小島貞師の急死についてはお悔やみ申し上げますとしかいえませんが、私が競馬にどっぷりハマりはじめた頃は、戸山厩舎といえば吉田牧場自慢のワカクモ~オキワカとかへいはた牧場自慢のダイゴハマイサミ~ドンナリディアとか、リマンドやらチャイナロックやらカバーラップ二世やらハイインロー的スタミナを蓄えた牝系に、マグニテュードやコントライトやマイスワローなんかがかけられて、ま~当時としてもスタミナ自慢の血統が多く、そういう馬をスパルタで鍛え上げ、小島貞や小谷内がスタミナを信じて逃げまくる…というシーンを毎週のように目にしていました
競走馬としての天性のスピードや瞬発力がズバ抜けていなくても、乗り役としての技量や才覚がズバ抜けていなくても、スタミナを信じて後続に脚を使わせるレースをすれば道は開けるんだという、今でいうとサトテツ+佐々晶コンビがやっているようなことを、厩舎ぐるみファミリーぐるみでやっていたという印象です
ご存じのようにミホノブルボンの唯一の敗戦は菊花賞で、最も苦戦したのは朝日杯ですが、どちらもスローの上がりの競馬だったということを指摘する人はあまりいないんじゃないかと
あの菊花賞は道中13秒台が5回もある超中だるみラップで、上がり3Fは11.6-11.8-11.6、ミホノブルボンはキョウエイボーガンと競ってスタミナを失ったわけではなく、ハナを叩かれたことでスタミナで振り落とすいつもの競馬に持ち込めなかったのが敗因だったんじゃないかと、それは今でも思いますね~
だからジョッキー小島貞というと、私はやっぱり東京2400mでも4角先頭の横綱相撲で、ミホノブルボンとチョウカイキャロルのAureole魂に火をつけ、ハイインロー的スタミナを最後の一滴まで振り絞る姿がまず浮かびます…合掌
残念なことがもう一つ、後楽園の山下書店が29日で閉店ということで、私も競馬通信社時代は見本誌持って営業に行ったこともありましたが、まさに競馬と格闘技のメッカというべきお店でした…お疲れさまでしたm(_ _)m
遊びのある女
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/174ae171e1a480910d07f2574c371fb6
1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
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- えっ あの本屋さんが? (shakespeare)
- 2012-01-26 21:49:14
- モッチーさん、私、後楽2丁目に住んでます。殆ど毎日ドームの回りを犬の散歩やジョギングに行ってます。後楽園は自分の庭です。山下書店さんは、競馬の本、沢山売ってますね。閉店ですか。ショックです。
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