花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

17年ぶりに参加した高校の「同窓会」

2011年06月18日 | 日常の日記

梅雨空の下、我が家のアジサイが咲きだしました。

今週はご近所仲間とランチをしながらお喋りを楽しんだりしましたが
もっぱら梅の実の漬け込みに精を出しました。

ホワイトリカーを加えての「梅酒」、味噌と合わせての「梅味噌ドレッシング」
そして梅ジュース・・・

畑では150個の玉ねぎの収穫です。
それらを駐車場の中に吊るしたりで大忙しでした。

雨の日には主人と温泉&マッサージ
私がで、夫は足のアキレス腱と、2人ともそれぞれに痛みを抱えています


1枚目のアジサイの画像はF11で写したもの
そしてこちらは絞りを開いてF5.6で撮りました。バックがよりボケましたね。

ちょっと被写界深度のお勉強をしてみましたが、なかなか理解できませんわ

さて、今月初めに新潟の中学時代の友人達と十日町の「当間高原リゾート」で
再会を楽しみましたが(このお話は前々回にUP済み)
実は私、10代後半にマタマタ父の転勤があり、高校2年から山口県のT高校に転入しました。

その高校時代の同窓会が、4月20日に「京都」で開催され、行ってきました。
あれからもう2ヶ月も経ってしまい、今更季節はずれの「サクラの画像」で
お恥ずかしい限りですがUP致します。

4月20日・「東寺」

「同窓会」の5日前まで九州旅行に行っていた私
新幹線や宿の手配は全部、町田に住む高校時代のクラスメートのMさんにお任せしました。

宿は京都駅前の「新みやこホテル」とのこと・・・
新幹線でお昼頃到着し、早速駅近くの「東寺」に行って見ました。

京都のラウンドマークタワーと言われる、国宝の「五重塔」が見事でした。


東寺は今から1200年前、平安遷都と共に建立されたお寺です。
唐で密教を学んできた弘法大師に託された真言密教の総本山だそうです。
詳しい事はこちらをご覧下さい。

4月とは言えとても寒い日でした。ランチはMさんと2人で京都駅で「竹の子御前」を・・・

その後、一旦ホテルに戻り、念入りに化粧直しをし
首にジャラジャラと、ネックレスを巻き付けてから
少々気張って「同窓会」の会場に向いました。

「京都・ホテルオークラ」で同窓会

瀬戸内海側に面した周南石油化学コンビナートの中心の街「S市」にある
山口県立T高校は1880年に旧制中学としてスタート・・・
実に創立130年を経てきているようです

我々S39年卒の高校16期生は、5年ごとに地元で「同期会」を開催しているのですが
今回は大阪支部が幹事となり京都で開かれました。

参加者は68名、私は17年前に開かれた卒業30周年の同窓会に参加して以来です。

校歌斉唱から始まりましたが、すっかり忘れている私!乾杯の後、しばらくは静かな懇談でしたが・・・
流石に一流ホテル!お料理も美味しい!、でも・・・お酒が入ると食べるより、お喋りが盛り上がります

あちこち忙しくグループごとに集まってパチリ!両手に古花!のお方も・・・

私はクラスメート以外はほとんど知らなくて「あなたはどなた?」状態です

卒業生(特に男子)の多くが首都圏や関西地区の大學に進学し就職するため、
東京と大阪に大々的な同窓会の支部があります。

東京支部の全体会は毎年行われているようですが、私は同期会以外は出席した事はありません。
その東京の同期会も、ここ10年はご無沙汰でしたが、これからは時々顔を出してみようかしら・・・

東大現役合格の憧れの君も、頭が良くて美人の誉れが高かったあの彼女も、
皆同じようにオジさん、オバさんになった・・・
いいえ孫が居る人が殆んどだから、皆ジッちゃん、バッちゃんになったてことですわね。

二次会はカラオケでした。
私たちが高校三年の時に流行った舟木一夫の「高校三年生」は、まさに我々の青春賛歌のような歌
この夜は皆で何回も歌いましたよ

そして最後は、地元の山口県から参加した親友のHちゃんも一緒のホテルの部屋で
女3人、午前4時過ぎまでお喋りでした。

私はたった2年しか通わなかったT高校ですが、彼女が居たからとても懐かしくて
「母校」と思える・・・

4月21日「仁和寺」へ

翌日は各グループで京都観光です。
私たちは東京での同期会で何度か顔を合わせている、同級生の男性陣3人と「仁和寺」を訪ねました。

今回の私の唯一の願いだった、丁度満開の「御室桜」が楽しめました


仁和寺は仁和4年(888)、字多天皇により完成された皇室ゆかりのお寺です。
ウキペディアによると、境内には八重咲きの御室桜が約200本あり、
樹高が低いのは、この地の岩盤が固く、深く根を張れないためだそうです。

「花(鼻)が低い」ということから「お多福桜」ともいわれ、
京都では、背が低くて鼻が低い女性のことを「御室の桜のような」と評することがあるという。
満開は例年4月20日過ぎと遅く、桜の名所の多い京都で季節の最後を飾る桜です。

重美の五重塔に桜が色どりを添えています。60代の同級生同士が並びます。

お坊様がお出ましになりお経を唱えながら勢ぞろい偶然、ありがたい場面に出くわしました。

文科系進学コースだった我がクラスは、男子が30名に女子が13名、
女子は皆マドンナで、仲が良く楽しいクラスでした。

私の場合、1年間通った新潟の高校が「旧制新潟女学校」だったので女子ばかり・・・
この山口県の男女共学のT高校では、それなりに心ときめいた思い出などもありますよ

6人で楽しく語らいながら歩き、仁和寺入り口の重要文化財「二王門」の写真を撮りそこないました

「竜安寺」

仁和寺から歩いて15分、「竜安寺」に向います。

快晴に恵まれ、木々の若葉が輝いて見えました。
私たちが机を並べていた頃の年代を想いますね。


ご存知「石庭」で有名な「竜安寺」は、禅宗が盛んだった室町幕府の管領、
守護大名で、応仁の乱の東軍総帥でもあった細川勝元が宝徳2年(1450年)に創建した禅寺です。


石庭は室町末期に作られたそうですが、作庭年代は不明で、作者・作庭意図もはっきりしていません。

木や草はいっさい用いず15個の石と白砂だけで形作られていて・・・
不要なものを省いた簡潔美の極致、禅の精神の表現ともいわれています。

エリザベス女王や哲学者サルトルが、この石庭を絶賛したことで、
海外で最も有名な日本庭園とされています。


丁度「シダレサクラ」が満開でした。


寺域内の鏡客池のまわりをめぐり景色を楽しみました。
藤原時代の姿を残す弁天島や鏡客池に映る桜や新緑が美しい


更に「金閣寺」まで行きたかったのですが、帰りの新幹線の時間を考え
「竜安寺」からバスに乗り京都駅まで戻りました。

6人で、駅のレストランで遅いランチとビールを味わいながら、名残を惜しみました。
女性軍3人が頼んだのは京都名物の「湯葉定食」です。

幾ら気どっても、睡眠時間2時間足らずでは目の下にクマが出来、
お歳が隠せない年齢になりましたが、気持ちは高校時代に戻ってとても楽しい2日間でした
思い切って行って良かったと思っています。

京都二日間の長い記事にお付き合い下さった方々、ありがとうございます

そして今回の同窓会の幹事さん、お疲れ様でした。
大変お世話になり感謝しております。




コメント (20)
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