先ほど「望田潤の3歳勝ち馬評価」1/10~17ぶんを計5頭更新しました
◆デインヒルを増幅したナカヤマフェスタ産駒
先々週はイルフォーコン、ガンコとナカヤマフェスタ産駒が2頭勝ち上がり
これまで勝ち上がった産駒3頭は
イルフォーコン:デインヒル≒Green Desert4×3
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013103707/
ガンコ:デインヒル≒Polish Precedent4×3、Halo4×4、母がMill Reef5×3
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013104849/
ダイナミックアロー:Lyphard5×4、Never Bend6×4、Buckpasser7×5
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013103370/
また以下のように、イルフォーコンの母母ベリドットとガンコの母母父Polish Precedentはニアリーでもあります(DanzigとBold ExampleとCourtly Dee≒BusandaとAttica≒Tom Foolが共通)
┌Danzig
┌○
││┌○
│└△└Attica
│ └Courtly Dee
ベリドット
└△
└△
└△
└Bold Example
┌Danzig
Polish Precedent
│ ┌Tom Fool
│┌○
││└Busanda
└△
└Bold Example
つまりイルフォーコンとガンコは母系にベリドット≒Polish PrecedentとSadler's Wellsが入る点が共通し、これはいずれもデインヒルが持つDanzig(Northern DancerとFair Trial)とBuckpasser(Tom FoolとWar AdmiralとLa Troienne)の組み合わせを増幅するもので、だから体型や走法もナカヤマフェスタ的というよりもデインヒル的で、ダートでパワーを発揮して勝ち上がりました
ダイナミックアローも3代母スキムがNijinsky×BuckpasserでLyphardはNative Dancer+Fair Trialですから、やはりデインヒル的な組み合わせをクロスした配合ということができます
イルフォーコンの母ギブミーアチャンスはややパワーに偏っていますが、エルコンドルパサー×Green Desertで牝系がBold Example、繁殖として魅力的な血統配合をしていますね
デインヒル≒Green Desert≒Polish Precedentのニアリークロスは、今後成功例が続々出てくると思います
◆Kingmambo≒タックスヘイブン
イーストオブザサンが京都で未勝利を勝って、これでキングカメハメハ×タックスヘイブン牝系はアルバタックス=イーストオブザサンとアットザシーサイドの3頭全てが勝ち上がり
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105526/
前にも書きましたがこのニックスの根拠はKingmambo≒タックスヘイブンのニアリークロス(Raise a Native、Thong=Lt.Stevens、Hyperion、Fair Trial)にあり、他にKingmambo系との配合はオフショア(父アルカセット)がいたのでまあ4の4みたいなもんですね
ちなみに2歳のタックスヘイブン系にはワークフォース×グレナディーンの牝がいたので、ひとまずチェック入れときました
◆キンシャサノキセキの砂黄金配合
カネヒキリ(フジキセキ×Deputy Minister)とミラクルレジェンド(フジキセキ×Awesome Again)につづき、サウンドトゥルー(フレンチデピュティ×フジキセキ)とホワイトフーガ(クロフネ×フジキセキ)が出て、母父に回っても「フジキセキ×Deputy Minister」の砂黄金配合は健在ですが、土曜にダ1800mの未勝利を圧勝したインザバブルはキンシャサノキセキ×クロフネ
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013105264/
このように母系にDeputy Ministerを引くキンシャサノキセキ産駒は15頭出走し9頭が勝ち上がり、あとカウントはしてませんが地方から転入してきたフレンチイデアル(母父フレンチデピュティ)も頑張ってますね
この全勝ち鞍9勝の内訳は芝3勝ダ6勝、さすが砂黄金配合という勝ち上がり率とダート率で、キッチリDeputy Ministerの尻に敷かれてます(・∀・)