「3歳勝ち馬評価」先週ぶんを更新&雑感

2017-02-14 14:36:45 | 配合論

先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました

◆ホワイトナルビー

私もオグリキャップの「プロフェッショナル」観てましたが、母ホワイトナルビーはNearco4×5・5、Pharos=Fairway5・5・5×5・6・6(Pherozshah≒Masaka≒Nasrullah3・4×4)





そこにPharosやNearcoについてアウトブリードなダンシングキャップとブレイヴェストローマンがかけられたのがオグリキャップとオグリローマンで、やってることは典型的な緊張→緩和

Pharos=FairwayとLady Josephineのラインの継続累進クロスが執拗なだけでなく、ガーサント(リーディングサイアー)とRelic(フランス名種牡馬)という非Phalaris非Lady Josephineの優秀な異系の血をそれぞれ1/4異系として取り込んでいるのが見事



オグリの配合というよりはホワイトナルビーの配合が素晴らしいのだ…とわかったのはオグリが引退してからかなり経ってからでしたね
http://db.netkeiba.com/horse/ped/1955105496/




◆うるさいQuiet American

ディープインパクトとFappiano~Unbridled~Unbridled's Songのラインは相性が良く、ラキシス=サトノアラジン=フローレスマジック、ダコール≒ブランボヌール、ダノンプラチナ、ダノンバラードなど44頭出走で31頭勝ち上がり

この有名なニックスの根拠は、下記のようにSir Ivor≒Cequilloのニアリークロス(PrincequilloとMahmoudとMan o'WarとSir Gallahad=Marguerite de Valoisが共通)で説明できます



そしてFappianoのラインでもQuiet American(NYRAマイルH)は馬名とは裏腹に猛烈にクロスがうるさくて、Dr.Fager3×2とCequillo4×3、つまりはKillaloe≒Demureの3/4同血クロス2×1ですから凄い



だからディープインパクトとも相性が悪かろうはずはなくて、母系にQuiet Americanを引くディープ産駒は3頭出走し2頭が勝ち馬、アンタラジー(現役4勝)と先週勝ち上がったサーレンブラント

サーレンブラントはラストタイクーンも入るのでナスキロ的斬れに拍車がかかり、東京で一変が納得の大きなストライドで抜け出してきました


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5 コメント

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Unknown (カメ)
2017-02-14 19:29:00
アンタラジーの
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Unknown (カメ)
2017-02-14 19:30:20
アンタラジーの2.3歳の頃の緩さは、ミスプロ2本入ってるからかな?
と思ったのですが、そのあたりどう思われますか?
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Unknown (MJ)
2017-02-14 22:13:19
そうですね、ディープ×Storm Catは柔さ緩さがあるから、若い頃は2400ももつ、という側面はあると思います
アンタラジーはTARGETのメモを見ると“単調サトノアラジン”と書いてありますが、Seeking the Goldの一本気なところを受け継いでいるので、無理からタメ差しするよりはフワッと行かせたほうがいいんでしょうね
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Unknown (カメ)
2017-02-14 23:25:19
御返事ありがとうございます!
来期リスト作りの参考にさせて頂きます!
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Unknown (GK)
2017-02-19 13:45:29
その番組は見逃したままなのですが、キャップに関してはIちゃんとNative DancerとRelicの話をした記憶がかすかに残っていますねぇ。http://www.jbis.or.jp/topics/simulation/result/?x=16&y=16&sire=0000347198&broodmare=0000388199
あと鷲見さんが「ホワイトナルビーにオグリキャップをつけられないのが悔しい」とオイオイということを言っていたり…。
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