波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

電通自殺 母の手記

2016年12月25日 | 新聞感想

出し(12/25朝日1面)にある『電通過労』は間違っている。「電通人権侵害」だろう。長時間労働の根源が問題なのだ。職場の『いじめ』が断罪されるべきなのだ。人権侵害を「過労」にすり替えられては堪らない。被害者にも一片の責任があるというのか。

い出す。2年前に読んだ永井龍男著「この人 吉田秀雄」(文春文庫)。高校時代の教科書にあった「くるみ割り」の作者のこと。その後、短編小説をの時々読んでいた。少し前、「鬼十則」を褒め称え、非人間的な経営哲学をヒューマンドラマ」風に仕立てる不可思議な小説(元々が電通創立70周年記念)に唖然とした。

の手記は、電通の誰も告発せず、社会に訴え、自分を責める。朝から、子どもの命を救えなかった親の心をずうっと考えていた。年賀状書き終わる、今年最後の日曜日。

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