(京都牝馬S)、ピンハイ(チューリップ賞-2着)を含めて連対率22.7%、1走あたりの賞金額394万円という好成績。ミッキーアイル産駒全体の18.4%、185万円を大きく上回ります。(栗山)
■日曜福島7R1勝クラス ルージュアズライト(一口・望田&栗山)
ドレフォンってのは5代アウトでNorthern Dancerの血が濃くない(5・7×6・6)ので、上表を参照いただきたいですが、キングカメハメハ×サンデーサイレンスでNorthern Dancerクロスを4×4以上の血量でもつ繁殖(濃い3/4Northern Dancerクロスの繁殖)との配合でまず外さない
ミッキーファイトの勝利で、帝王賞と皐月賞とUAEダービーと中日新聞杯と東京新聞杯と園田CSと関東オークスの勝ち馬を輩出したことになりますが(メルボルンC2着馬も)、未だに1200の重賞勝ちがないというのは、肩書きは北米チャンピオンスプリンターですがスプリンターではなかったのだというね、現役時も7Fのほうが強い勝ち方でしたからね
函館記念は1角までの入りが速くフクノスケ以外の先行勢は全滅という前崩れ、それにしてもヴェローチェエラの捲りは鮮やかで、リアルスティールにデインヒルとNever Bend≒Bold Reasonが入って堂々の立ち肩で、力まかせの掻き込みで洋芝2000を捲りきったという勝利
「夏の洋芝1200はマイネルラヴ×Never Bend」と昔はよく書いたもんですが、最近はコリコリのイカ刺しも不漁で、去年も函館の居酒屋のぞいてみたんですがイカがないんですよね…
デインヒルはDanzigとRibotとBuckpasserですからラトロ&Ribot肩掻き込みパワー走の権化みたいな血で、当然急坂や洋芝に強いのですが、以下のように母系にデインヒルをもつ馬のJRA芝成績を出してみると、平地全体でも重賞でも函館芝の成績が良い
◆母系にデインヒルをもつ馬の芝競馬場別成績
◆母系にデインヒルをもつ馬の芝競馬場別成績(重賞)
ちなみに函館芝の重賞勝ちは母父Danehill Dancerのヴェローチェエラの函館記念、同じく母父Danehill DancerのテルツェットのクイーンS、そして母父Dylan Thomasのカシアスの函館2歳S
これが札幌だともうちょっと芝が速くてRも大きいので、しなやかストライドで差せるコースなんですよね
スタミナ感満点のレースで愛ダービーも制したLambournは、母がScat Daddy×Rubianoと北米マイラー質で、これはJustifyやBlue Pointやカラヴァッジオなんかが重厚なガリンヒル牝馬との配合で成功しているのを逆さまにしたパターンといえます
ところでAustraliaって代表産駒(G1勝ち6頭)の母父がScat Daddy、Acclamation×2、デインヒル、Dansili、Theatricalで、どうもTTサイアーのにおひがしますぞ
ちなみにJRAに出走したAustralia産駒は5頭いて勝ち馬はマイタイムオブデイだけ、その母父はMr.Greeleyでした
1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
コメント日が
古い順 |
新しい順
- Unknown (MJ)
- 2025-07-03 17:24:08
- 今週の新馬は日福4グランフォワイエ(一口&POG)、日小5ブレナヴォン(POG)、日函5ヴンダーバール(POG)
- 返信する
規約違反等の連絡
コメントを投稿
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。