Ribotのクロス

2010-04-01 02:40:53 | 血統予想
レースや追い切りを見ていて思ったのですが、ヤマニンキングリーとアップドラフトは走法が似たところがありますね

どちらも前駆の肉付きが豊富で、そのぶん可動域はあまり広くなくて、だからストライドは伸びないのですが強く掻き込めるという走法です

これはおそらくRibotの影響で、ヤマニンキングリーはRibot6×5、アップドラフトはGraustark6×5を持っています

ヤマニンメルベイユやヤマニンシュクルなど、ティファニーラスの子孫が小回り巧者に出るのも、Bull Lea的な飛節とRibot的な前駆が伝っているからです

Ribot的な前駆の馬は走法的に急坂小回り>平坦大回りになりやすいと考えられ、試しに5代内にRibot系のクロスを持つ馬を検索してみたら、重賞勝ち馬には下記のような馬がいました

タニノギムレット,ダンツフレーム,マイネルレコルト,ヴァンクルタテヤマ,フサイチソニック,アンドゥオール,バンブーユベントス,ゼネラリスト,エンシェントヒル,トーホウレーサー,アグネスウイング,ラントゥザフリーズ

まあこのなかで広いコースがベターといえるのは、タニノギムレットとバンブーユベントスぐらいですか。ダンツフレームはオールラウンダーという感じですが、宝塚や皐月など内回りを捲る脚は一級品でした

で、今度は検索したRibotクロス馬たちの、阪神芝での距離別成績を出してみました。連対率順に並べると

内2200m(4.5.2.15)36.4%
内1600m(7.9.3.51)22.9%※
内2000m(3.9.4.51)17.9%
内1400m(5.9.9.56)17.7%
内2500m(0.2.1.10)15.4%※
外1600m(2.1.0.19)13.6%
内1200m(1.4.4.49)8.6%
外2400m(0.0.1.7)0.0%
外1800m(0.0.1.15)0.0%
※は旧コース

まあしかし、これだけ極端な結果になるとは私も思いませんでした(^ ^;)

ヤマニンキングリーは近10走は⑨①①②②②①⑨⑦⑱ですが、最初の⑨は菊花賞で最後の⑨⑦⑱は東京ですから、小回り(内回り)1800~2000mに限定すれば①①②②②①。ティファニーラス牝系のRibotクロス馬らしい成績です

アップドラフトがオータムHでアッと言わせたのは開幕週のイン差しがはまったのが大きいですが、でもこの馬もマイルならば中山が一番合っているとは思いますよ~

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2 コメント

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Unknown (メタボ血統博士)
2010-04-01 13:31:13
リボーのクロスは菊花賞以外でも小回りコースの中距離でも狙い目なのか(・∀・)覚えておこう(・∀・)
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Unknown (MJ)
2010-04-01 14:11:45
菊で狙い目なのはダンスのRibotクロスやん(・∀・)
返信する

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