花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

雪の河口湖・一泊旅行(3)

2015年02月07日 | 旅日記
立春が過ぎたというのにまだまだ寒い日が続いています。
まさに「春は名のみの・・・♪」で始まる早春賦の歌の通りですね。

河口湖「大石公園」(1月18日)

河口湖北岸の「河口湖自然生活館」に隣接する「大石公園」から望んだ富士山です


「逆さ富士」の隠れた名所で、特に冬の早朝、風がなく湖面が穏やかな日には
見事な逆さ富士が見えるようです。


私たちは10時過ぎまでホテルでのんびりしましたので
この公園に来たのは11時近くで・・・

湖にはさざ波もたち、逆さ富士は到底無理でした。


望遠レンズで富士山を観てみると、朝には強風で激しく舞っていた
ブリザードは収まっていました。


孫たちは雪にまみれて遊びに夢中・・・

ここは富士河口湖町初夏の名物イベント「河口湖ハーブフェスティバル」の大石会場としても有名で
6月中旬から7月中旬までは、雪をかぶっていない夏富士と、
じゅうたんのように植えられたラベンダーが一緒に楽しめて

7月には周辺でブルーベリー狩りも楽しめるようです詳しい情報はこちらです。


「自然生活館」でお茶していくことにしました。
私と息子はコーヒー、孫たちはブルーベリーソフトです。

デッキからは見事な風景が眺められます。


流石に世界遺産の「富士山」は人気のようで、
海外からのお客様、特に中国や東南アジアの方々の姿が目立ちました。

息子の仕事が溜まっているそうで、この日は早めに帰ることにします。
河口湖の旅の二日目の見学地はここだけとしました。

            


朝ごはんはホテルでたくさん食べたし・・・
(ご飯大好きな菜奈ちゃんは自分でよそって4杯もお代わりしていましたね)


このオーナーズホテルは去年の5月に新しくオープンしました。

去年の夏に主人と初めて泊まる予定だったのに、突然逝ってしまったので
代わりに息子と一緒に来て、その思いを果たしましたが・・・

実はそれだけではなく、今回私は現実的な手続きもありました。

関西の準大手ゼネコンが売り出した会員制のオーナーズホテルの会員権
軽井沢のビラの権利の一部を、バブルが始まった頃に父が義理で買いました。

母が車椅子になった今から15年以上前に「もう行けないからどうにかしてくれ」と言われ
私が継ぎました。

まぁ~ゴルフの会員権と同じような、バブル時代のあだ花で
売るに売れないシロモノになっていたわけです。

私がオーナーで主人がサブオーナー、この二人は全国にある数十軒の系列ホテルに
食事代だけで泊まれるのです(と言っても一人1万円前後)

月々の管理費、軽井沢町に払う固定資産税、そして修繕費積立金などを合計すれば
維持費は年に10万円は超えます。

息子が経費を半分持ってサブオーナーになっても良いような事を、最初は言っていましたが・・・
妻子はビジターですから、家族で利用したら結構高い宿泊料になります。

そして一番の決心のしどころは、主人の亡くなる3週間前に一緒に三泊過ごした
軽井沢のホテルに、私は辛くて到底足が向かないという事です。

TVで軽井沢の風景が流れただけでまだ涙があふれます
それで僅かな預かり金を受け取って脱退することに決めました。



そんなわけで、今回は権利書や印鑑証明などを持って諸々の手続きをしに行ったわけでもあります。
ホテルを去る時、支配人と担当の女性が見送ってくれましたが・・・

この30年近い間、両親や弟一家と皆で軽井沢や伊豆を利用した時の事や、
主人と2人であちこち泊まった日の事を思いだし、涙が出ました

このブログでも軽井沢に泊まって日本海までカニを食べに行ったり、
小布施や善光寺参りに行ったこと、はたまた志賀高原や草津白根山を歩いた事など
たくさん紹介しましたね。

一昨年は白川郷や五箇山見学の後、下呂温泉の会員制ホテルにも泊まりました。

こうして素晴らしい富士山を堪能した一泊二日の河口湖ドライブ旅行・・・
最後は河口湖インターから大月に出て、高尾から圏央道を走り
海老名で東名に入り、我が家近くのラーメン屋さんで昼食を済ませ帰宅しました。

圏央道~東名は主人と最後に走ったコースです。
海老名のサービスエリアで食事したことも、昨日の事のように覚えています。


           

寒い寒いとは言いながら、道端に菜の花が咲いて居ました。
春は三寒四温、顔をのぞかせたり隠れたりでやってくるようですね。


年賀状を頂いた方々に寒中見舞いで主人のことをお知らせしたら、
またまたお香典やらご丁寧なお手紙を頂き

私は礼状書きやお返しに追われていました。
まだまだ哀しみは引き戻され、吹っ切ることはできませんね。

ママ友から送られてきたニンジンジュース・・・新潟に住む高校時代の同級生から送られた甘エビ


皆さん、私の体を気遣ってくれているようです。

5日の積雪予報の日には鬱気味の私を心配して、ご近所仲間2人が我が家にお茶しにきてくれて
午後2時半から夕方の7時近くまで話は盛り上がりました。

友人たちに助けられています。ありがとう・・・




コメント (26)
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