昼間買い物に出たときにめんつゆを買ったつもりが白だしを買っていて、今冷蔵庫に違うメーカーの白だしが二つ入ってて、どんだけ白だし好きやねんと自分に突っ込んでしまいましたが、これはしばらくおでん三昧ですわ…
■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2016)重賞勝ち馬の弟妹編』で望田潤が推奨したタガノヴェローナ(牝3歳)が土曜京都1Rの未勝利戦(ダート1800m)を勝ち上がりました。
◎タガノヴェローナ(牝、父クロフネ、母タガノレヴェントン)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014100511/
母タガノレヴェントンはなかなかの名繁殖で、タガノトネール(サマーチャンピオン)にタガノエスプレッソ(デイリー杯)と出走産駒2頭とも重賞勝ち。その母フィバリッシュはトニービン×NureyevでHyperion4・6・6×6・6・6・6・7・7だから、クロフネとの配合も成功するだろう(クロペリオン)。ちなみにこの牝系とクロフネの配合はこれまで13頭が出走、トリップやバトードールなど8頭が勝ち馬となっている。(望田)
■土曜東京6R500万下 ファンタジステラ(POG・望田)
■土曜東京11RクイーンC3着 フローレスマジック(ディープ・望田&栗山)
■日曜小倉2R500万下 ジュエルアラモード(POG・望田)
■日曜小倉9R500万下 トルストイ(ディープ・望田)
■日曜東京9R雲雀S サザナミ(ディープ・望田&栗山、一口・栗山)
■日曜東京11R共同通信杯3着 ムーヴザワールド(ディープ・望田&栗山)
■日曜京都11R京都記念2着 スマートレイアー(ディープ・望田)
タガノレヴェントンは母フィバリッシュがトニービン×NureyevでHyperion4・6・6×6・6・6・6・7・7ですから、産駒はみんな先行して直線先頭に立ってからが粘り強い
タガノヴェローナは父がクロフネに替わり兄たちより伸びのある体型に出たので、1400mだと先行できずに2着つづきだったのですが、1800mに延びたら楽に先行できたので楽勝でした
タガノレヴェントンはHyperionが多いだけでなく、Nureyev4×3にトニービンにMill Reefとナスペリオン(NasrullahとHyperion)も多く、つまりルーラーシップやドゥラメンテに近いイメージのストライドも伝える繁殖で、タガノトネールもタガノエスプレッソも大箱マイルで重賞を勝っており、だからタガノヴェローナは中京1800ベストだろうと
┌Hyperion
┌○
┌○
Special
│ ┌Nasrullah
│┌○
└△
┌Hyperion
Hornbeam
│┌Nasrullah
└△
┌Nasrullah
┌○
Mill Reef
└△
└△┌Hyperion
└△
フェブラリーSでSeattle Slew~A.P.Indyの血を引く馬やStorm Cat経由のSecretariat≒Sir Gaylordクロスを持つ馬が毎年のように好走するのは、広くて軽い東京ダートをストライドで走るのに適している体型体質を受け継いでいるからです
一方でコパノリッキーなんかはNureyevとWoodmanとトニービンを通じるナスペリオン的ストライドで東京マイルを走っている、つまりタガノトネール的ストライドで東京マイルを走っているといえ、Nureyevもフェブラリーに強い血の一つですね
Woodman
│ ┌Hyperion
└△┌○
└Intriguing
│┌Nasrullah
└△
先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました
◆ホワイトナルビー
私もオグリキャップの「プロフェッショナル」観てましたが、母ホワイトナルビーはNearco4×5・5、Pharos=Fairway5・5・5×5・6・6(Pherozshah≒Masaka≒Nasrullah3・4×4)
そこにPharosやNearcoについてアウトブリードなダンシングキャップとブレイヴェストローマンがかけられたのがオグリキャップとオグリローマンで、やってることは典型的な緊張→緩和
Pharos=FairwayとLady Josephineのラインの継続累進クロスが執拗なだけでなく、ガーサント(リーディングサイアー)とRelic(フランス名種牡馬)という非Phalaris非Lady Josephineの優秀な異系の血をそれぞれ1/4異系として取り込んでいるのが見事
オグリの配合というよりはホワイトナルビーの配合が素晴らしいのだ…とわかったのはオグリが引退してからかなり経ってからでしたね
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1955105496/
◆うるさいQuiet American
ディープインパクトとFappiano~Unbridled~Unbridled's Songのラインは相性が良く、ラキシス=サトノアラジン=フローレスマジック、ダコール≒ブランボヌール、ダノンプラチナ、ダノンバラードなど44頭出走で31頭勝ち上がり
この有名なニックスの根拠は、下記のようにSir Ivor≒Cequilloのニアリークロス(PrincequilloとMahmoudとMan o'WarとSir Gallahad=Marguerite de Valoisが共通)で説明できます
そしてFappianoのラインでもQuiet American(NYRAマイルH)は馬名とは裏腹に猛烈にクロスがうるさくて、Dr.Fager3×2とCequillo4×3、つまりはKillaloe≒Demureの3/4同血クロス2×1ですから凄い
だからディープインパクトとも相性が悪かろうはずはなくて、母系にQuiet Americanを引くディープ産駒は3頭出走し2頭が勝ち馬、アンタラジー(現役4勝)と先週勝ち上がったサーレンブラント
サーレンブラントはラストタイクーンも入るのでナスキロ的斬れに拍車がかかり、東京で一変が納得の大きなストライドで抜け出してきました