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航空科学博物館と日本寺という奇妙な取り合わせ

2014-10-04 20:55:49 | 見て歩き

 千葉県多古町にある日本寺(にほんじ)が本来の目的地ではあるが、行程の途中に航空科学博物館があるため覗いてみた。

 博物館は成田空港の南側に位置していて離陸する旅客機が見える。ただ、離陸地点がかなり先のため博物館からは、着陸装置の脚が格納された状態を見ることになる。

 この日は、小雨がぱらつく雲の多い天気で上昇する旅客機がすぐに雲間に消えていく。離着陸を見るには、やはり晴天に限るようだ。
 成田空港周辺には4ヶ所ほど離着陸のビューポイントがあるようで後日そちらには行くことにする。

 博物館の駐車場には車が2台とバイクが1台停まっているだけだった。平日は閑散としているのだろうか。時刻は午前11時ごろだが。入館料500円を支払う。

 大型の航空機の模型や装置類、部品類が展示されている。その中で特に気を引いたのがボーイング747の胴体の断面と零式艦上戦闘機21型のコックピットだった。

 ボーイング747は3階構造になっていて高さ8m強、幅6,5mとなっている。胴体の鉄板そのものは薄っぺらなもので、全体の構造が強度を保っているのだろう。

 一方ゼロ戦の方は、コックピット実物が展示してあり、狭く座り心地のよくないシートに揺られながら、片道のガソリンだけの特攻という自爆攻撃にやるせない気持ちで一杯になる。当時の軍部は、気が狂っていたとしか思えない。

 この博物館には、ジェット旅客機の操縦シュミレーションもあって、時間をかけてみると面白いだろう。

 3階にあるレストランでハンバーグ・ランチを食べたが美味しかった。ライスがついていて、これも美味しかった。推測だが多古米ではないだろうか。空港に隣接する多古町は、多古米で有名。
   
   
   
   
   

 日蓮宗の日本寺は県道74号線沿いにある。日本寺には中村壇林(学校)があって学僧の学舎として小西壇林、飯高壇林とともに関東三壇林と称され、廃壇までの270余年の歴史がある。
   
   
   
   
   
      
   

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