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映画「サバービコン仮面を被った街」人種差別とミステリアスな殺人事件

2019-07-18 15:52:59 | 映画

            

 日本でもよく見る新興住宅地。全米各地からやってきた中間所得層、広い庭と瀟洒な建物。この6万人の街は、学校、消防署、警察署、ショッピングモール、病院、教会などがあり騒音と渋滞に無縁な環境なのだ。

 ところが、財務部長をしているガードナー(マット・デイモン)の家に夜、強盗が入った。ガードナー一家は、ガードナー本人、交通事故で車いすの妻ローズと双子のローズの姉マーガレット(ジュリアン・ムーアが二役)、息子ニッキー(ノア・ジュープ)たちが椅子に縛られる。強盗には無縁ではなかった。

 二人組の男たちは、クロロホルムで順に失神させていく。ローズには失神している上になおクロロホルムを大量に吸わせる。(この場面ちょっと変だなと思った)搬送された病院でローズだけが過剰の吸引で死亡した。

 ちょうど同じころ、隣家に引っ越しをしてきた黒人一家に街の白人が嫌がらせをする。憧れの平和な街も、もはや人種差別や犯罪からは無縁でなくなった。これはアメリカ合衆国自身の変わり果てた現実と言っているようなのだ。

 強盗事件の顛末については、ミステリアスで楽しめる。批評家の平均10点満点中4.9点は、あまりよくない。2017年制作 劇場公開2018年5月

        
        

監督
ジョージ・クルーニ1961年5月ケンタッキー州レキシントン生まれ。

脚本
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン、ジョージ・クルーニ、グラント・ヘスロヴ 

キャスト
マット・デイモン1970年10月マサチュウーセッツ州ケンブリッジ生まれ。

ジュリアン・ムーア1960年12月ノース・キャロライナ州生まれ。

ノア・ジュープ2005年2月イギリス生まれ。

 


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