即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

初の反則負け

2008年05月12日 21時26分24秒 | 将棋
マウス操作ミスる、羽生が時間切れ敗北…ネット将棋(読売新聞) - goo ニュース

将棋SNSの英さんの日記、引用させてもらいます。
それにしても、TVのニュースになった、っていうのは画期的です。
羽生二冠としてはやりきれない気持ちかもしれませんが、名人戦の結果もTVのニュースにはならないでしょうから、これはすごいことです。(ヤフーニュースも)
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大和証券杯最強戦の羽生二冠の時間切れ負けが、テレビ朝日の夕方のニュースでも報道されました。
 やはり、羽生二冠のネームバリューはすごいですね。『時間切れの反則負け』とタイトルが出ていましたが、単に時間切れ負けでもいいと思うのですが、「反則負け」と表現した方がインパクトがあるからなのでしょう。
 経緯はしっかり取材して、ほぼ正確に報じられていました。ただ、イメージで使われた将棋盤と駒が滅茶苦茶安物だったのは、残念でした。
 「将棋は天才だけど、パソコンはダメなんだ」と世間に思われるのが癪ですが、これも愛嬌と思えばいいでしょう。

 システムの不備(持ち時間が切れたら、オートで着手確認は解除すべき)という指摘が、竜王ブログのコメント欄で指摘されています。
 歴史が浅いので、いろいろな齟齬が出てきそうですが、時間切れや通信障害やクリックミスによる落手などで、せっかくの将棋が壊れてしまうのはもったいないです。救済措置とか、事故防止システムの確立が必要でしょう。
 一番の理想は、チップが埋め込まれた盤駒を開発されることですね。
 システム的な改良が難しいのなら、持ち時間を長くするか、秒読みを1分(せめて40秒)にして、将棋の内容も質の高いものが望まれます。少なくとも、前回は内容的にも物足りないものが多いと感じました。

 それにしても、持ち時間9時間の激闘のあと2日後、短時間の通信将棋で時間切れ負けとは皮肉なものですね。 --------------------------------------------
確かに勝者の渡辺竜王は、こう語っています。

「後味の悪い終わり方になってしまいましたが、ネット公式戦はまだ歴史が浅いですし、失敗を糧に改善されていくものと温かく見守っていただければと思います。

時間切れ、1回目はセーフにするシステムを作るとか、何かしらの対策が必要かもしれませんね。」

羽生2冠は、昨年、この棋戦で、3回対局していますし、慣れてなかったということが原因というわけではないでしょう。

原因はこんなことではないかと、勝手に想像します。

1)名人戦の疲れ。

2)相手が若くてネットの達人(というイメージ)、渡辺竜王ということでのコンプレックスというか、気負い。(意識しすぎ)

3)ネット対局という事での緊張感や臨場感の不足。
(対面とは違う、PCとのクローズドな空間、ということが、余計に名人戦の疲れを露呈させる要因。)

こんな理由は、普通すぎて、羽生二冠には通用しないのでは、という意見もあるかと思います。

あと、「対局と無関係の画面が開き、それを消さなきゃと焦っているうちに時間がなくなってしまった」という偶然性ももちろんあるとは思う。

ついてない。

なんとなくの勘だけど、
これでますます今回の名人戦に対する羽生挑戦者の運が良くなった気がするのは僕だけだろうか。
コメント (3)
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