こちら関東南部は真冬の冷たい風が身に沁みます。
今朝(12月20日)、我家の2Fのベランダから写した富士山
画面左の南側に雪が多いというのも珍しいです。
元F1ドライバーの片山右京さんら3人が、富士山御殿場口新5合目(標高1400)から入山。
標高2650mメートル付近でテントが吹き飛ばされて2人が遭難した事故が起きました。
痛ましい事です。
今日も風が強くて、御殿場口のある南側はブリザードか吹き荒れているようにも見えますね。
さて、今年もいよいよ押し迫ってきて、残りはあと10日余り・・・
一日4時間、隔週交替方式の仕事も、シフトの関係上、私は昨日が年内の仕事納めでした。
さぁ~これから大掃除に突入
年賀状も仕上げなくてはと、心は急きますが
まだ鎌倉「建長寺の紅葉」の画像をアップしていませんでした。
遅まきながら、私自身の記録保存のために今年最後の紅葉を載せますので、
「紅葉はもう見飽きた」という方はスルーしてください。
鎌倉「建長寺」
建長寺は鎌倉幕府5代執権北条時頼(1227年 - 1263年)によって創建された禅宗寺院で、
建長5年(1253年)に落慶供養が営まれています。
開山(初代住職)は宋からの渡来僧・蘭渓道隆(大覚禅師、1213年 - 1278年)
※今回の資料はウィキペディアを参考にさせていただきました。
11月28日、私は鎌倉の「獅子舞」(モミジ谷)の紅葉を見てから、「天園ハイキングコース」を
歩いた事はすでにこのブログでもご紹介しましたが
その終着点が鎌倉五山・第1位の「建長寺」だったのです。
この日はお天気にも恵まれ、今年最後の紅葉が楽しめました
「建長寺・半僧坊」
「天園ハイキングコース」から建長寺に抜けるという事は、
裏の山から建長寺の一番奥の「半僧坊」にまずお邪魔をするということになります。
「半僧坊」は境内のもっとも奥、山の中腹にあり、建長寺の鎮守さまなのだそうです。
ここに祀られている半僧坊権現は火除けや招福に利益があると聞き、私も帽子を脱いでお参りしました。
半僧坊前には急な石段があり、その横には天狗の像が並んでいました。
石段を下っていくと、丁度見頃の「モミジ」が迎えてくれました
「モミジ谷」の背の高い山モミジと違い、階段をおおう様に垂れ下がるお寺のモミジは
アップの写真が狙えるので嬉しいですね。
でも・・・
今年のモミジは少々鮮やかさに欠けるような気がしました。
(カメラの腕も悪いのですが)
午後3時半を過ぎて、晩秋の陽も傾き、竹林の前の狛犬さんもシルエットに・・・
「龍峰院」
建長寺の塔頭龍峰院の門前でも、モミジが色づいていましたが、日陰になって上手く写せません。
院の中は立ち入り禁止なので、門前から赤く色付いた境内を撮りました。
「唐門」(重要文化財)
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「龍峰院」から更に下ると「方丈」に出ます。
そこには見事な「唐門」が・・・
マウスオンで内側から見た「唐門」もご覧下さい
重要文化財で方丈入口の門。
仏殿と同じく、芝の徳川秀忠夫人崇源院霊屋から移築したものだそうです。
「方丈」内の庭園
「唐門」横の通常口から「方丈」には入ることが出来ます。
建物自体は京都の般舟三昧院から移築したもの。
廻り廊下の奥には見事な庭園が広がっていました。
この庭園は夢窓疎石の作といわれていますが、同じ作者のお庭でも
一週間前に見た「瑞泉寺の岩庭」とは全然趣が異なるものでした。
出口(正式には建長寺入り口)に向かって歩いて行くと、法堂、仏殿、三門(山門)と続きます。
創建当時の建物は失われたとはいえ、これらが一直線に並ぶ伽藍配置は、
創建当時の面影を残しているようです。
non_nonさんのソースをお借りしてスライドショーでまとめましたので、マウスオンでご覧下さい
建長寺・三門(山門) | ||||
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「仏殿」は重要文化財で寄棟造で単層裳階(もこし)が付くそうです。
堂内には本尊の地蔵菩薩坐像(室町時代の作、像高2.4メートル)が安置されていて、
そして堂前にあるビャクシンの古木7本は開山蘭渓道隆手植えと伝えるもので、
樹齢約750年といわれています。
一番右の画像は国宝の「鐘楼」です。
三門の右側にあり、高さ約2.1メートル。
建長寺創建当時の数少ない遺品の1つとして大変貴重なものだそうです。
ここには写っていませんが、仏殿の後ろ側には重要文化財の「法堂」(はっとう)がありました。
文化11年(1814年)の建立で内部には千手観音坐像が安置されていて、
この観音様も2005年に重要文化財に指定されそうです。
流石に鎌倉五山第一位のお寺だけあって、たくさんの国宝や重要文化財がそろい
すべてが立派
「総門」
天明3年(1783年)の建立。
山号の「巨福山(こふくさん)」という文字が書かれています。
ここで拝観料を払って「建長寺」を後にしました。
ハイキングコースを歩くだけが目的でも、拝観料は取られます。
帰りはごまかせますが、トレッキングシューズにザック姿ではやはり気が引けますものね。
京都の中央政府の力が弱まり、鎌倉が事実上の日本の首府であった時代に建てられた「建長寺」
北条氏の権勢を誇示し、当時海外渡来の最新文化であった「禅」の寺を建てることによって、
京都の公家文化に対抗しようとする意識の現われとも見られます。
京都のお寺のような煌びやかさには欠けますが、質実剛健のシンプルな美が感じられる「建長寺」、
紅葉のころに訪ねたのは初めてだったので、新たな感激がありました。
「天園ハイキングコース」を歩くのが目的で、ここは通過だけなら、
頭にくる300円ですよね。
昔、OL時代に職場仲間と「建長寺」に行き、「鎌倉アルプス→」と書かれた標識に誘われ、
スカートにパンプス姿で皆で上まで登ったことがあります。
最後はズルズルの山登りで、今のような立派な階段はありませんでした。
ハイキングコースまでの階段や見晴台は建長寺が造ったという
自負があるので、拝観料を取るのでしょうね。
できれば選択できるような境内を通らないわき道も造って欲しかったです。
これは鎌倉市のお仕事なのでしょうけど・・・
「大山」は我家からも綺麗に見える円錐形の山です。
まだ雪は大丈夫でしたか?
あそこは侮るなかれ、修験者の山で結構きついですよね。
でもご主人様と年末登山を楽しまれる「余裕」が羨ましいです。
「モミジ谷の紅葉」の撮影が目的でしたから、一眼レフカメラを持って行きましたよ。
私のカメラは初心者向けですから案外軽いです。
(主人の40Dという機種は重いですが・・・)
普段の記録写真や(アウトレットの風景も)、友人と一緒の、足並みを乱しては申し訳ない山登りなどは
小さなコンデジをバックやポケットに入れて、瞬間芸で写します。
これで今期の「紅葉画像」は終りです。
次回の鎌倉は梅が咲きだす早春か桜の頃でしょうか・・・
marriさん、季節の良い頃、時間がとれればいつでもご案内致しますよ。
こうして少しずらしてアップするのもなかなかいいものですね。
見入ってしまいました。
私も「拝観料を払って建長寺を出ました」という文にアララと思いましたが、
naoママさんはしっかりご覧になったのだから、当然としても、
門をくぐるだけで拝観料とはね~。
これだけの堂々とした由緒あるお寺ですから、拝観料もお高いでしょ?
鎌倉も最近全く訪れていません。
昨年夫が山の仲間と鎌倉のハイキングコースを歩きました。
今の私だったら即ついて行くのですが・・・。
昨日大山に上りました。今日は筋肉痛です!
大きなカメラ(重たいカメラ)かついで出かけたの!
小さなカメラ、ポケットにねじ込んで出かけたの?凄い綺麗な写真だこと!
富士山が見える、自分ちの窓なんですか。家が密集してないのかなぁ。羨ましい!
チョコッと、のぞくのは、見たこと有ります。朝のテレビ局からのズームでもこんな感じの富士山が見えます。とっても羨ましいんです。
貴女の様な歩き方、撮り方、お話の仕方出切る人と鎌倉を一緒に歩いてみたいです。素敵なおはなしありがとう。
恵まれているといえば恵まれています。
富士山も見えますしね。
東京の下町に住む友人が遊びにきた時、「別荘地みたい」
という感想でした。
その分、駅までは歩くと20分(バスだと7分)かかりますし、
東京に出るにも電車に1時間揺られていきます。
でも私の感性には合っているように感じます。
古都には着物が似合いますね。
ジュンさんたちお仲間が着物姿で鎌倉を歩かれたなんてステキです。
私はもっぱらウォーキングシューズにナップザック
歩行数も必ず1万歩は越えますが・・・
鎌倉に良く似合う、シットリとした趣に欠けますわ。
流石に鎌倉五山一位だけあって、規模が大きく立派でした。
二位の「円覚寺」は北鎌倉の駅前で良く行きますが、
建長寺は北鎌倉駅と、鎌倉駅の丁度中間点にあるため、
なかなか足を伸ばすには距離がありますね。
地理佐渡さんは上京の折には、こちら方面にもお越しとか・・・
鎌倉は一年を通して楽しめますのでお勧めですが
真夏だけは海水浴客が多く、避けたほうが賢明かと思います。
スケジュールを計画し実行していたのですが・・・
最近は行き当たりバッタリで「掛け声倒れ」に終わる事も多々あり・・・
一日一部屋をモットーに磨きをかけていますが、思うようにははかどりません
もうなるようにしかなりませんね。
我家からの富士山、春から夏はほとんど見えませんが
この季節はバッチリです。
ただ電信柱や家々の屋根が邪魔して風情は感じられません。
やはり箱根で見る真正面の富士山とは違いますね。
11月末に歩いた「鎌倉・天園ハイキングコース」
最終地点の「建長寺」も丁度紅葉の見頃でした。
この時期に訪ねたのは初めてでしたので、それなりの感激はありましたよ。
「がめついお寺」とハイカーからは言われているようですが・・・
パワフルなnaoさんは相変わらずお忙しいのでしょうね。
お宅からこのような富士山が見えるなんて本当に恵まれた環境ですね。
建長寺は昔、北鎌倉から歩いて行った思い出があります。この総門横のお店でお食事をしました。着付け教室の仲間皆で着物を着て「古都鎌倉」を楽しみました。
あの時買った「鎌倉彫の下駄」がまだ大事にとってありますよ。
たまに鎌倉。時々は鎌倉。
どういう訳か、都内をぶらつくより
出かけるとついつい横浜、鎌倉方面
へと足が向いてしまいます。
建長寺。しばらく行っていませんが、
特に紅葉の時期は経験無しです。
鎌倉の建長寺の紅葉もいいですね。天園コースも何回か歩いた事がありますけど、いつも、瑞泉寺に降りていました。
今年も残りわずか、今日は冬至・・・
若いころのように、一気には何も出来なくなりました。
「大掃除突入」まだまだお若くて、お元気ですね。いいお年をお迎えください。
山を歩き、自彊術やアクアエクササイズも長々とやっていましたから
腕もふくらはぎも太くてガッチリ型ですよ。
最近では後姿を見ると歳が感じられてガックリ来ます。
姿勢の良くなる秘訣は無いかしら・・・?
ダンスが良いと聞きますが、夫が嫌な顔をするんですよ
ハイキングコースを歩く人からもとる「建長寺」の拝観料、
みんな思う事は同じ様ですね。
お寺にも抗議のメールなどが行っているのでしょうけど・・・
武家の権威の象徴のようなお寺ですから、難しいのでしょうね。
大きく「ここを通る方は受付で拝観料を払ってください」と書かれていましたから
私は「方丈」に入ってお庭も見学し、「建長寺」をジックリと見させていただきました。
これだけのものを管理するにはお金も必要なのでしょうね。
「東慶寺」や「明月院」「瑞泉寺」などとは規模が違いました。
でも天園コースだけを歩く目的の人からもすべて徴収というのもおかしなものですね。
「瑞泉寺」はハイキングコースは入り口が別でしたが
「覚園寺」などはどうなっているのかしら?
「建長寺」も別にすればスッキリするのにと思いました。
この「天園ハイキングコース」を歩いた日は一人でしたので、私の写った画像はありません。
ですから星マークの瞳の写真は無しなんですよ。
スルーなんて出来なくなりました。
見応えのある写真で、瞼に残ります♪
何だか、↑コメントなさったお方も怒ってますね~(^_^;)
naoママさんは、少女みたいに小柄な方なんですね
天園コースを歩いて建長寺を出ようとしたら、
受付で呼び止められました。
出る時に「拝観料」がいるとのことでした。
ただ通過しただけで何も「拝観」していません。
少し「がめつい」お寺という印象しか残って
いません。
それからこのお寺には行っていません。
やはりお寺も神社も庶民に親しまれるもので
なければならないと思います。
京都などでも自由に入れるお寺のほうが風情を
感じます。
不快感を与えてはいけませんね。
モミジには逆光がよく似合います。
今回はnaoママさんの「輝いた瞳」の姿がなくて
残念でした。(笑)