花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

緑の鎌倉・「海蔵寺」&「建長寺」

2012年05月15日 | 鎌倉散策

土日は五月晴れに恵まれ、我が家からも富士山が見えましたが
今日は予報どおり雨となりましたね。

我が家の「クレマチス」も雨に濡れて、そろそろ終わりでしょうか・・・

母の日だと言うのに、前日から自治会の会議が三つも重なり
プレゼントを持ってきた息子夫婦に会うことも出来ず
玄関に「花柄のエプロン」と「アロマオイル」が置いてありました。
どうもありがとうね

会議の前後は資料の作成で、PCに向う日々・・・
片手での作業ですから大変
ブログ仲間の皆様の所にもご訪問できずに失礼しております


「今年はクレマチスがたくさん咲いた」と、主人はご満悦ですが
例年必ず咲いていた5~6鉢のシンピジュウムは一輪も咲かず

ブログ仲間のラッシーママさんからもらったジャーマンアイリスも、
鉢植えながら葉っぱは元気に茂っているけど、花は咲かない

「俺に任しておけ、咲かせて見せるから」と胸を叩いていたのは、
どこのどなたさんでしたかしら

「腰痛で病院通いが続き、それどころではなかった」と言い訳するけど
月に3~4回はゴルフに行っているではないですか・・・

エエッ、昨日ゴルフだったのに、明後日も叉ゴルフなの

でも、文句タラタラ言いながらも、買物と台所仕事は仕方なく手伝ってくれるので、
愚痴はこの辺でやめておきましょう。


私は利き腕の左手の甲を2ヶ所骨折、この状態で固められています

5本の指の第二関節までは自由に動くのですが、
「濡らしちゃいけない」「力を入れちゃいけない」で、殆んど使えません。

プラスチックのギブスの表面も汚れてきたけど、「液体で拭くと中がカビます」と、脅かされています。
そういえば何となく変な臭いが

手を心臓より下にさげるとズキズキするので、外出時は三角巾で吊るしますが
電車やバスに乗ると、席を譲ってくれちゃったりするので恐縮してしまいます。
バランスも悪くて、駅の階段などの下りが怖いですね。

まだまだあと半月もこの状態が続きます。トホホホホ


          

5月8日、カメラ仲間と「寿福寺~英勝寺~海蔵寺」と歩いた日はお天気にも恵まれ、
初夏の風を受けながら心行くまでカメラを向け、そしてお喋りに興じることができて、
悶々としていた焦りも吹き飛びました。


花と水の寺「海蔵寺」

「英勝寺」から更に12~13分歩くと「海蔵寺」の山門が見えてきます。
1年中、お花が絶える事がない「花の寺」とも呼ばれ、この時期はツツジが咲いていました。

ここは初めてと言う同行のSさんが「落ち着いた良いお寺ね」と、呟きました。

このお寺のことは何度か紹介していますよろしかったらこちらもどうぞ


臨済宗建長寺派の寺で山号は扇谷山。
鎌倉公方足利氏満の命を受けた上杉氏定が応永3年 (1394)に再建、
開山は心昭空外とされています(パンフレットより)

鐘楼の横には見事なセッコク円覚寺で見たセッコクの倍以上の大株です



着生ランの「セッコク」を、こんなに見たのは初めてです。

龍護殿とよばれる本堂
薬師堂にはご本尊の薬師三尊像が安置

龍護殿には開山の心昭空外坐像が祀られています。


ツツジと石楠花がまだ見られました。


本堂の裏手には庭園がありますが、公開されていません。


池の周りにはアヤメと白いお花が見られます。
中の建物が新しく建てかえられていました。


本堂左手に進み、民家と岩壁に挟まれた小道を行くと「十六の井」があります。
岩肌の洞穴に縦横四列づつ十六の穴が並び、きれいな湧き水を湛えるこの不思議な井戸は、
決して枯れることがないという。

誰が何のために造ったのかは分からない。
正面の岩肌に彫られているのは、上方が観音様、下方が弘法大師像。


私たちは「海蔵寺」を後にし、10分くらい戻って踏み切りを渡り
小町通のお店でランチの「シラス丼」を食べました。

それから鶴岡八幡宮裏のステキなカフェでコーヒータイム
お喋りを楽しみました。

「建長寺」

帰路は北鎌倉の駅まで歩くことにして、途中「建長寺」に寄りました。

鎌倉五山第一位の臨済宗建長寺派の大本山。
建長5年(1253)北条時頼が蘭渓道隆を開山として創建した、わが国最初の禅の専門道場です。

高さ約30mの三門は 安永4年(1775)に再建した重層門で、
楼上には五百羅漢像が祀られています。


国宝の梵鐘

3時を過ぎて疲れが出だし、カメラ撮影もおざなりの単なる記録写真ばかりです

国重要文化財の仏殿重要文化財の法殿

総門、三門、仏殿と一直線に並ぶ伽藍の周囲を、10の塔頭寺院が取り囲むのが特徴の「建長寺」
流石に鎌倉五山第一位の重厚さが感じられました。


重要文化財で方丈入口の「唐門」
仏殿と同じく、芝の徳川秀忠夫人(お江さま?)崇源院霊屋から移築したもの。
関東大震災以来の大修理が2011年5月に終了し、移築当時の姿が再現されました。
(ウキペディアより)

できたてほやほや、ピカピカの「唐門」です


私たちは門の中の「方丈」に上がって、廻り廊下からお庭を眺めました。

庭園は夢窓疎石の作といわれています。

やはり日本庭園は落ち着きますね。
椅子に座ってしばしSさんと語り合いました。

今回の怪我のこと、これからの撮影会のこと・・・
「骨折して山に行けないのは残念だけど、カメラをやっていて本当に良かったわ」
「お陰でこうして貴女と一緒に鎌倉を歩く気になれるもの」

片手では物の出し入れが不自由な私、何かと気遣ってくれたSさんにひたすら感謝です。
ありがとうございました




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28 コメント

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よくもまぁ~! (写楽爺)
2012-05-16 09:53:41
こんにちは。
痛々しいギブス姿日常生活も不自由な事が多いのではと思いますが、「よくもまぁ~」これで鎌倉散策で写真まで撮って驚いていますよ。
「悶々としていた焦りも吹き飛び・・」気分転換には宜しいかとは思うのですが、鎌倉を歩き写真を撮る気になるのが凄いです。
今日は写真よりnao♪さんの行動力に注目してしまいました。
返信する
こんばんは~♪ (コスモス)
2012-05-16 22:02:05
綺麗な色のクレマチスですね~
花も大輪の様ですね!

nao♪さん、痛々しいお姿ですね!
ギブスをした片手で鎌倉に行き、撮影もして 記事も書くって…
凄いですね~大丈夫ですか?

そして、家事もするんでしょう~
少し、奥様家業をグウタラ奥様に変更されては如何かしら?(笑)

素晴らしいセッコクに、見入ってしまいました。
円覚寺で、見せて頂いたのより大株ですね~
来年は,是非行って見たいです!

Sさんと、語りながら見た池…
心という字を池の形にして作った事、知っていました~~
私、それを知った時から いつも「心」を書きながら池を見ています!(*^~^*)


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☆写楽爺さんへ (nao♪)
2012-05-17 08:34:07
今日は奥多摩のハイキングに誘われていたのですが、現地まで2時間半・・
流石に断念しました。
片手ではザックも満足に開けられませんので、周りに迷惑をかけますしね。
後半月のガマンです。

山は逃げませんが、歳と体力がどんどん逃げて行きます。
その点、カメラは自分の庭先でも写せます。
幸い鎌倉は、何時も買いものに出かけるJRの駅から三つ目、ちょっと足を延ばせば行けますので、そんなに大変ではないのですよ。

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☆コスモスさんへ (nao♪)
2012-05-17 08:57:31
海蔵寺のセッコクは見事でした。
門の左側の小道の民家脇にもありましたよ。
このお寺はいつもカイドウの咲く頃に行く事が多く、セッコクがあるなんて知りませんでした。

そうそう心字池ですね。
建長寺の方丈は自由に入れて、この庭園が正面から眺められるのが良いですね。
日本庭園を見ていると、心が落ち着きます。

手の方は使わないでいればもう痛みもありません。
ただ使うとまだ響きます。
PCも片手でキィを打っていますが、シフトキィなどは左手も必要になりますし、
お箸は元々右手で食べていますが、お茶碗が持てないので不便です。
カメラは幸い構造上、右手で持ち右手でシャッターを押すシステム・・・
左手はレンズのズームの調節のみなので指先だけでOK
私のカメラは初心者用の軽いキャノンイオス・キッスなので助かっています。

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奮闘! (とんちゃん)
2012-05-17 08:59:06
nao♪さん、がんばってますね~
骨折しているのにカメラを持っても大丈夫なんですね。
その意気で乗り切ってください!
ギブスが取れてからのリハビリも時間がかかると思います
あせらずに付き合っていくしかないでしょう
できることをやりながら滅多には経験できないことを工夫しながら体力もつけながら養生に励んでください!
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左手 (nikonikotaro)
2012-05-17 09:25:05
ギブスの左手が、たいへんそう。
だけど、すいません!
写真まで撮って見せてくれると大丈夫かな。
とか、かえってこの写真面白いとか・・?
すいません!

手では散歩には支障ないかも知れませんが、あまり無理せずに、写真撮りしてください。
クレマチス、ちょっとぶれてませんか?
・・冗談です!
素敵な花ですね。
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見事なセッコク (おみや)
2012-05-17 11:40:11
こんにちわ
見事なセッコクですね。すばらしいです。
高尾山のセッコクはまだまだの様子で6月に
入ってしまうと思います。
またみんなと一緒に見に行く予定です。
杉の原生林の中で咲くセッコクは見ごたえありますよー。

手を怪我されてさぞ不自由でしょうね。
後々響かないようにしっかり直してください。

それからカラヤンでなくてカヤランです。
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Unknown (kiki)
2012-05-17 12:02:58
左手にギブス 私が思ってたより重症なんですね。それなのにお寺まわり すごい行動力に驚かされました。nao♪さんは前向きな性格なんですね。
海蔵寺にある十六の井戸 珍しいですね。ずーっと枯れることなく湧き続けているんでしょうか?セッコクすごいですね。この辺ではみかけません。花が咲き終わった後は葉っぱが出てくるのかしら?
建長寺は重みのあるお寺ですね。
一年で一番良い季節にあちこち歩きたくなりました。
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こんにちわ♪ (カシオペア)
2012-05-17 16:59:35
海蔵寺は鎌倉でも私の好きなお寺でよく行くんですよ~♪
此処も趣があるお寺ですね~私が最近行ったのはカイドウが咲いている時でした。
この扇ケ谷も良いお寺がありますね。

先日は此処から北鎌倉の浄智寺まで歩いて少し汗をかきました^_^;

建長寺はさすが五山の一位~貫禄十分です。
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☆とんちゃんさんへ (nao♪)
2012-05-17 22:01:18
今の時期はただただ自然に骨がつくのを待つのみ・・・
医者が言うには一番怖いのはたとえば歩いていて何かにぶつかったり、再び転んだりしてギブスの中まで衝撃を与える事だそうです。
歩くのは平気ですが、歩道を走る自転車が怖いですね。

すぐには元に戻らないと、骨折の経験者数人から言われています。
気長にリハビリ頑張らなければ・・・
でも手のリハビリってどんな事をするのかしら?

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