即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

祝!LPSA設立一周年

2008年05月22日 23時12分47秒 | 将棋
久々にLPSAのこと。

今日、総会があったようで、早いもので設立一周年ですか。
北尾新任理事ですね。がんばってください!)

いろいろあったあの頃。
思い出しますねえ。

あんなこと
もあったし、こんなこともあった。

そして、やっとのことで独立し、組織を作り、ここまで手作りでやってきたわけですね。

次から次へと、イベント目白押し。よくこれだけ趣向を凝らした企画を実施できるものです。
本当に頭が下がります。

つい最近のものだけでも、こんなに。

「イベント」
・3/20(祝) 企業将棋部&女流棋士「第1回ペア将棋選手権」
・4/6(日) 第2回小学生女流将棋名人戦・四国ブロック予選
・4/20(日) 横須賀将棋イベントat浄土寺
・4/29(祝) 1dayトーナメント・柳月カップ 中井六段優勝
・5/4(祝) 姫路菓子博・将棋イベント(多面指し&公開対局)
・5/25(日) 1dayトーナメント「さつきカップ」初の団体戦!
・6/8(日) 宇都宮とちのきカップ・女流棋士トーナメント

「スクール・普及関連」
・LPSA Girl's Shogi Project 中井塾
・"キッズスクール"
・"Monday Lesson"
・"新宿ウェルナードスクール" 教室
・教室"水曜サークル" "金曜サロン"

そして、ファンクラブ運営から日めくりカレンダー、DVDなどのMDまで、活動は幅広いです。

決まった仲間内の棋士だけで対戦しても、マンネリになりがちな1dayなどのイベントも、アマチュアとペアマッチ、とか、団体戦とか、本当によく工夫してますね。
今後の若い世代の発掘というのが課題のひとつであるわけだけど、LPSAアシスタントインストラクター「アイリス」という組織もできたようです。

中倉姉妹のブログでは、待望の新棋戦の情報が出ています。
「NTTル・パルク杯 第一回天河戦」
優勝賞金は100万円。予選ブロックは12月からスタートします。
棋戦に先立ち、7月から「LPSA将棋ツアー2008」も始まります!
神戸、札幌、名古屋、東京 にてイベントを開催します。

ですって。
ほんと、次から次へと、新たな仕掛け満載です。

連盟女流棋士会と比べて、圧倒的に企画力、実行力、違います。

米長会長もかなり頭が痛い存在のような発言をしています。
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「女流棋士に愛の手を」
彼女達は桜前線と称して箱根に、関宿にとイベントを行いました。PR不足やファンへの対応もイマイチどころかイマジュウです。赤字にはなる、人の集まりも少ない、サービスもどうか。等々反省すべき点は多いです。これらを点検し、次には失敗しないように全員が力を合わせて前進する。心無い人々が、箱根での集客の少なさをブログで書いたりしています
 女流棋士会を応援して下さる方をこれから募集します。応援してやって下さい。
 全国の支部会員の皆様、総力をあげて彼女等に暖かい支援をお願いします。「私はあなたを好きです」と言ってくださるだけでも良いのです。

 日本将棋連盟がついているからとか、米長会長がついているから等々は関係ありません。私は見守るだけですし、何よりも応援して下さる男性が余りにも少ないのが現状です。
 あなたも女流棋士会のファンになってね。
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ほんの一部の人しか、がんばってない。パワーがない。求心力のあるリーダーがいない。自分事として考えられてない。

はっきり言って意気込みが違います。

危機感とか、もう後へは引けないという気合がまるで違う。

連盟という大きな庇護の下で、まあぼちぼちできることだけやっていこうか、という人たちと、LPSAの人たちは、多分意識が全く違う。

その意識改革ができないと、LPSAとの差はどんどん広がるはず。
時間が経てば経つほどLPSAの一人一人は、いろんな苦労や体験を踏まえ、すごい勢いで成長する。
そこでまた差がつく。

(LPSAは)大変だろうけど、自由に発想して、どんどん実行して、面白そうだなあ、って思っている人は結構いるはず。

意識の高い人は、できるだけ早く移籍した方が、と思うけど、まあ、そんなことをしたらどんなことが待っているのか、想像したくない。

「切磋琢磨」ということが真の意味で行われていればまだしも、
今、客観的に見ると、圧倒的にLPSAが序盤で作戦勝ちの局面。

これから、どういう作戦をたて、巻き返しを図っていけるのかどうか。

まあ、女流棋士会もがんばってほしいのではあるけれど、

一周年を迎えたLPSAの更なる発展に対して、さらに大きな期待をかけています。

僕らの期待をある意味裏切るような、定石外の奇手、新手、をどんどん連発してください。
将棋の楽しさや魅力をどんどん広めていってください。

今までこれだけフル稼働で活動したところで、経営的に言ったらまだまだのはずだと思います。

経営基盤を固める事も含め、今後のLPSAの飛躍、発展が、
将棋というものの新しいイメージを作っていくことになるはずです。

さらに結束して、知恵や汗を出し合って、皆で楽しみながら、どんどん大きくなっていってください。
応援しています。
コメント (7)
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かんな・ん辛苦

2008年05月22日 00時07分06秒 | 将棋
鈴木環那女流初段、中戸賞奨励賞を受賞です。

鈴木環那女流初段が女流王将戦において抜群の活躍をした女流棋士を表彰する「中戸賞奨励賞」を受賞することになりました。

とのこと。ほんと、最近の目覚しい活躍ぶり、多分ホンモノでしょう。

この先、本当にタイトル戦に登場し(今やっている女流王将戦、惜しかったです!)、有望な若手の中から、一歩突き抜けていくのか。

かんなちゃん、と言えば、こてくんさんのブログ。お宝写真満載です。

マイナビ女子オープン準決勝の片上五段観戦記で、彼女の性格、人柄、滲み出ています。

矢内さんのあの一言で、すごい悔しがり方をした囲碁将棋ジャーナル。

そして、ハチワンダイバーで安田美沙子を指導。ミニスカ対局!

その記事での「環那の事情さん」のコメント
「ハチワンダイバーは青春将棋ドラマとかで話題です。
将棋知らないタレント使うならば鈴木環那女流初段を抜擢すればよいのにねぇ。」

最近の本業での活躍だけでなく、いろんな意味で注目を集めています。
聞き手としての才能、天性の明るさ・社交性、片上五段も指摘した類まれなサービス精神。
師匠の原田泰夫九段から受け継いだのであろう、礼儀作法とか人に対する気配り、そして普及への情熱。

そういう意味での存在感は極めて大きいです。

里見さんがいまいちグイグイ行かないで足踏みしている今、甲斐さんもがんばってはいるけど、
女流棋界をさらに活性化するためには、彼女の活躍が大きなポイントです。

棋界のアイドルタレント部門。
ビーチバレーをこれだけメジャーにした浅尾美和路線か。

まあ仮にそういう方向で行くのだとしても、やはり基本は実力ありきでしょう。
あの、囲碁将棋ジャーナルで見せた、相当に負けず嫌いの一面。

かんな(多感な)二十一歳のこの時期に、どんどん伸びる可能性に溢れた今の時期に、持ちじかんなくなるまで、しっかり勉強して欲しいです。

信じられない(アイカンナットビリーブ)くらいに将棋を好きになることと、それを基本にした生活のリズムができていけば、タイトルも夢ではない。
かんならず、その日は来る。

かんなちゃん、
かんなん(艱難)辛苦を乗り越えて、一流棋士になってほしいです。

あーあ、お笑いの方に任せておけばいいものを、
アカデミックな僕としたことが、
高度なオヤジギャグ連発・・・・・。

こりゃ、いかんなぁぁぁ・・・・・・。
コメント (4)
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